西村修平・街宣名誉毀損裁判(千葉英司vs西村修平)
- 2008年9月26日:千葉英司氏が、街宣における名誉毀損発言を理由として西村修平を提訴。
- 訴状(エアフォースより。太字は引用者=3羽の雀)
請求の趣旨
1 被告西村修平は原告千葉英司に対し、金100万円を支払え
2 訴訟費用は被告西村修平の負担とする
との判決、1項につき仮執行宣言を求める
〔中略〕
第2 不法行為
被告(西村)は、平成20年9月1日午後3時30分、東京都東村山市本町2丁目1番地西武線東村山駅東口広場において開催された「朝木明代さん殺害事件を13年目の命日に市民に訴える!」集会において、「創価学会の4悪人 東村山署須田豊美? 東村山署?千葉英二副署長 地検八王子 芳村弘 信田昌男」と掲載されたプラカードを指差しながらマイクを使い約30名の聴衆に向け
「東村山署須田豊美刑事係長、千葉英司副署長 この2人が朝木さんが謀殺された事件を自殺として覆い隠した張本人 須田豊美刑事係長、千葉英司副署長 さらにこの事件を取り上げた東京地検八王子の吉村弘 信田昌男は筋金入りの創価学会員 須田豊美 千葉英司も同じ穴の狢 この4人が何をかしでかして殺人を自殺に仕立て上げた」と演説した(以下「本件演説」という。甲1)
しかし、原告が、朝木さん謀殺事件を隠蔽して自殺に仕立てたとの事実は一切なく、本件演説は、「創価学会員の4悪人の1人である原告が、朝木明代殺害事件を隠蔽した」との虚偽の事実を摘示し、原告の社会的評価を低下させるものである。
第3 虚偽性及び悪質性
1 虚偽性
原告は、創価学会員ではなく、また、女性市議の遺族・関係者が流布した虚偽風説である「女性市議万引き冤罪及び殺人事件は創価学会が関与した」との事実も存在しない。捜査当局が「他殺を否定した」判断を覆す新事実も一切ない。
2 悪質性
(1)被告は、本件演説の夜に、被告のインターネット「主権回復を目指す会」上の動画で、本件演説の際に使用したプラカードをアップ撮影し「謀殺を『自殺』にすり替えた4悪人」と解説し、本件演説の内容を追認し、原告に対する名誉毀損の被害を拡大させた(甲2)。
(2)被告は、上記虚偽風説を何ら検証することもなく、また、原告に確認の取材をすることも一切なく、虚偽風説を妄信して本件演説に及んだものである。
第1回口頭弁論時:「私は西村さんが追及したこと(創価と千葉英司の関係、故朝木による万引き事件が創価による『でっち上げ』であるとした見解)は事実であると確信しております。
たとえ、それが事実ではなかったとしても、事実であると考えるに至る客観的な事由はあった
と確信しております」
↓
第2回口頭弁論時:「私は西村さんが追及したこと(創価と千葉英司の関係、故朝木による万引き事件が創価による『でっち上げ』であるとした見解)は事実であると確信しております。それは事実であると考えるに至る客観的な事由は
あったからです」
- 4月22日:第3回口頭弁論
- 6月17日:第4回口頭弁論
- 9月2日:第5回口頭弁論
- 11月11日:第6回口頭弁論
- 2010年1月27日:第7回口頭弁論
- 4月28日:判決言い渡し。西村修平、敗訴(損害賠償額10万円)。 → 判決書
- 5月11日:西村修平、控訴。
- 8月5日:控訴審第1回口頭弁論
- 10月28日:控訴審判決言い渡し → 控訴棄却(西村修平敗訴)(判決書)
- 11月9日:西村修平、上告・上告受理申立て。
- 12月10日:西村修平、2010年11月11日の原告尋問調書を主権回復を目指す会HP、瀬戸弘幸ブログ、まきやすともブログに掲載すると予告。(第2次街宣名誉毀損裁判後の街宣)
- 2011年3月15日:最高裁の上告不受理決定により、東京高裁判決が確定。
- 2012年1月末:西村修平、第2次街宣名誉毀損裁判の敗訴後に今更のように尋問調書(2009年11月11日)を公開。
- 2013年3月7日:千葉英司氏、西村修平に損害賠償支払いの督促状を送付。
2009年9月29日:ページ作成。
(略)
2013年4月8日:督促状送付の項(2013年3月7日)を新設。
最終更新:2013年04月08日 15:30