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*チョコの小説
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***リボーン夢小説。「有幻世界」


～第一章～「幻覚の中にヒソム真実」


　私はその日、死ぬはずだった。

「猫っ。あのままじゃ、死んじゃうっ！」
と、車に轢かれそうになっている猫にむかって、彼女、「凪」はかけよった。

この事故により、凪は内臓と右目を失った。
しかし、手術で、内臓を移植すれば助かるかもしれないらしい。
もちろん、両親の内臓が一番適切だろう。
しかし、両親は、そこまでして凪に生きてもらわなくていいと、
ペットを捨てるような、冷たい目で凪を見放した。

その酷い両親たちの会話が自然と凪には聞こえてきた。
「猫なんかを助けてこんなことになったんですって。」
「しかし、内臓移植をすれば、可能性はあるかもしれないらしい。」
「内臓を移植？あのコにそこまでしていきてほしくないわ。」

「う゛っ。」
それを聞いた凪はいきなりうなされはじめた。



その世界で、あの方にお会いしたから、あの方が助けてくれたから、
あの方の強い、強い、有幻覚があるから
今私はココにいる。


そう思い、眼帯の少女は、三叉の槍を強く握り締め、
自分の戦うべき敵の前にたつ。
すべてはあの方のため。
あの方のかわりに・・・・少しでも役にたたなければ。
その気持ちで、彼女をよりいっそう強くさせる。

「私はクローム髑髏。」

そういって彼女は槍をかまえた。


～第二章に続く～

[[「有幻世界」第二章]]

*チョコの小説

天野が書いた小説ですよ。

[[リボーン夢小説。「有幻世界」>http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=48898]]

[[【リボーン夢小説】ネコヒバ育成日記～沢田綱吉編～ >http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=49316]]