『ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん』はドラゴンマガジン誌に掲載されたSW2.0初のリプレイ作品。
執筆:藤澤さなえ/グループSNE
GM :田中公侍(ソード・ワールド2.0システムデザイナー)
ソード・ワールドシリーズとしては初めて、PLが執筆を務めたPL視点リプレイであるが、全6回(書下ろしを含め、全3巻)完結となった。
執筆:藤澤さなえ/グループSNE
GM :田中公侍(ソード・ワールド2.0システムデザイナー)
ソード・ワールドシリーズとしては初めて、PLが執筆を務めたPL視点リプレイであるが、全6回(書下ろしを含め、全3巻)完結となった。
目次
隔月ドラゴンマガジン掲載情報
- 第0話:隔月ドラゴンマガジン2008年 4月号: 8頁、予告編、文庫本未収録
- 第1話:隔月ドラゴンマガジン2008年 5月号:13頁、文庫版(1)収録
- 第2話:隔月ドラゴンマガジン2008年 7月号:13頁、文庫版(1)収録
- 第3話:隔月ドラゴンマガジン2008年 9月号:14頁、文庫版(1)収録
- 第4話:隔月ドラゴンマガジン2008年11月号:14頁、文庫版(2)収録
- 第5話:隔月ドラゴンマガジン2009年 1月号:14頁、文庫版(2)収録
- 第6話:隔月ドラゴンマガジン2009年 3月号:14頁、文庫版(2)収録
文庫版情報
- 1巻:267ページ ¥630
- 2巻:201ページ ¥609
- 3巻:267ページ ¥630。書下ろし(2巻の発売から約5か月後に出版)
ゲームデータ
- "束縛の魔剣"ヴァリスティ(Bランク、+1、必要筋力13、威力18、基本取引価格22,000G/非売品)3巻P100、レプリカ
- "解放の魔剣"マチュラティ(Bランク、+1、必要筋力13、威力18、基本取引価格22,000G/非売品)3巻P121
- "束縛の魔剣"ヴァリスティオリジナル。性能不明
- ガードルードのデータの強さは223ページ。ただしこのガードルードは偽物だった可能性あり。236
- 魔法の達成値を一括振りで決めるとき、運命変転を使用している。3巻P151
人気不振説と問題点
編集部からの扱いの悪さを指摘されており、人気不振による打ち切り説が存在する。
- キネティックノベル化を控えた、本来であれば盛り上がる時期にひっそりと連載を終了した点
- 最終話直前の5話の掲載号で、連載完了に関するアナウンス・企画が行われていない点
- 最終話の6話の掲載号でも、連載完了を祝う企画が行われなかった点
2chであげられた問題点
- SNE自体に、PC視点リプレイの執筆の経験が不足しているのではないか
- 女性視点に偏った演出、恋愛感情の描写が、男性読者には理解できず、感情移入できない状態に陥っていた
(※気持ち悪い、おぞましいなどと感想されるのはこのため) - 男性PLが女性PCをノリノリで演じる姿が、男性読者には受け入れ難かった
(※ただし、これについては『時代を先取りしすぎていた』という意見もある) - パーティ内の仲良し会話を重視しすぎ、GMの用意する障害への対応に身が入っていなかった
(※注意不足で、自滅するパターンが多かった) - ギャグをやるキャラがいない
- 良い点は、イラストレーター(笛吹りな)…だけ