矢野穂積・朝木直子両「市議」の一般質問:議会改革関連

矢野穂積・朝木直子両「市議」は、一般質問通告書において、ほぼ同一内容の質問を繰り返し掲げる傾向がある。時間不足のため議会では質問を省略する場合、質問をしても十分な答弁がなされなかった場合等も考えられるため、同一内容の質問を掲げることが悪いとは一概には言えないが、あまりに度重なれば、議員としての姿勢を疑われることにもつながろう。
なお、同じ定例会で両「市議」が同一内容の一般質問通告を行なうことも非常に多いが、ここでは定例会を異にする事例を主に取り上げた。両「市議」の一般質問通告書の内容については、〈矢野穂積・朝木直子「市議」の議員活動〉の一般質問参照。

  • 20年3月定例会
    • 矢野穂積
2.議会改革の問題点
(1)「朝木議員殺害」を認める数多くの確定判決と「殺害された朝木議員」という文言を取り消す理由と不適切発言だとする根拠を問う。
(2)役職加算(ボーナス2割増)及び返上の過去4年間の実態。財政逼迫下、議員がうけとるのをなぜやめない。
(3)議員年金基金の過去5年間の収支実態、今後の見通し。支給を受けている当市議会元議員数。廃止すべきではないか。
(4)組合議員・各種行政委員等兼任した際の重複支給合計額の06年度の重複支給全員の実態、なぜ重複して報酬受け取りを続けるか。
(5)議会階の各室喫煙状況と喫煙被害(受動を含む)。
(6)87年度、97年度の議会事務局の職員数は。職員数が増加しているが、速記職員がいた当時や、議員数が現在より多い時代、議案数が多い時代と比較しても、再任用職員を含め減員可能ではないか。
(7)「議会の効率的運営」とは何か。
(8)一般質問の時間制限、本会議、委員会の発言時間制限は市民に代わって疑義を質すべき議員の活動を抑圧するもので、市民の利益にならないし、議会のチェックが不十分で職員の不祥事も起こる。市長は答弁側として、質問時間制限を必要とする何か支障、問題があるのか。
(9)議会の夜間開会・土日曜開会につき青梅市議会の例をふまえ取り組みを。
(10)会議規則では、紹介議員の必要な請願だけでなく、陳情も審査対象とするとなっている。会議規則に基づき、従前方式に戻すのが市民の意向に沿っているのではないか。

  • 20年6月定例会
    • 朝木直子(矢野穂積「市議」も《1》議会の改革のその後の経過としてほぼ同一の質問内容を通告)
《3》議会関係の諸課題
(1)議員年金基金の過去5年間の収支の実態、今年度の赤字見込み。支給を受けている当市議会元議員数。廃止すべきではないか、市長にも問う。
(2)役職加算(議員2割)ボーナス上乗せ全職員の合計額、議員の合計額。行財政改革というならまずこれを廃止、行政視察の廃止、政務調査費の廃止の断行を。検討経過。市長にも問う。
(3)組合議員・各種行政委員等兼任した際の重複支給合計額の06年度の重複支給全員の実態、なぜ重複して報酬受け取りを続けるか。検討経過。
(4)議会階の各室の喫煙状況と喫煙被害(受動を含む)、検討経過。
(5)87年度、97年度の議会事務局の職員数は。職員数が増加しているが、速記職員がいた当時や、議員数が現在よりも多い時代、議案数が多い時代と比較しても、減員可能ではないか、検討経過。市長にも問う。
(6)再任用職員の具体的職務内容は。反訳と会議録の調整作業はどうなっているか。音声識別システムの導入例。反訳管理のための省力化を考えたか、検討経過。
(7)一般質問の時間制限、本会議、委員会の発言時間制限は市民に代わって疑義を質すべき議員の活動を抑圧するもので、市民の利益にならないし、議会のチェックが不十分で職員の不祥事も起こる。市長は答弁側として、質問時間制限を必要とする何か支障、問題があるのか、検討経過。
(8)議会の夜間開会・土日曜開会につき青梅市議会の例を踏まえ、取り組みを。検討経過。
(9)インターネット中継の検討経過。
(10)会議規則では、紹介議員の必要な請願だけでなく、陳情も審査対象とするとなっている。会議規則に基づき、従前方式に戻すのが市民の意向に沿っているのではないか。検討経過。市長にも問う。

  • 20年9月定例会
    • 矢野穂積
《1》議会の改革のその後の経過
1.議員年金基金の過去5年間の収支の実態、今年度の赤字見込み。支給を受けている当市議会元議員数。廃止すべきではないか、市長にも問う。
2.役職加算(議員2割)ボーナス上乗せ全職員の合計額、議員の合計額。行財政改革というならまずこれを廃止、行政視察の廃止、政務調査費の廃止の断行を。検討経過。市長にも問う。
3.組合議員・各種行政委員等兼任した際の重複支給合計額の06年度の重複支給全員の実態、なぜ重複して報酬受け取りを続けるか。検討経過。
4.議会階の各室の喫煙状況と喫煙被害(受動を含む)、検討経過。
5.87年度、97年度の議会事務局の職員数は。職員数が増加しているが、速記職員がいた当時や、議員数が現在よりも多い時代、議案数が多い時代と比較しても、減員可能ではないか、検討経過。市長にも問う。
6.再任用職員の具体的職務内容は。反訳と会議録の調整作業はどうなっているか。音声識別システムの導入例。反訳管理のための省力化を考えたか、検討経過。
7.一般質問の時間制限、本会議、委員会の発言時間制限は市民に代わって疑義を質すべき議員の活動を抑圧するもので、市民の利益にならないし、議会のチェックが不十分で職員の不祥事も起こる。市長は答弁側として、質問時間制限を必要とする何か支障、問題があるのか、検討経過。
8.議会の夜間開会・土日曜開会につき青梅市議会の例を踏まえ、取り組みを。検討経過。
9.インターネット中継の検討経過。
10.会議規則では、紹介議員の必要な請願だけでなく、陳情も審査対象とするとなっている。会議規則に基づき、従前方式に戻すのが市民の意向に沿っているのではないか。検討経過。市長にも問う。
11.変形労働時間制(1年)、市長は知っているか。

  • 20年12月定例会
    • 朝木直子(矢野穂積「市議」も《1》議会の改革のその後の経過としてほぼ同一の質問内容を通告)
《3》議会関係の諸課題
(1)議員年金基金の過去5年間の収支の実態、今年度の赤字見込み。支給を受けている当市議会元議員数。廃止すべきではないか、市長にも問う。
(2)役職加算(議員2割)ボーナス上乗せ全職員の合計額、議員の合計額。行財政改革というならまずこれを廃止、行政視察の廃止、政務調査費の廃止の断行を。検討経過。市長にも問う。
(3)組合議員・各種行政委員等兼任した際の重複支給合計額の06年度の重複支給全員の実態、なぜ重複して報酬受け取りを続けるか。検討経過。
(4)議会階の各室の喫煙状況と喫煙被害(受動を含む)、検討経過。
(5)87年度、97年度の議会事務局の職員数は。職員数が増加しているが、速記職員がいた当時や、議員数が現在よりも多い時代、議案数が多い時代と比較しても、減員可能ではないか、検討経過。市長にも問う。
(6)再任用職員の具体的職務内容は。反訳と会議録の調整作業はどうなっているか。音声識別システムの導入例。反訳管理のための省力化を考えたか、検討経過。
(7)一般質問の時間制限、本会議、委員会の発言時間制限は市民に代わって疑義を質すべき議員の活動を抑圧するもので、市民の利益にならないし、議会のチェックが不十分で職員の不祥事も起こる。市長は答弁側として、質問時間制限を必要とする何か支障、問題があるのか、検討経過。
(8)議会の夜間開会・土日曜開会につき青梅市議会の例を踏まえ、取り組みを。検討経過。
(9)インターネット中継の検討経過。
(10)会議規則では、紹介議員の必要な請願だけでなく、陳情も審査対象とするとなっている。会議規則に基づき、従前方式に戻すのが市民の意向に沿っているのではないか。検討経過。市長にも問う。


2009年8月24日:ページ作成。
最終更新:2009年08月24日 20:57