【2001? > 07? > 07 広島県世羅町一家四人心中事件】

【2001/07/07 広島県世羅町一家四人心中事件】
(事件性はなしとのことになったようです)

http://hobby2.2ch.net/occult/kako/1031/10314/1031403271.html

02/09/07 21:54
去年6月、広島県世羅町の会社員の一家4人が行方不明になっていましたが
7日、同じ町のダムの底から車に乗った4人の遺体が見つかり、警察で身元の確認を
急いでいます。
遺体が見つかったのは広島県世羅町の「京丸ダム」で7日午後1時頃、
通行人が水かさの少なくなったダムの底で車を発見。車内から男女4人の遺体が
見つかり、車は一家3人と共に行方不明になった山上政弘さんのものと
わかりました。
山上さん一家は去年6月、自宅から突然姿を消しましたが、家は荒された形跡がなく、
電子レンジの中に朝食があるなど不自然な点が残されていました。
警察では遺体の身元確認を急いでいます。

http://curry.2ch.net/occult/kako/1017/10179/1017923600.html
785 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/04/04 23:58
週刊現代 2001.7.7 広島発ミステリー 両親・祖母そして愛犬も消えた
26歳美人教師一家4人が神隠しにあった

「いやー、ホントにミステリーです。キツネにつままれたようで、
何が何やらさっぱりわからんのです。鞄や携帯電話もみんな置いた
ままで、裸足同然で出て行ってるわけですから。それも、一家全員ですよ」
 広島県世羅郡世羅町の松山理人町長は、困惑しきった表情でこう語った。
 岡山県との県境に近い山あいの町で、奇怪な事件が起こった。
小学校教師の山上千枝さん(26歳)の一家4人と愛犬1匹が、
忽然と姿を消したのである。千枝さんの父親で、建設会社勤務の政弘さん(58歳)と、
母親の順子さん(51歳)、祖母の三枝さん(79歳)、それにシーズー犬のレオが、
6月21日現在、2週間以上も杳として行方がわからないのだ。
 異変が発覚したのは6月4日のこと。母親の順子さんは、その日、勤めている
採石会社の社員旅行で、中国・大連に向けて出発することになっていた。
ところが、約束の正午になっても、集合場所だった勤務先に姿を見せない。
しびれを切らした同僚が、正午過ぎに山上家を訪れてみたところ、
母屋に離れと蔵を備えた荘厳な雰囲気の旧家は、ものの見事にもぬけのからに
なっていた。

 4日朝5時ごろに、新聞配達員が訪れたときには、正弘さんの車がなく、
すでに家中に人の気配もなかったという。
 一方、千枝さんの勤務先は、世羅町から約30km離れた、瀬戸内海沿いにある
同県竹原市の市立竹原小学校である。彼女は、同市内のアパートで一人暮らしを
している。同小は4日は振り替え休日だったが、その日のうちに千枝さん一家が
失踪したという連絡が、警察から校長に入った。
翌5日から、千枝さんの初めての無断欠勤が続いている。

 一家の中で、最期まで消息が判明しているのは千枝さんである。
3日は竹原小学校の日曜参観で、担任をしている1年生のクラスで図工の授業を
行ったあと、午後3時ごろまで、PTAの球技大会に参加した。
その後、竹原市内の飲食店で行われた、PTAの親睦会にも出席している。

786 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/04/05 00:00
パジャマ姿、サンダル履きでの失踪
会は午後9時半ごろ終了して、千枝さんは、自分の車で同僚の教師を
自宅まで送り届けた。その途中、車の中から彼女は。実家の順子さんに
電話をしている。そのやりとりは、こんな調子だったという。

千枝さん「もしもし、お母さん? 化粧品を忘れたから、今から取りに帰るから」
順子さん「そんなん送ってあげるよ」
千枝さん「もうそっちに行く途中やからいい」
順子さん「それなら、気をつけて帰ってきなさいよ」

 こうした会話のあと、千枝さんは同僚の教師と別れて、実家に帰った。
近所の人の証言では、午後10時50分ごろ、「バタン」という車のドアが閉まる音が
したという。そのとき千枝さんが帰宅したのか、正弘さんの車に一家が
乗り込んだのか、真相は藪の中だ。
順子さんの親族から家出人捜索願を受けた広島県警甲山署は、
この奇妙な事件のために異例の大捜査網を敷いた。
「機動隊やヘリコプターを動員して、一日50人近い捜索隊が、地元の林道や
ため池などをしらみつぶしに捜しています。ところが、何のめぼしい情報も
ないんです」(甲山署次長兼警務課長・森江智俊氏)
 一家の失踪というと、思い起こされるのは、オウム真理教による
坂本弁護士一家の殺人、死体遺棄事件の悪夢だ。むろん、警察も徹底的に
捜査中である。
「順子さんのバッグには、旅行代金15万円が入ったまま残されており、
一家の定期貯金も手つかずのままです。順子さんと千枝さんの携帯電話と
免許証、政弘さんのポケベルも置いたままでした。普段着は畳んであり、
パジャマが見当たらなかった。布団のシーツは乱れていないので、
就寝前にパジャマ姿で出かけたとみられます。
母屋の台所と廊下の電灯がついたままで、レンジで温めれば食べられるように
朝食の準備もしてありました。しかし、玄関の鍵はちゃんと締めてあり、
家の内外で争った形跡もなく、血液反応もないんです。
やはり何らかの理由で、一家で突然蒸発したのだと思われるのですが…」
(捜査関係者)

788 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/04/05 00:01
それにしても奇怪な点が多い。玄関からは、4人分のサンダルがなくなっていた。
ということは、パジャマ姿のまま、サンダル履きでの失踪ということになる。
しかも、犬まで連れて、である。そこまで追い詰められていたとすれば、
考えられるのは、金銭的トラブルなどによる“夜逃げ”だ。
しかし、政弘さんの親族はこう証言する。
「あそこは、お金にはまるで困っていない家じゃがの。堅実を絵に描いたような
暮らしぶりで、政弘にも順子さんにも、浮いた話一つない。
順子さんは茶道や華道が趣味じゃったし、一家揃って常識を持ったいい人たち
じゃった。家族仲もよかったけん、誰かに恨みを買うようなことは考えられんのじゃ。
まるで“神隠し”じゃのう」

自宅前の山に“神隠し”伝説
 千枝さんは、20歳のときに「FS(フルーティ世羅)コンパニオン」という、
世羅町のキャンペーンガールに選ばれている。目鼻立ちのはっきりとした美人で、
町のアイドル的存在だった。職場での評判も申し分ない。
竹原小学校の本岡勝秋校長がいう。

「4日に警察から連絡をもらいましたが、信じられませんでした。
5日にはいつもより早く登校して、山上先生を待ってましたが、
5分待っても10分待っても、とうとう来なかった。山上先生は
'99年4月に赴任してこられました。生徒からも保護者からも
慕われていましたね。とにかく元気がよくて、明るい先生です。
音楽が得意で、ピアノを弾かせても、タクトを持たせて指揮をさせても上手でした。
実家には、生徒たちから徴収する学級費を入れた袋と、保護者との連絡帳が
残されていたそうです。こんなことがあるんでしょうか」

 保護者の一人も言う。
「パッと見ると、高校生かと見間違えるぐらい若々しくてかわいかったなあ。
父親たちのアイドルでしたよ。父兄参観や保護者会で、彼女目当ての
父親の出席率がえらく高いと評判だったんです。父兄との懇談会でも
付き合いがよく、カラオケでは『モーニング娘。』をよく歌って、
オヤジたちを喜ばせてましたよ」

789 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/04/05 00:01
 彼女には将来を約束した男性がいたという。
「大学のときに教育実習で知り合い、両親も公認していました。あと2年したら
結婚しようという話にまでなっていたようです。その彼も何が原因なのかわからず、
山上さんの実家で、うなだれていましたよ」(千枝さんの友人)

 地元では、
「祈祷師に頼んだら『南東を探せ』と言われたらしい」
「UFOに連れ去られたんじゃないか」

 などといった“怪説”がささやかれている。それほど手がかりが皆無なのだ。

 実は、世羅町には、“神隠し”の伝説がある。それも、山上家の
目の前にあり、かつて同家が所有していた大将神山を舞台にしたも
のなのだ。言い伝えでは、江戸時代中期に、長者の家でこき使われ
ていたお夏という使用人の若い女性が、草刈りに山に入ったっきり、
いなくなった。村人が総出で山狩りをしたが、ついに発見できなか
ったという。
なにやら因縁めいた話ではあるが、誰からも愛されていた山上さん
一家が、一日も早く無事に帰宅することを祈るばかりである。

週刊現代 2001.7.7

最終更新:2005年07月05日 03:38
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。