「草の根」の監査請求・住民訴訟による税金「取り戻し」


「草の根」の主張

  • 紙版「東村山市民新聞」116号(2000年11月1日付)第1面より
(漢数字はアラビア数字に変更)
お手柄!7600万円
「草の根」が取り戻した公金
ムダどころか市財政に貢献
全国一の監査請求認容と多くの違法判決
〔中略〕
……「草の根」の矢野、朝木議員が、市や議会を相手にたくさん裁判するため、税金が無駄に支出されているというのだが、実際は、どうか?
斗いの成果!
 事実は、全く逆だった。
 朝木明代議員、矢野ほづみ議員、朝木直子議員の「草の根」は監査請求や裁判などによって、市の財政に貢献した金額の合計は現在わかっているだけでも7654万円を超えることが、9月市議会の政策室長の答弁で明らかになった。
 市長らが違法支出した公金などをとりもどしたり、安く売り飛ばそうとした市有地払下げを中止させた結果、7654万円となったものだが、このほかにも、「土地高値買入中止」をさせたことによって、市財政には、さらに大きな額がプラスとなっている。
 また、このほかにも「草の根」議員らの議員報酬お手盛り値上げ分返上合計も約1千万円となっている。
 創価信者らが「草の根」攻撃を目的にもちだしたが逆に、「草の根」の存在の大きさを証明する羽目に。

【注】「創価信者ら」による「攻撃」とは、「東村山通信クラブ」平成12年(2000年)4月号(1面2面)を指す。なお、市が負担する応訴費用はその後、2400万円以上に膨れ上がっている。
  • 多摩東京日報」1109号(2008年3月15・25日付)掲載記事(画像データ)
  1. 東村山市 訴訟への対応に苦慮 「草の根」会派が70件の裁判
  2. 市は専門部署を設置/草の根会派のこれまで 波瀾万丈の24年
  3. 2,400万円に上る市の負担一覧〉(テキストデータ

「草の根」の主張の検証(まとめ)

「草の根」が根拠とする政策室長答弁(東村山市議会・平成12年(2000年)9月12日本会議)をまとめると、次の表の通りとなる(Wikipedia「矢野穂積」掲載の表を一部修正)。政策室長が市への返還金として挙げたのは、基本的には太字で示した項目(計1,156万1,979円)のみである(さらに詳しくは税金「取り戻し」関係資料参照)。

項目 金額(円) 備考
納税貯蓄組合に対する補助金支出問題 1,697,850
シルバー人材センター職員給与問題 234,129
下水道事業受益者負担金徴収問題 15,652,980 徴収猶予の取り消しによる
互助会旅行券支給問題 9,630,000
柳瀬川廃川敷不当売却やり直し 49,327,852 鑑定→単価上昇の結果売却せず
合計 76,542,811

「東村山市民新聞」関連ページ

★ 矢野・朝木議員が、税の使途監視活動で、市職員らが不正・違法支出等した公金を東村山市に取り戻した金額は7600万円超に!
★ 矢野・朝木両議員が、議員報酬のお手盛り引き上げに反対し、任期中の引き上げ分とボーナス2割お手盛り上乗せに反対し、09年9月までに返上した合計額は、1745万円超(矢野議員514万円超、朝木直子議員404万円超、朝木明代議員827万円超)に。
★ 矢野、朝木議員が、政務調査費を1円も支出せず、全額返上した合計額は、257万円超に!(01.4~09.10月まで.それ以前の返上分は含まず)
◎草の根・矢野、朝木両議員の東村山市への貢献は合計9602万円超!

▼市職員の創価信者は、公金1300万超横領で実刑!}
9月6日付更新で、後段を「それに対して、市職員だった創価信者らがしたことは?」から修正)
 さぁ、創価信者らの皆さん、おさらいクイズです!
 ときどき、これをやらないと、すぐ健忘症がでてくるんですよね。
 さて、「市役所の検察官」と言われた朝木明代議員と矢野議員、朝木直子議員が、不正・違法に支出された公金を、監査請求・住民訴訟によって、市に取り戻した金額は合計いくらでしょう?市議会本会議でも市側答弁がされているので、すぐにわかりますよね。しっかり調査をしてから、市側が応訴して払った金額も公表しましょう。加減な数字をいうようではおしまいです。
 朝木明代議員を受け継いで、矢野、朝木直子両議員は、不正・違法の摘発をつづけていますので、今後も、市に取り戻す金額は増えていきます。薄井問題でも例が見られますが、不正・違法を働き返金させられた人達がいくら逆恨みしても、お門違いというものです。念のため。
 ⇒ 答えはこちらです(2000年11月まで、その後も増えています)
合計7600万円超なのです!(市当局が認めているだけでも)
歴代市長に恐れられている 「草の根」の斗い!
 ときどき、これをやらないと、すぐ健忘症になる創価系の方々がいるようです。
 さて、「市役所の検察官」と言われた朝木明代議員と矢野議員、朝木直子議員が、不正・違法に支出された公金を、監査請求・住民訴訟によって、市に取り戻した金額は合計いくらでしょう?
 市議会本会議でも市側答弁がされているので、すぐにわかりますよね。しっかり調査をしてから、市側が応訴して払った金額も公表しましょう。いい加減な数字を言って、草の根攻撃をしても無駄ですね。不正と斗って、不正、違法に支出された税金をこんなにもとりもどしています。
 これ以外にも、採用年齢を不正に緩めて次男を市職員に採用し助役は辞任させましたし、違法に産廃ごみを新潟に運んで社員が逮捕された市内創価系ごみ運搬会社(ごみ収集車の後ろに「創価三色旗」をつけていた例の会社です)は市指定業者を取り消しさせました。96年に発覚した市公民館職員(創価地元地区部長)の1300万円横領、庁用車窃盗事件では、徹底取材で市民に報道、実刑判決に。
 朝木明代議員を受け継いで、矢野、朝木直子両議員は、不正・違法の摘発をつづけていますので、今後も、市に取り戻す金額は増えていきます。薄井問題でも例が見られますが、不正・違法を働き返金させられた人達がいくら逆恨みしても、お門違いというものです。念のため。
 ⇒ 詳報はこちら(2000年11月まで、その後も増えています)
2000年9月12日 矢野議員の一般質問に対する政策室長答弁
2721万4959円 + 4932万7852円 = 7654万2811円
(会議録抜粋省略)

「凪論」関連記事

住民監査請求が市議会議員でなくとも請求できるとはいえ、矢野市議と朝木直子市議が住民監査請求で監査委員の勧告という結果を導き出しているとすればそれはそれで素晴らしい実績であると言える。そこで私は東村山市監査委員事務局に確認することにした。

「最近10年程度で東村山市で住民監査請求で勧告が行われた事例の数とその内容について教えてほしい。」
というのが確認した内容である。それに対する東村山市監査委員事務局の回答は次のとおりであった。

平成9年に環境局についての請求で一部勧告があったのが最新の勧告であり、それ以降勧告されたことはない。

ここで私は大きな疑問を抱いた。矢野市議、朝木直子市議はいったいどのような住民監査請求によって市に公金を取り戻したのであろうか。少なくともここ12年ほどでは1円も取り戻していないことがこの回答で明らかになっている。更に

「市の財政に貢献した金額の合計は現在わかっているだけでも7654万円を超えることが9月市議会の政策室長の答弁で明らかになった。」

という部分を検証するため、平成12年9月12日の本会議議事録を確認した。……

〔中略〕

つまり、金額は大きく異なり、〔政策室長は〕7600万円という金額を認めていないことが明らかである。また、その住民監査請求に矢野市議と朝木直子市議がどのようにかかわったかも不明である。そして、前述のとおり平成9年以降住民監査請求に対して勧告された事例は存在しない。つまり

「2000年11月まで、その後も増えています」

と述べている点は真っ赤な嘘というわけである。
(太字は引用者=3羽の雀)


2009年8月26日:ページ作成。
2009年9月7日:「東村山市民新聞」関連ページのトップページからの引用を修正。
2009年11月5日:「東村山市民新聞」関連ページでトップページからの引用を追加(2009年11月4日付更新分)。新規ページ〈草の根・矢野、朝木議員が監査請求で取戻等した合計額〉も追加。
最終更新:2009年11月05日 05:05