「セクハラ市議」名誉毀損裁判
概要
- 原告・薄井政美市議のブログ:訴状/陳述書(その他、私への名誉毀損裁判関連記事も参照)
- 第1審判決(被告である矢野穂積・朝木直子両「市議」および多摩レイクサイドFMに対し、計200万円の損害賠償と謝罪放送を命令)
- 控訴審(被告である矢野穂積・朝木直子両「市議」および多摩レイクサイドFMに対し、計100万円の損害賠償と謝罪放送を命令) → 最高裁の上告不受理決定(2012年12月18日)により確定
- 判決をめぐる矢野穂積・朝木直子両「市議」の虚偽宣伝批判
経緯
- 2008年4月16日:薄井市議、矢野・朝木両「市議」および多摩レイクサイドFM代表を提訴。
- 6月2日:第1回口頭弁論
- 7月18日:第1回弁論準備手続
- 9月5日:第2回弁論準備手続
- 10月29日:第3回弁論準備手続
- 12月16日:第4回弁論準備手続
- 2009年2月6日:第5回弁論準備手続
- 10月7日:口頭弁論
- 12月25日:口頭弁論(結審)
- 2010年3月8日:第1審判決(矢野穂積・朝木直子両「市議」および多摩レイクサイドFMに対し、計200万円の損害賠償と謝罪放送を命令)
- 6月28日:控訴審第1回口頭弁論
- 8月25日:控訴審第2回口頭弁論
- 2011年2月9日:控訴審第3回口頭弁論
- 3月16日:控訴審判決(矢野穂積・朝木直子両「市議」および多摩レイクサイドFMに対し、計100万円の損害賠償と謝罪放送を命令)
「エロライター」裁判で、薄井市議(保守系現市長の与党)が、東京高裁でまた敗訴!
前回の東村山市議選で当選した薄井市議が、市議の任期開始後も、インターネット上で、実名や顔、上半身を露出して、ソープやヘルスなどの特殊性風俗を紹介するアダルト動画に出演し超セクハラ言動を繰リ返したことを、市民新聞が「まるでエロライター、市議としての適格性がない」と厳しく批判したことを、薄井市議は「名誉毀損だ」として提訴した裁判で、地裁に続き、東京高裁は、3月16日、この裁判の根幹である「まるでエロライター」等の記事は名誉毀損にはあたらないとして薄井市議の請求を棄却した。
高裁判決は、薄井市議の薬事法違反等の疑いについては認めなかったものの、薄井市議は、市議会議員だから、任期後も、出演した「アダルト動画」が公開されている以上、「エロライター」「性風俗マニア」等と批評されても仕方がないとし、市民新聞の記事は名誉毀損でないと判決した。
- 矢野穂積・朝木直子両「市議」ら、上告。
- 2012年12月18日:最高裁、矢野穂積・朝木直子両「市議」らの上告を受理しない旨、決定(控訴審判決が確定)
- 2013年1月28日・29日:多摩レイクサイドFMで謝罪放送(予定)。実際には30分にわたって薄井氏と判決の批判を展開。
謝罪放送
これから謝罪放送を行います。
本局の番組「ニュースワイド多摩」は、平成19年9月5日、東村山市議会議員の薄井政美氏が同年2月10日にアダルト動画サイト「マンゾクTV」でした「姫アグラ」の紹介は薬事法に違反する旨の放送を行いました。しかし、上記放送内容は根拠が不十分であり、上記放送は同氏の名誉を傷つけるものでした。
よって、本局は、上記放送内容を取り消すこととし、同氏に対し、謝罪いたします。
特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM理事長 ○○○
放送条件
上記謝罪放送は、2日間連続して、番組「ニュースワイド多摩」の放送(1日4回)に近接する広告放送の時間帯に(合計8回)、40秒のCM放送の中で、聴取者が明確に聞き取ることができる速度で行うこと。
2011年3月16日:ページを暫定的に作成。
(略)
2015年3月27日:上告不受理決定の項(2012年12月18日)に「好きになろうよ!東村山」(薄井政美ブログ)の記事を追加。
最終更新:2015年03月27日 04:16