苦労しました。素直に1パーティションでやっときゃよかったかも。
まだVMWareでDドライブを認識できていないのですが、ここまでの奮闘記をひとまず書いておきます。
条件の整理
まず、BootCampでWindowsを起動するためには、MBR上の先頭から4つまでのパーティションの中で、一番最後のパーティションじゃないといけない、そうです。
で、GUIDテーブルで1パーティションで1パーティション使います。
なので、例えばMac用、win用、共有データ置き場と3つのパーティションが要るなら
- GUIDテーブル
- Mac用パーティション
- 共有データ置き場パーティション
- win用パーティション
という構成にしないといけないですし、Mac, winそれぞれにデータ用とOS用のパーティションが要るなら
- GUIDテーブル
- Mac用パーティション
- winデータ用パーティション
- winOS用パーティション
- Macデータ用パーティション のようにしないと行けません。
普通にBootCampでMac, Winの2パーティション構成の場合は
- GUIDテーブル
- Mac用パーティション
- win用パーティション てなりますね。
ここまでは認識してました。で、BootCampで分割した後、winのインストーラのパーティション切るところでこの構成を作ってたんですが、
そうすると必ず失敗します。
なんか128MBずつの隙間があるように見えるんですが、この隙間、実はGUIDとMBRを共存させるために必要なエリアなんですね。こいつを残しとかなきゃいけない。
で、
パーティションの切り方
多分ブートセクタを正しく作るためにはBootCampで切らないとだめっぽいんですが、こいつは2パーティション構成しか作れません。
で、パーティションをいっぱい作ろうと思うとディスクユーティリティなんですが、ディスクユーティリティで作ったパーティションはブートできないっぽいです。
何回かディスクユーティリティで切ったパーティションにwinを入れてみたけどうまくいきませんでした。
じゃあどうするか。両方使ってなんとかしました。
まず、1パーティションにMacOS Xが入った状態でBootCampアシスタントを立ち上げてwinを入れるパーティションを切ります。
で、次にBootCampアシスタントが立ち上がったままでディスクユーティリティを使ってさらにOsXの入ったパーティションを分割し、共有用のパーティションを切ります。
これで、
- GUIDテーブル
- Mac用パーティション
- 共有データ置き場パーティション
- *win用パーティション*
の構成ができました。後はwinのインストーラCDを入れて、BootCampのインストールボタンを押してインストールします。
アクティベーション
こいつがうざいです。確かパッケージ版だと2回まで受け付けてくれるんですが、追加ライセンスだと1回なんで、BootCampでライセンス認証を行った後VMWareでライセンス認証を行う際に電話認証が居る…
まぁ、それはめんどくさいだけです。「同じコンピュータにインストールし直し」します、と答えれば自動音声で確認コードがもらえるはずです。
今回はインストールし直しじゃないから、と「それ以外」を選択したのでオペレータとのやり取りがさらに数分続いてしまいましたが…
めんどくさいのはいいとして、注意点が1つ。BootCampについてるドライバ群や、VMWare toolsを入れて、最新に更新するまではアクティベーションをしない事!
いろいろとハードウェアが認識されて別マシンとご認識され、アクティベーションを何度も行った結果自動アクティベーションが通らなくなっちゃいます。
まぁ、オペレータと話してのアクティベーションはできるんですけど、手間が半端無いです…
ちなみに、BootCampパーティションを参照してVMWareで起動する分には1ライセンスでかまいませんが、仮想マシンを別途つくって仮想ディスクに入れる場合は2ライセンス必要らしいです。