M1000まとめサイト
MacでBluetoothモデムとしてM1000を使う
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匿名ユーザー
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FOMAパケット接続用のモデムスクリプトの入手
- NTT DoCoMo FOMA P2401などの既存のモデムスクリプトはMotorolaの端末では互換性がないので動作しない。
- メーカーからは配布がないが3G用の汎用モデムスクリプトが使える。
http://www.taniwha.org.uk/
上記のサイトから3G用モデムスクリプトをダウンロード
Scripts for Motorola 3G phones (17kB): Motorola 3G Scripts
「Motorola 3G CID1」か「Motorola 3G CID2」または両方を
/Library/Modem Scripts フォルダに入れ、リブートまたはログインし直す。 - システム環境設定>ネットワークでBluetooth項目を表示。
- PPP タブ
- サービスプロバイダ:mopera U(Mac内での名称、何でもいい)
- アカウント:(mopera Uのアカウント)
- パスワード:(mopera Uのパスワード)
- 電話番号:mopera.net(*99***3#とかは入れない)
- Bluetoothモデム タブ
- モデム:Motorola 3G CID1(または Motorola 3G CID2)
- 各種チェックは全部[レ]
- なおこのモデムスクリプトはFOMA64Kデータ通信(回線交換)では使えない。
- PPP タブ
- これでとりあえず下り実測230Kbps程度を確保できた。
(2005.07.12 by T.T)
CID3使用モデムスクリプト
- CID3を使用するモデムスクリプトの作成のための変更箇所。
- 上記のパケット通信用モデムスクリプトは「電話番号」の欄を「APN」の指定用に転用している。従ってCID指定用の特番「*99***3#」などが使えないが、それぞれのスクリプトで
Motorola 3G CID1 = *99***1#(CID1を使用)
Motorola 3G CID2 = *99***2#(CID2を使用)
と決め打ちされている。そのためM1000をMac以外と使用する場合など登録したはずのAPNが変わっている可能性がある。 - DoCoMoでは今後の端末には
moperaのAPN(mopera.ne.jp)をCID1
mopera UのAPN(mopera.net)をCID3
に登録する方針なのでmopera UはCID3を使用した方が無難と思われる。 - そのためには「Motorola 3G CID3」相当品のモデムスクリプトを作成する必要がある。
- 「Motorola 3G CID1」をコピーして「Motorola 3G CID3」と名前を変更して編集。
- 最初の方で
note "Motorola 3G CID1" 1
とあるのを
note "Motorola 3G CID3" 1
に書き換える(ログに記録されるスクリプト名) - すぐ下にある「Check APN」の
ifstr 1 110 "*99***1#"
はそのまま変更しないように保持 - @LABEL 6の後半
!
! Set APN using +CGDCONT=1,"IP","<APN>"
!
write "AT+CGDCONT=1,¥34IP¥34,¥34^1¥34¥13"
jump 8
を
!
! Set APN using +CGDCONT=3,"IP","<APN>"
!
write "AT+CGDCONT=3,¥34IP¥34,¥34^1¥34¥13"
jump 8
に書き換える - @LABEL 20
!
!
flush
pause 5
note "Making 3G network connection" 3
write "ATD*99***1#¥13"
を
@LABEL 20
!
!
flush
pause 5
note "Making 3G network connection" 3
write "ATD*99***3#¥13"
に書き換える - 以上の変更をして保存する。テキストエディットなどで編集していたら一回.txt付きで保存してから「情報を見る」で.txtを削除する。
- WindowsでもMacでも混在してM1000を使用(パケット通信用で)する人、また他のプロバイダAPNも使用する人はCIDの管理(使い分け)が重要だと思われるので、このモデムスクリプトを作った方がいいでしょう。
- ファイル形式がテキストファイル形式になっても問題なく使えます。(.txtファイルでもOS Xでは動作)
- 最初の方で
(2005.07.16 by T.T)
(Uじゃない)mopera用専用モデムスクリプト
- mopera Uや大抵のプロバイダではPDPタイプが「IP」だが、(Uじゃない)moperaはPDPタイプが「PPP」。従って上記の「Motorola 3G CID1」などをそのまま使っても接続エラーに(認証までは通るがIPアドレスなどが割り振られずタイムアウト)になる。
- このエラーはPDPタイプの部分だけ書き換えれば直る。
- 「Motorola 3G CID1」をコピーして「Motorola 3G CID1 mopera」などと名前を変更して編集。
- @LABEL 6の後半
!
! Set APN using +CGDCONT=1,"IP","<APN>"
!
write "AT+CGDCONT=1,¥34IP¥34,¥34^1¥34¥13"
jump 8
を
!
! Set APN using +CGDCONT=1,"PPP","<APN>"
!
write "AT+CGDCONT=1,¥34PPP¥34,¥34^1¥34¥13"
jump 8
に書き換える - 以上の変更をして保存する。テキストエディットなどで編集していたら一回.txt付きで保存してから「情報を見る」で.txtを削除する。
- もちろんこのモデムスクリプトは mopera U などのPDPタイプが「IP」のAPNに使うとエラーになるので別ファイルにして使い分けるようにする。
- @LABEL 6の後半
FOMA64Kデータ通信(回線交換)用モデムスクリプト
- Mac用のFOMA64Kデータ通信(回線交換)に暫定対応のモデムスクリプト。
http://www.taniwha.org.uk/
上記サイトの Scripts for Motorola GSM phones with internal modems (36kB): Motorola Scripts「Motorola GSM V.110 14.4k」をベースに編集。 - コピーしてファイル名を「Motorola FOMA64K」に変更
- @LABEL 1
!
! Set serial port speed 19200 (14400 not supported), all interface signals off
!
serreset 19200, 0, 8, 1
を
@LABEL 1
!
! Set serial port speed 230400, all interface signals off
!
serreset 230400, 0, 8, 1
に書き換え(シリアルポートの速度制限を230.4kに) - @LABEL 6
の
write "AT+CBST=75,0,1\13"
を
write "AT+CBST=116,1,0\13"
に書き換え(ベアラをGSM回線交換からFOMA64K同期回線交換に変更)
- @LABEL 1
- こちらは普通にダイアルアップの設定をすれば良い。
- APはISDN64K対応ならばどこのプロバイダでも使用可能。
- これでとりあえずISDN APに接続し下り実測57Kbps程度を確保できました。
- なおリザルトコードが対応していないのでコネクション速度表示が出ません。
- M1000のATコマンド一覧は取扱説明書の493頁以降を参照。
(2005.07.13 by T.T)
- ファームアップしたら、いままでできていたbluetooth接続が
できなくなっておりました。(3G CID1,2,3)
ファームアップで何かモデムの設定がかわったのでしょうか。
皆さんはどうですか? -- CC (2005-08-19 16:14:37) - バージョン:REL_62.24.00J で3G CID1,2,3共に正常に動いています。 -- T.T (2005-08-22 19:08:17)
- REL_62.30.00J+PG/10.3.9、Mopera経由(3H CID1改)で接続できました。
2chを探したところ、ダミーでUID/PASSに適当な文字を入れるだけの事で、試したところ問題なく接続しました。
遅まきながら、Tipとして残しておきたかったのでコメントさせていただきました。 -- M専Mac使い (2005-11-16 15:55:53)