正式名称 | シオン市立総合図書館 |
拠点 | シオン市 |
設立年 | 不明 |
代表者 | 現特級司書(表向きの代表者) |
構成人数 | 約350人 |
目的 | 書物の保管、整理、貸し出し |
シオン市の顔とも言える、様々な知が書物として集まる場所。外観はそこまで大きくないのだが、中は外観をの建物を無視した広大な構造になっている。
司書長が引きこもりがちのため、司書長との面会権を持つ特級司書が表向きは取り仕切っている。司書長の存在は秘匿されているわけではないのだが、ほとんど表に出て来ないので知らない人が多い。
司書となるためには厳しい試験を通らればならないが、毎年多くのものが受験に来る。
貸し出し、閲覧は無料だが、資料請求には結構な金が必要であり、その資金で運営されている。資料請求なしで探しても良いが、余りに膨大な数故、細かい内容で探し出すことは一等司書でも難しい。それ程にこの図書館の内部は複雑で広大であると言える。
期限通りに本を返さない場合、その本は何者かによって奪われ図書館に返本され、返さなかった者は1カ月貸し出し禁止となる。その間は借りようとするとセンサーに引っかかる。
貸出手続きをせずに盗もうとした者は外に出た途端、突然地面が沈み捕縛されるとか。
過去、力づくで本を盗み出そうとした者もいたが、そういう者は悉く捕まり厳罰に処されている。
これらの規則違反は武装司書が取り締まっているが、それらで止められなかった場合、司書長が動く。しかし、司書長が動く様な事態は過去に一度しか起こっていない。
昔、国立になる話もあったようだが、関係者の突然死により立ち消えている。
司書長はほとんど表に出ないので存在はあまり知られていない。
大体の人は特級司書が最高位と思っている。
司書になるだけでも恐ろしい程の狭き門なので、人数が比較的多い七等司書でも侮れるものではない。
武装司書は司書の中から当番制となっている。試験項目に戦闘力もあるため、総合力が求められる。