学会発表NG集
1.スライドの説明を省略する
○○についてはスライドをご覧ください。
 ⇒聴衆はスライドを見たり、資料を見たりで、大忙しになってしまう。

『対象と方法jや「事例紹介」ななど研究内容を知る上で、最も重要な部分が唐突な省略の犠牲になることが多い。

発表で用いる視覚資料は一本に絞る。
 ⇒『発表は紙芝居である』個々の「絵」に対する説明をその都度行なう。


2.内容がてんこ盛り
制限時間30秒前のブ、ザーが鳴ったりした途端に早口になってしまう。
これで、は聴衆の関心も冷めてしまいます。制限時間オーバーは、準備不足が原因です。


聞きやすい口演速度


1分間あたり300文字程度ですo。
注1 )同じ文字数でも、漢字がたくさん含まれていれば、実際に発音しなければいけない文字量も増える。
注2)スライドを送る指示が必要な場合。

「次にスライドお願いします」
 ⇒2秒指示してから実際にスライドが動くまで・・2~3秒
 ⇒7分間の発表の場合「対象と方法(1枚)結果と考察(3~4枚)結論(1枚)


計6~7枚のスライドに収めるのが無難


3.発表会の決まり文句
「なお、引用参考文献は省略させていただきます」
 ⇒文献を省略するのは当たり前のこと。
「ご静聴ありがとうございましたJ
 ⇒学会の発表中にヤジを飛ばす聴衆を見たことがない。

せいぜい、「以上で発表を終わらせていただきます」と言えば充分。
不要な決まり文句を省略するだけでも、6~7秒は余裕ができる。
最終更新:2011年01月24日 22:01