Mac版EclipseはMac版Java6では動きません
Mac版ではEclipseのSWTは32bit版しか無く、Java6は64bit版しかないので、
Java6ではSWTが動きません。どうしようも無いです。
Cocoa版UIも開発中のようですが、こいつも32bitオンリーです。早く64bit版出してくれ!
で、64bit版が出るまでeclipseはJava5で動かすしか無いんです。
32bit版Java5を優先にしておくのが簡単
/アプリケーション/ユーティリティ/Java/Java Prefarences
で、優先するJVMを設定できます。
こいつでいじらない限りデフォルトは32bit版Java5が最優先になっているので、下手に弄らなければ動くはずです。
eclipseが動かなかったらまずはJava Prefarencesを確認すると吉です。
Java6を優先にする場合
eclipseはちょっと設定が普通のJavaアプリケーションと違うので、ちょっと苦労しました。
普通のJavaアプリケーションの場合、
Jar Bundlerというユーティリティで.appファイルを作ると、Info.plistの中身はだいたい同じになります。 で、Root/Java/JVMVersionでバージョンを指定すれば、起動されるJavaのバージョンを好きに制御できます。
ところが、eclipseには
Info.plistにこのプロパティが無い。それっぽいものもありません。 eclipseの起動設定と言えばeclipse.iniで、これも.appの中にあるんですが、こいつにもそれらしい設定はありません。
じゃあどうするの、
うーん、と悩んだんですが、実はそれらしい設定はInfo.plist上でコメントアウトされてました。 このコメントをはずせばJavaのバージョンを指定できるよー的コメントがついてます。
info.plistはEclipse.appを右クリック(またはcontrol+クリック or 二本指タップ)して、
コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」すると、
「Contents」フォルダの中にあるので、
普通のエディタで
開きます。
ダブルクリックするとハマります。ダブルクリックではプロパティエディタが開くんですが、
こいつはコメントを全く表示してくれないのでそのせいでハマります。ご注意。
で、くだんのコメントは
<!-- to use a specific Java version (instead of the platform's default) uncomment one of the following options: <string>-vm</string><string>/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.4.2/Commands/java</string> <string>-vm</string><string>/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.5.0/Commands/java</string> -->
こんな感じ。
1.5系最新で動かしてもらいたいので、このコメントの直後に
<string>-vm</string><string>/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.5/Commands/java</string>
と書いて見ると...動きました。