TVシリーズ「機動戦士ガンダム」の企画段階で考案されていたとされる年表である。もちろん、当時から発表されていたわけではなく、商業媒体で公開されたのは1998年8月20日初版「ラポートデラックス 機動戦士ガンダム宇宙世紀vol.1歴史編」p118である。このページには「元祖一年戦争年表」とタイトルが付いているが、厳密に言えば「一年戦争」という概念が登場したのは続編「機動戦士Zガンダム」が制作された1985年頃であるので、このタイトル自体は“後付け”である。
- U.C.0001年 宇宙移民開始をもってU.C.0001年とする。地球総人口90億突破
- U.C.0040年 総人口の40%(約50億)が移民(エレズムの発生。地球は生命の素、聖地だとする考え)
- U.C.0041年 ルナツー成立
- U.C.0045年 ジオン・ズムがコントリズムを唱える。各サイドの国家主義。ここにエレズム+サイドズム(サイド国家主義)がドッキングする
- U.C.0050年 総人口110億。うち90億が移民
- U.C.0052年 ジオン・ズム、サイド3に渡り、コントリズムの実践を開始
- U.C.0062年 ジオン公国独立宣言。連邦との対立。ズム、特殊鉱獲得の暗躍を始める。連邦の動揺
- U.C.0068年 ジオン・ズムの死亡。連邦の政治攻勢
- U.C.0069年 デギン・ザビ主権確立。開戦への暗躍
- U.C.0075年 モビルスーツ・ザクの開発に成功
- U.C.0078年
- ジオンの侵攻
- 3日戦争・ルウム戦役によって、人口の50%が減少した
- →ジオンの侵攻/ジオン・ズムの10回忌を以て発進
- →3日戦争/サイド1、サイド2、サイド4の、約40のコロニーを、3日間で撃破し、30億もの人類を死に至らしめた
- →ルウム戦役/サイド5(ルウム)で連邦とジオンの激突が行われ、この名称がつけられた
- ザクの威力!サイド2、サイド5のコロニーはほとんど地球に激突し、35億の人類が死亡した。核兵器、BC兵器が多用される
- →ジオンの最後通牒。しかし連邦は、ジオンの捕虜となったレビル将軍の救出に成功し、“ジオンに兵なし”の言に力を得て、最後通牒を拒否する
- →ゲリラ戦の時代に入る
- U.C.0078年12月31日 南極条約締結。BC兵器と核兵器の使用禁止条約