投擲グラップラーの回避論争(仮)
⇒現在ではカルディアグレイスでのルール改定により、「武器の装備制限の逸脱」では回避力判定にペナルティが発生する事がなくなりました。(カルディアグレイス P.117)
よって、この論争は既に終結しているか、意味を成さないものになっていると思われます。
よって、この論争は既に終結しているか、意味を成さないものになっていると思われます。
グラップラー技能で回避判定を行う際の制限が、アルケミストワークスP72で改正されたために発生した論争。
ルールの記述は以下の通り。
グラップラー技能は、その装備が大きく制限されます。制限外の『装備をした場合』、
回避力判定を、グラップラー技能を利用して行えなくなります。
この『装備をした場合』の解釈について
A:「まず制限外の武器を『装備』して、それを投げつけている」から、グラップラー技能で回避できないよ
B:「投擲武器を投げつけたあとは、それを『装備』していない」から、グラップラー技能で回避できるよ
といいうのが、両者の主張である。
A:「まず制限外の武器を『装備』して、それを投げつけている」から、グラップラー技能で回避できないよ
B:「投擲武器を投げつけたあとは、それを『装備』していない」から、グラップラー技能で回避できるよ
といいうのが、両者の主張である。
まずB派の主張をまとめることとする。
B派の主張
1.自分の手番の補助動作で、投擲武器など”グラップラー技能で回避できなくなる武器”を装備する。 2.自分の手番の主動作で、投擲武器を投げつけるなどして、装備制限外の武器が手元にない状態をつくる。 3.敵側の手番で、「制限外の装備をしていない」のだから「グラップラー技能で回避できないペナルティ」は存在しない。
これは「攻撃には使ったけど、装備はしていない」という都合の良い解釈にも見える。
「武器を捨てる」動作は、補助動作でも、主動作でもなく、敵の行動発表時にも実施できる動作である。
そうなれば、「剣を装備し、剣で攻撃するけど、回避の時には剣を捨てて、グラップラー技能で回避する」という理論も成立してしまう。
また、アステリアの盾を装備しておき、相手が武器攻撃を宣言したら盾を捨ててグラップラー技能で回避するということも可能になってしまいます。
つまり一度認めてしまえば、グラップラーの装備制限が実質無効化されてしまう可能性がある。
そうなれば、「剣を装備し、剣で攻撃するけど、回避の時には剣を捨てて、グラップラー技能で回避する」という理論も成立してしまう。
また、アステリアの盾を装備しておき、相手が武器攻撃を宣言したら盾を捨ててグラップラー技能で回避するということも可能になってしまいます。
つまり一度認めてしまえば、グラップラーの装備制限が実質無効化されてしまう可能性がある。
ということで、この論争においては、A案を採用しておいた方が無難であるという考え方が多数派となっている。
ハウスルールとして身内の卓でGMがB案に許可を出すのは構わないかもしれないが、
乱戦エリア内のグラップラーが誤射なし回避ありで敵後衛を狙えるようになる利点には注意しましょう。
ハウスルールとして身内の卓でGMがB案に許可を出すのは構わないかもしれないが、
乱戦エリア内のグラップラーが誤射なし回避ありで敵後衛を狙えるようになる利点には注意しましょう。
以上のように、A派の主張は「バランス的に問題があると思うから禁止」と云うものであり、明確な根拠はありません。
ただしB派の主張もリプレイやFAQでの肯定が無い以上、可能といえるものでもありません。
卓ごとの決定権はGMにあります。自分がどちらの主張をしているにせよ、素直にGMの判断に従いましょう。
ただしB派の主張もリプレイやFAQでの肯定が無い以上、可能といえるものでもありません。
卓ごとの決定権はGMにあります。自分がどちらの主張をしているにせよ、素直にGMの判断に従いましょう。
武器を捨てる≠武器の持ち替え(仮)
⇒現在ではカルディアグレイスでのルール改定により、「武器の放棄」も『一度でも主動作を行う前に完了させていなければなりません。』と明記されています。(カルディアグレイス P.142)
よって、この論争は既に終結しているか、意味を成さないものになっていると思われます。
よって、この論争は既に終結しているか、意味を成さないものになっていると思われます。
ルールを見ると「武器の持ち替え」の説明はあるが、「武器を捨てる」事に関する説明がない。
武器の持ち替えは、主動作の前にしか行えない補助動作です。
カテゴリ<ソード>の武器や、片手持ちの<ガン>はを鞘やホルスターにしまって、次の手番などでまた取り出して使えます。
他の武器や盾は、その場に「捨てない」と他の装備品に持ち替えられません。(1-143)
ゲーム中、「武器を捨てる」必要があるケースとしては以下が考えられる。
- 絡み武器の攻撃側が、絡みとり後、武器を捨てる
- 絡み武器の防御側が、絡らまれ後、武器を捨てる
- アームフッカーで、防御側が武器を捨てる
- ヒートメタルで、対象者が武器を捨てる
- (自主的に手放しているわけではないが)金属破壊光線で武器が消失する
「武器を捨てる」=「武器の持ち替え」なら、これらの状況にうまく対応できてないので、説明が不足していることになる。
これが論争の種になっていると思われる。
これが論争の種になっていると思われる。
1は、自分の手番(手動作)の最後に、「武器を捨てる」選択ができるルールがある。
2~4は、敵側の手番の途中に、特殊能力の対策として行う動作である性質上、補助動作にも主動作にも含まれない。
2~4を参考にするのであれば、「武器を捨てる」のはいつでもOKの動作ということになる。
2~4は、敵側の手番の途中に、特殊能力の対策として行う動作である性質上、補助動作にも主動作にも含まれない。
2~4を参考にするのであれば、「武器を捨てる」のはいつでもOKの動作ということになる。
記述がないことはSNEが重視していないことと考え、公式裁定が出るまで、いつでもOKで遊ぶのが楽だろう。
「連続攻撃」とかばう(仮)
ボガード系の敵の特殊能力「連続攻撃」の対象に《かばう》を宣言した場合、連続攻撃の2回目の対象が、ボガードが狙った元の対象になるかどうかの論争。