2005/05/28 くじらライブ
セットリスト
- イン マイ ソウル
- トマト
- 賛美歌
- ランドリー
- ナガラリバー
- ともだち
- いっしょに帰ろ
- アザミ
- 砂の子供
- ジャングルポルカ
- 電球王国
- ヨコハマ
- たまご
- 青空
- キノコ
- 夢見るための花
- KAPPA
- DRAGON
アンコール1
- SANSO
アンコール2
- サボテン
レポート(やっき)
よしはしが5月末で閉店ということで、超満員の大盛況でした。
それを受けて杉林さんも最初からハイテンション。いつもよりドラムの音が大きかったでしょうか。楠さんのコーラスの音量も大きめ。
1曲目は「イン マイ ソウル」。これを持ってくるのは珍しいような気がします。小峰さんのコーラスもいきなり飛ばしていて、盛り上がりました。
「賛美歌」はここのところ松ちゃん抜きでの演奏が多かったのですが、ベースが入るとそれだけで全然違って聴こえます。
「ランドリー」でベースにノイズが発生。小峰さんが「地震の予兆かなあ」なんていってました。そしてベースアンプがなかなか回復しないなか、小峰さんが「松ちゃんはいつも最高だから」とふると、なんと! あの寡黙な松ちゃんが自ら「俺はいつも最高だ」と言い出す。会場大盛り上がり。
小峰さん、楠さんのコーラスが絶妙な「ナガラリバー」「ともだち」が終わったところで、会場のあまりの込みように「大丈夫ですか?」と杉林さん。小峰さんが「具合の悪い人は前の方に…」というと、すかさず楠さんが「ピアノの上が空いてます」(会場にはグランドピアノが置かれている)。
杉林さんが「懐かしい曲を…」といって「いっしょに帰ろ」。続けて同じ「木星クラブ」からの「アザミ」。このへんの曲はアコーディオンがぴったりなあったかい感じの曲ですね。そのあとの「砂の子供」はベースレスで松永さん手持ちぶさた。
続いて手拍子強制(笑)での「ジャングルポルカ」は珍しい選曲。私が記録をとり始めてからははじめてなので、少なくとも2年半はやっていないはず。
ぐっと盛り上がったところで、いきなり「電球王国」へ。体力的な問題なのか(笑)、計算なのか、くじらのライブはこういう緩急をつけた構成が多いです。最初のギターの音で世界を塗り替えてしまいます。間奏の小峰さんのコーラスが凄い。よしはしの狭い空間だからよけいにその密度が濃くなっていて、会場に渦を巻くように響きます。その間を縫うように、語り物のような杉林さんのボーカルが物語を紡ぐ。どんどん変化していくこの曲を見守るのもいいけれど、やはりレコーディングして多くの人に聞いてもらいたいなあと思います。
再び手拍子強制で「ヨコハマ」。いつもより楠さんのコーラスが多かったかも。歌いたいモードなんでしょうか(笑)。
MCはレッサーパンダの風太君の話題しか思いつかないということで少なめ。ライブの告知でXnoxが6/24のレコロケと、8/14にさかな・くじら・Xnoxでやることになったということで、会場に来ていたさかなの西脇さんに確認をとったりして盛り上がりました。
その勢いで「青空」のイントロへ入ったのですが、突然杉林さんが「あ、そうだ!」と演奏を止めるというハプニング。どうやら当日、杉林さんのお子さんが運動会だったということを言いたかったようですが、よくわからないまま再び演奏を始めてしまいました。間髪いれずに「キノコ」に突入。
そしてクールダウンするかのような「夢見るための花」。これで締めかな、と思ったところで「KAPPA」。もちろんみんなで大合唱。間奏のコーラスは色々なバリエーションが入り乱れました。そして怒涛の杉林・楠・小峰の「カッパラッパ」コーラス大乱舞。こんな心地のいい空間がなくなってしまうのが信じられません。そして「DRAGON」で本編終了。
しかし、通路までお客さんが溢れていて帰ることができないので、そのまま残って、小峰さんと松永さんが告知。「SANSO」では、杉林さんハッスルしすぎたためか少し声が出なくなっていましたが、気にならないくらいの盛り上がりでした。ここでいったん退場することになったので、事前に用意していた花束をプレゼント。予定では女性陣にお願いするつもりだったのですが、座席の関係で私が贈ることに。いや、男からもらってもあんまり嬉しくないだろうなあと思いましたが、受け取っていただいて、会場からも温かい拍手が。
アンコール2曲目は「サボテン」。この曲はやっぱりきれいに締まりますね。ひとつの節目を飾るにふさわしい曲だと思います。
そして、もうひとつ用意していた花籠をよしはしのお二人に。本当にすてきな空間を提供してくださって、ありがとうございました。しんみりすることなく、温かい気持ちで家路につくことができました。
コメント
ライブの感想をどうぞ。
- ついによしはし最後の夜になってしまいましたね。最後だからかなのか観る側はいつもよりノリが良かったかも。「夢見るための花 」は最後が多いのであーこれで終わっちゃうのかとしみじみしていましたがじつは終わりじゃなくて得した感がありました。次は8月ですね。その前にひとりくじらがあるといいなぁ。 -- いけ (2005-05-29 01:53:01)
- 久々に聴いたジャングルポルカが嬉しかったです。 -- ドラ (2005-05-29 04:03:01)
- 振幅の激しい選曲だったなあという感想です。明るいの、カッコいいの、怪しいの、激しいのと次々繰り出される見事さよ、っと。なんとなくひとりくじらが見てみたくなりました。 -- MAL (2005-05-29 11:07:50)
- 20世紀末頃のひととき、くじらの活動がしばらく止まっていたときに「うてな」で訪れたのが「よしはし」との出会いでした。それから数年、あのあたたかな場所で聴くくじらは最後かと思うと、聴きながら一時、しんみり。危うく泣いちゃうところでした。ほんと、卒業式に出席したような気分。松永さんの「オレはいつも最高だ」宣言とか、『青空』での杉林さんの突如雄叫び演奏中断技(笑)など、最後の最後まで話題にことかかないライブでした。(ライブ当日は杉林さんちでは運動会、小峰さんちでは授業参観だったとか)またいつか「よしはし」復活を楽しみに待ってたいと思います。 -- ちよ (2005-05-30 13:20:17)
最終更新:2005年07月12日 03:34