2003/11/08 くじらライブ
セットリスト
- たまご
- アザミ
- 王様の歌
- 満月
- ヴェロナアル
- ナガラリバー
- みずたま
- イン マイ ソウル
- トンボ
- 木星クラブ
- 電球王国
- マッチ工場の火星人
- KAPPA
- ジャム
- DRAGON
- 夢見るための花
アンコール
- SANSO
アンコール2
- 島の娘
レポート(やっき)
7月以来の3人
くじら。中に入ってすぐにドラムセットがあることに気づき、期待が高まります。よしはしでは楠さんはだいたいジャンベとかを使っているので、こんな近くでドラムを叩くことが見られるなんて幸せです。
ということで、MCでは「ダラダラした感じがいいよね~」なんていっていた杉林さんですが、演奏はいつもよりグッとしまっていて、ロック魂溢れるものでした。パーカッションが変わるだけでこんなにも違うものかと思いました。「
ヴェロナアル」も激しくなってびっくり。「
イン マイ ソウル」もCDではホーンセクションが引っ張っている感じなのですが、勝るとも劣らないグルーヴのある演奏でした。ギターがすごいかっこよかったです。
さらにさらに、新曲が2曲も! 「
みずたま」はかたつむりのうたということで、すごいシンプルです。観客からリクエストを受け付けていたときに、みんながあまり渋いところを出してくるので、楠さんがボソッと「「
みずたま」みたいな曲ならリハしなくてもできるけど」って言ったくらい(笑)。……もしかして、今回も練習してないの? 新曲2曲あるくらいだからやっているんだとは思いますが、当日のリハだけなんてことは…ありそうで怖い(笑)。まあ、それはそれとして、子供でもすぐに覚えられそうな楽しい曲。「みんなのうた」とかで採用してくれないかなあ。野村辰寿さんにアニメ作ってもらって。
もう一つの新曲は「
マッチ工場の火星人」。うろ覚えですが、千駄木にはじまり谷中を通って、上野で恋の花が咲くような歌です(笑)。くじらで地名が出るのって珍しいですね。「
ナガラリバー」くらいしか思い浮かびません。こっちも楽しい感じ。杉林さんは躁状態に入っているのではないでしょうか(笑)。楠さんのドラムソロがあってかっこよかったです。
あとは「
うてな」(
キオトさんとのユニット。現在休止中)でやっていた「
王様の歌」も演奏。これはくじらのレパートリーにしてしまうのでしょうか。ああ、そろそろアルバム作って欲しいなあ。
おなじみの強制コーラス(笑)。今回は「
ナガラリバー」「
KAPPA」「
SANSO」で。楠さんは「一人でコーラスをしているとふと我に返ったとき淋しい」ということで、どんどん歌って欲しい、「お客さんがリードする時代」とか無茶苦茶なことを言い、さらに「「
ナガラリバー」のコーラスはレコーディングした時以来、反省をしていないので、もっといいものを作って欲しい」と客にコーラスアレンジを要求。どんどんハードルが高くなっていく(笑)。「
KAPPA」では、「さらに上のステージへ」とベースラインのコーラスを。私とqouさんと前の男性と、女性が多いなかで男が固まっていたので、「この辺がんばって」と指をさされる(笑)。♪ボンボンボン…ってかなり空しいんですけど(笑)。
MCはオフィシャル掲示板で書き込みされていた夢の話。ボブディランとアンディ・ウォーホールの学園モノには楠さんも大爆笑。「夢をよく見るようになったのは若返ったからかな」と杉林さん。「働きアリの2割が働いていない」というニュースの話題では、「我が意を得たり」と盛り上がる二人。ほかにも「
くじらは最高だねえ」と楠さんが言うと、松永さんは「どこを指していっているの?」と聞き返し、楠さんは「自画自賛だよ」答えたり、リクエストのときには松永さんが「似たようなタイトルが多くて覚えられない」とぼやいたり。ちなみに動物の歌が多いのは「
パノラマ」の帯に「鳥獣戯楽」と書いてあって百獣の音楽を目指しているからとか。杉林さん曰く「当時はニューウェーヴなのにこういうのはかっこわるいなあと思っていたけど、今になってみるとなかなかいいね」。
2回目のアンコールは予定外ということで、リクエストを受けつけたのですが、なぜか誰もリクエストしない(笑)。そこで、楠さんから「松ちゃんのリクエストにしよう」と提案があり、「
島の娘」に決定。いい気分で終了。
終演後、ほかのみなさんとおしゃべりしていたら、ステージ(というか段差がないので普通に近寄れる)に置いてある杉林さんのセットリストと歌詞カードに注目が集まりました。今回わかった事実は「とんぼ」の正式表記が「
TONBO?」らしいということ。新曲の歌詞カードもあって、思わず携帯電話のカメラで撮影しようかと思いましたが、さすがにやめておきました(笑)。
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最終更新:2005年04月28日 23:52