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801 :オーバーテクナナシー:2005/07/19(火)21:49:28ID:rnQY+Jrl
【聞こえない声】
あ、家が燃えた。
素焼きの土器で揚げ物は無理か・・・
防災も考えるようだなぁ。
 
802 :死者の代弁者:2005/07/19(火)22:21:58ID:Ux+nvVaK
【聞こえない声】
はう、釉薬、釉薬。
ぽてち復活のためにも頑張るですよ。

灰の用途がよくわかんない(汗
【ないしょ話ここまで】
 
803 :死者の代弁者:2005/07/19(火)23:10:39ID:Ux+nvVaK
原始人さんこんばんは。

ポテチが作れなくなってしまったのですね…。
今日は、安全に揚げ物が作れる、水や油の漏らない土器の作りかたを説明します。
用意してもらうものは、
『土器』『水晶』『長石』『珪石』『粘土』『石灰』です。
『長石』と『珪石』が、まだ無いですね。

まず『長石』ですが、これは火山の近くにある石です。
砂岩ではない石は、ほとんど絶対といっていいほど長石を含みますが、
特に長石の多く入っている石は、以下のような見た目をしています。
http://www.h5.dion.ne.jp/~nspicnic/mine/Samples/adulariaYAMANOO1.jpg
みつけたら、水晶を使って粉にしてください。

次に『珪石』ですが、これは水晶の近くで出てきます。
水晶の近くで、白か灰色のサラっとした手触りの石を探してください。以下のような感じの石です。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~HASSHI/otidanimin7.jpg
みつけたら、これも水晶で粉にしてください。
珪石を粉にするときは、水晶に傷がつくかもしれません。あまり綺麗じゃない水晶を使いましょう。
 
804 :死者の代弁者:2005/07/19(火)23:17:46ID:Ux+nvVaK
次に、長石と珪石を使って、『アルカリ釉薬』を作ります。
まず、長石の粉を60g、珪石の粉を15g、石灰を15g、粘土を10gぐらい混ぜ、水でドロドロになるぐらいに溶いてください。
これを素焼きの土器にたっぷり塗りつけ、時間をかけて乾かしてから、銅を作るのに使った新しい窯に入れて焼いてください。
全体的にツルツルした感じの土器が出来れば成功です。
水も油も漏れなくなるので、とても便利だと思います。

もし全体的にザラザラした感じに焼きあがるようなら石灰を増やしてみるか、草木の灰を少し加えてください。
ツルツルの部分が土器の下の方に集まってしまっていたら、長石を増やしてみてください。
『アルカリ釉薬』が土器に塗り付けにくいときは、粘土を少し増やしてみてください。

こうしてできた水の漏れない土器を、『陶器』といいます。
使った石の質によって分量が変わってきますので、色々試してみてくださいね。

【聞こえない声】
灰を使うのはカリウムの補充のためと、出来上がりに味が出るからのようです。
ただ、灰だけでは焼成温度が1200℃を超えるようなので、低温で焼ける、石灰を使う『アルカリ釉薬』を紹介しました。
珪石や石灰は自然のものでも純度が高いそうですが、長石は良くて70%ぐらいまでで質にばらつきがあるそうなので、
原始人さんに量を調整してもらうようお願いしました。

いろいろ調べたんですが、これぐらいで限界です(汗
【ないしょ話ここまで】
 
805 :死者の代弁者:2005/07/19(火)23:38:24ID:Ux+nvVaK
【聞こえない声】
中の人とネ申の皆さま向けに自己申告します。

●新しく説明した物
『長石』火山の近くにある石。

『珪石』水晶の近くにある石。白か灰色で手触りがサラッとしています。
  ※水晶と同じ成分ですが、結晶ではないので水晶の方が硬いです。

『アルカリ釉薬』長石・珪石・石灰・粘土などで作る釉薬。比較的低温で使えます。
  ※鉛を使う鉛釉薬の方が低温で焼けるらしいのですが、危険なのでやめておきました。

『陶器』釉薬をつけて焼いた、水の漏らない土器です。

●参考URL
長石の説明
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E7%9F%B3

長石いろいろ
ttp://www.h5.dion.ne.jp/~nspicnic/mine/Samples/adulariaYAMANOO.htm

珪石の近くからは蝋石も取れるんでしょうか?
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~HASSHI/otidanimin.htm

釉薬の基本的な考え方(?)
ttp://www.tokoname.or.jp/glaze/genryo.htm

検索すると、いろんな割合で釉薬の実験してる人がいますね。

【ないしょ話ここまで】
 
806 :オーバーテクナナシー:2005/07/20(水)08:07:54ID:Os5nziyF
【聞こえない声】
神々へ
年齢別の人口比率(人数でOK)を調べておいた方がいいと思います。
戸籍は無理だろうな、今の段階で意味がなさそうだし

ところで年齢の概念ありましたっけ?まだないような
 
807 :オーバーテクナナシー:2005/07/20(水)10:51:44ID:DvQVY8/p
洗濯の仕方

1:服をきれいな水にぬらす
2:服に石鹸をこすり付ける
3:服を石などでごしごしこする。または大きな石に叩きつける
4:きれいな水で石鹸を落とす。
5:服を乾かす

以上です。ぬれたままの服を着ていると風邪ひきますよ。
 
808 :オーバーテクナナシー:2005/07/20(水)11:00:36ID:uQGJz/fd
服を乾かす時に太陽の光に当ててかわかすと消毒になりますよ

病気の患者さんの着ていたものや、看病をした人の来ていた物は
こまめに洗って日光に当てて乾かしてください
 
809 :オーバーテクナナシー:2005/07/20(水)11:52:39ID:DvQVY8/p
綿は害虫にとても弱い植物です。
一面の綿畑を作ってしまうと害虫の天敵が育たないので、
他の畑に隣接するように綿畑を作りましょう。
 
810 :オーバーテクナナシー:2005/07/20(水)12:20:26ID:txuXcywV
底のしっかりした靴と厚手の手袋がないと破傷風起こりまくりな予感
 
811 :死者の代弁者:2005/07/20(水)20:59:50ID:CUUudMHn
【聞こえない声】
ユニクロで見てきただけだけど、手織り綿はいいですねぇ。
究極の手織り綿、「ダッカモスリン」を作れたら白い人たちとも交易できるかも。
「ダッカモスリン」は熟練と根性があれば、作り方は普通の布と変わらないようですが、
すっごい交易の価値ありそうです。

今度は私は麻の生産→麻縄で橋の説明にチャレンジするですよ。
橋が出来たら耐火煉瓦→金属でしょうか?

石鹸とか農耕は全然知識ないです。綿って虫に弱いのね。知らなかった。
【ないしょ話ここまで】

 
812 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)01:02:36ID:zkxgZ4b+
破傷風は傷口をナスの汁で洗って塗布したら発症しにくい。
指先のちょっとしたケガでも死に至っておかしくないから
抗菌性の果汁などで消毒しとけ。
 
813 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)01:12:47ID:VOUKuTv3
【聞こえない声】
しかし破傷風予防といっても、小さな怪我までいちいち対処してんじゃ何もできなくなっちゃうよ。
今のレベルじゃどうしても怪我は付き物だし。
冷酷だけど、破傷風は人から人へは感染しないから発病した本人だけが死亡するだけで済む。
ただ、そこそこの傷は傷口を綺麗な水で洗うとかは必要だと思う。
 
814 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)11:44:41ID:lw8f3Jxl
これから『道路舗装』について教えます。
まずは利用する道具・材料の説明から。

『モルタル』
『セメント』に砂と水を混ぜて作る。砂利や石などをくっつける力を持つもの
正式な『セメント』は現在の技術力ではおそらく作れないのでそういうもんだと思っといて下さい

『石膏モルタル』
『セメント』の代わりに石膏を使った『モルタル』
かため

『ロームモルタル』
『セメント』の代わりに『火山灰』を使った『モルタル』
『火山灰』は火山が噴火した際、降ってくる灰のようなもの
降って来てすぐのものではなく、冷えて積もったものを使えばよい
やわらかめ

『玄武岩』
火山が噴火した際、どろどろと流れる赤い火の水のようなもの(『溶岩』と言う)が
冷えて固まったもののうち、黒っぽく見え穴がたくさんあいているもの。丈夫

『たこ』
地面や盛り土、あるいは基礎に敷き詰めた割栗石(ぐり)を突き固めるための道具。
直径30~50cm、長さ40~60cmの樫などの堅い丸太に
1m位の2~4本の引き手をしっかりと取り付けたもの。
1人~3人で引き手を持って作業する。
一人で使うものを『小たこ』、2~3人で使うものを『大たこ』という。
また、逆さに使うと杭を打ち込む作業に使える。これを『逆だこ』という

 
815 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)12:15:00ID:lw8f3Jxl
『道路舗装』とは道を歩きやすく改良することです。
たいへんな労力が必要となりますので、いきなり長い道をつくろうとはしないで下さい。
未来技術村の労働力が疲弊し、滅亡の危機に瀕する恐れがあります。

簡単に言うと、皆がおなかをすかせて、疲れて死ぬことがあるので注意しましょう。


『道路舗装』にはいくつかの種類があります。
今回は『レンガ舗装』『石畳舗装』『クレタ式舗装』の三種類を教えます。


『レンガ舗装』
1:基礎を固める
『たこ』を使い、地面を突き固め、平面にする

2:レンガを敷き連ねる
平面になった地面にレンガを敷き連ねる。
その際、レンガとレンガの間に『ロームモルタル』を使いレンガとレンガが離れないようにする
このようなモルタルの使い方を『目地』に使うという

3:完成!
これで『レンガ舗装』は完成する
非常にたくさんのレンガを必要とするので注意
雨に弱く、上を重いものが通ることにも弱い。崩れることがある
崩れてもレンガを交換すれば修理できるので、その点メンテナンスは楽
このようにして舗装された道路を『レンガ道』と言う
特に黄色いレンガを使って作られた『レンガ道』を『イエロー・ブリック・ロード』と言う
願いがかなうエメラルドの都に続くと言われ、非常に縁起が良い
 
816 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)12:25:00ID:lw8f3Jxl
『石畳舗装』
1:基礎を固める
『たこ』を使い、地面を突き固め、平面にする

2:玄武岩の板石を敷き連ねる
玄武岩を板状に加工し、平面になった地面にそれを敷き連ねる
板の厚さを薄くすれば、舗装が楽になるだろうが、道路の耐久性に難が出る
逆に厚くすれば耐久性は増すが舗装が大変になる
道の利用目的に沿って、適宜選択すること

3:完成!
これで『石畳舗装』は完成する
非常にたくさんの玄武岩を必要とするので注意
玄武岩が厚ければ上を重いものが通ることにも強いが、やはり雨には弱い
ただ、雨の降らない地方では非常に有効
あのピラミッドに使う大きな石も、『石畳舗装』で作られた道をコロによって運ばれてきた

 
817 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)12:58:12ID:lw8f3Jxl
『クレタ式舗装』
1:基礎を作る
幅4メートル、深さ20センチの溝を掘る
『たこ』を使い、底を突き固め、平面にする

2:下層を作る
『石膏モルタル』を『目地』に使い、小石や砕いた石を溝の底に敷く

3:『ロームモルタル』を流し込む
下層の上に『ロームモルタル』を流し込み、平面にする

4:『玄武岩』の板石を敷き連ねる
『ロームモルタル』の上に玄武岩板を敷き連ねる

5:石灰石板を敷き連ねる
『玄武岩』板の上に『石膏モルタル』を『目地』にした石灰石板を敷き連ねる

6:脇に排水溝を作る
溝を彫った石灰石を道路の両脇に埋め、排水溝とする

7:完成!
これで『クレタ式舗装』は完成する
ものすごい手間がかかるので注意
ただし、ちゃんと作れば雨に荷重にも強く、3000年は使用に耐える
 
818 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)13:02:43ID:lw8f3Jxl
以上、『道路舗装』でした。
道路の用途に応じて舗装の仕方は使い分けて下さい。

……多分『クレタ式舗装』は現段階の文明ではかなりのオーバースペックになると思いますが。
現状なら、『たこ』で地面を突き固めるだけでも舗装としては十分かも。
 
819 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)15:17:06ID:lw8f3Jxl
今日のおまけ

モラーラ君へ
 種の無いバナナを増やす方法を教えよう。
 種の無いバナナの茎の脇から新芽が出ると思うけど、
 それを切り取って苗として育てます。
 ある程度大きくなったら畑に植え替えて生育させ、実を収穫します。
 こうすることで種無しバナナは増やすことが出来るのだ。バナーナ!
 
820 :オーバーテクナナシー:2005/07/21(木)20:12:08ID:Yp7Eq7AY
>>812
茄子
ttp://www.iz2.or.jp/hana2/main2_sub692.htm
 
821 :死者の代弁者:2005/07/21(木)21:33:47ID:ax4NFL7k
原始人さんこんばんは。

麻・大麻の栽培ですが、種をまいておけば、ほとんど放っておくだけで育つようです。
時々水をあげればそれでいいみたいです。

今日は『マニラ麻』の説明をします。
マニラ麻は、名前は麻とついていますが、バナナに似た4メートルぐらいの植物です。
麻に似た繊維が、1本あたり大麻の数倍と、大量に取れます。
マニラ麻は、麻より繊維が遥かに長く、とても丈夫なロープや布が作りやすいのが特徴です。
また、綿や麻よりも水に強く、雨ざらしにしても腐りません。

マニラ麻は、バナナの近くで見つかると思います。
以下のような姿をしています。
http://www.ogura.co.jp/abaca/abaca001.jpg

根元から切り倒して葉を落とし、皮を剥き取ってください。
種は持って帰って栽培することも出来ます。

皮を剥いたら、皮の内側から繊維をナイフでこそげおとしてください。
すごい量の繊維が取れます。
こそげおとした繊維は木の枝などにかけて乾かすだけで、すぐ使えます。

切り倒したマニラ麻は、放っておくとまた根元から芽を出して生えてきます。
200日ぐらいで元の大きさになるので、また繊維が取れます。
麻のように一年で枯れたりしないので、何度も何度も取れます。

マニラ麻の繊維で作ったロープや布は、麻よりすこしツルツルした感触になります。
試してみてください。
 
822 :死者の代弁者:2005/07/21(木)21:34:41ID:ax4NFL7k
【聞こえない声】
『マニラ麻』です。アサではなく、バショウ科の植物だそうです。
ttp://www.ogura.co.jp/abaca.html

現代でも結構使われてて、和紙の材料にもなってるみたいですね。
丈夫な和紙が出来るので、紙衣を作るのなどに向くそうです。
合成繊維はまだまだ先になると思うので、丈夫で腐食しにくいところが役に立つかもしれません。
【ないしょ話ここまで】
823 :オーバーテクナナシー:2005/07/22(金)21:57:27ID:yQhsPNbg
生産高を上げるために肥料のご紹介をば

まずコウモリが大量に生息している洞窟を見つけてください
そこにはコウモリたちが排泄した糞が積もりに積もっているはずです
これを『バットグアノ』と言います
数年から数十年経っている比較的新しいものには窒素
数百年以上経っている古いものにはリン酸という
植物には必要不可欠なものが含まれています

量は大したことありませんので、大規模な農業をするには考えなきゃなりませんが
ひとまずはこれで充分だと思います
 
824 :死者の代弁者:2005/07/22(金)22:55:05ID:kX1Zqjxt
【聞こえない声】
>823
それって硝石作れるんじゃ…(汗

そういえば赤い池の水から化学肥料が作れますねえ。

【ないしょ話ここまで】
 
825 :オーバーテクナナシー:2005/07/22(金)23:21:29ID:yQhsPNbg
『コウモリ』がどういうものか書き忘れてた('A`)

コウモリは、夜活動する鳥のように空飛ぶ動物で
昼間は洞窟などの暗い場所に隠れて生活しています
色は黒いですが、お腹あたりは人間の肌と似たような色です

>>824
おそらく作れるんだろうと思うけど、自分の貧弱過ぎる化学知識じゃ
詳しい作り方がどうにも
826 :オーバーテクナナシー:2005/07/23(土)13:01:05ID:NWxXBtGi
からあげ
 
827 :オーバーテクナナシー:2005/07/23(土)13:32:15ID:7H/YSWA0
>>824
作れるつーよりすでに糞溜まりに硝石できてる、精製するだけ。
 
828 :オーバーテクナナシー:2005/07/23(土)21:38:59ID:fN8FoMAb
コウモリの巣ってガスマスクしないと数秒で気絶して数分で死ぬんじゃ?
 
829 :死者の代弁者:2005/07/23(土)22:44:03ID:6oge5/4S
【聞こえない声】
>825
うーん、化学は一応やってるけど、専門じゃないし、私も自信はないです。
前に、原始人さんに酸化窒素吸わせちゃったし(ゴメン
実験室の化学はどこまで通用するんだろう。

>827
そういうものですか…。
と、硝石について調べてみたところ、確かに自然に出来てそう。
なるほどなぁ。

>828
フンがたまってたらメタンガスとかありますかねえ。
そういえば前に、洞窟の入り方を説明してる人がいたような。


マニラ麻が採用されるか却下されるか、のんびり待ち中です。
大麻と同じ気候じゃ育たないかもしれないけど、バナナあるしなぁ…。
採用されたら橋の材料にしたいんです。無理かなあ。
【ないしょ話ここまで】

 
830 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)08:20:04ID:irmQXsym
天井に100万匹以上のコウモリが張り付いてて、歩くと厚く積もった糞尿にヒザまで埋まって、現在進行形で散布され
メタンガスちアンモニアガスが立ち込めてる洞窟ならテレビで見たが
あれは極端な例で、かすかにアンモニア臭がして30分くらいで頭痛を起こす程度のが一般的だと思う。
831 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)14:35:45ID:9vg0cVNL
うっかりたいまつ持ち込んで……とかなったら危険?
 
832 :初代1◆zhFdGsjV7M:2005/07/24(日)19:44:46ID:aHtpW/pA
砂糖は、人類にとって至高の一品であることは疑うまでもない。
その甘さは、万人を虜にして、まるで悪魔のごとく、そして天使のごとく
料理の「さしすせそ」の一番最初に謳われるほどでもある。

野生の『砂糖黍』を見つけることは特定の地域では、それほど難しいことではない。
ここ、未来技術村周辺でもそうだ。
生命力が強く、雨と陽射しさえあれば痩せた土壌にも元気に育つ。
肥えた黒土よりも、荒い砂地のような土壌を好む性質もある。
そんなこんなで、野生のソレをある程度増やしてみたナナッシ君は
砂糖つくりに挑戦をしてみたのだ。

オリーブ油と同じ要領で石臼ですりつぶしたあと、圧縮機にかける。
出てきた汁を土器に入れて煮詰める
そうして出来上がったものは、黒くボロボロと崩れる、やわらかい塊だ。

「これが、砂糖だか?」
圧倒的な甘みと、わずかな酸味、独特の風味と、原始人たちが知らない味が
いま、こうして加わったのだ。
でも、現代人が言う「砂糖」とは、何か違う様子。
アドバイスしだいでは、より純粋な甘みを取り出せるのでは?
 
833 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)20:01:18ID:7/zbQP9N
それは黒砂糖という
白砂糖よりも栄養があるよ
 
834 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)22:07:33ID:HnOKu/KP
んじゃ、簡単な白砂糖の作り方を。

1.>>832で作った『黒砂糖』を濡らした四角いガーゼで包みます。
  (目が粗いみたいなので2、3枚重ねたほうがいいかな?)

2.黒砂糖が溶けない程度に水をかけて湿らせます。

3.こぼれないように四隅を縛って、絞るように捻りあげていきます。

4.すると『糖蜜』という茶色い液体が染み出て来るのでこれを洗い流します。

5.糖蜜が出なくなるか、色が無くなるまで3-4を繰り返して完成。

黒砂糖より甘みが強くて口解けの良い『白砂糖』。まあ真っ白とはいかないだろうけど。

【聞こえない声】
誰か糖蜜の使い道知りませんか?833ネ申さんの言うように栄養はあると思うのですが。

 
835 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)22:07:39ID:2l/JMUlD
現状では、砂糖の精製に労力を割く余裕は無いだろうから
黒砂糖のままで良いだろう。
 
836 :834:2005/07/24(日)22:16:34ID:HnOKu/KP
>>835
うーん。そうですね、この方法だと大量には作れないし・・・。
白い人への贈答用に少量作るってのはどうでしょうか。
 
837 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)22:17:27ID:pWaoouqb
>>836
それやったら、大ピンチかと。
(侵略の目標にされそうな……)
 
838 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)22:20:43ID:2l/JMUlD
原始人さんへ、疫病はどうなりましたか?
病人の数は以前より減っていますか?
それと、男と女の数と、働ける男は何人いるか教えて下さい。
 
839 :死者の代弁者:2005/07/24(日)22:41:42ID:g4IXBc8E
【聞こえない声】
黒砂糖いいですねー。
子供の頃、食いすぎて鼻血出したなあ。

精製は、氷砂糖を作って砕くのが一番簡単そうかな?
氷砂糖…氷砂糖もいいなー。

砂糖醤油で焼き餅が食べたい。ノリ巻いて。
コンビニでサトウの切り餅買ってきます。
【ないしょ話ここまで】

 
840 :死者の代弁者:2005/07/24(日)22:47:11ID:g4IXBc8E
おお、すでに精製方法が。

>834さんの方法は、めちゃくちゃ美味しい砂糖が出来るんですよねー。
和三盆っすね。

出てきた蜜は甘いけど、食べると喉がイガイガします。
食べる以外の用途って何かあるでしょうか。
 
841 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)22:51:57ID:7jW/rxqW
糖蜜はアルコールの材料なんかに使われるな、作り方はさっぱり知らないけれど
 
842 :初代1◆zhFdGsjV7M:2005/07/24(日)23:04:47ID:s0K5K/ft
麦や米、粟等の穀物や、オリーブ油、そして、最近作られるようになった砂糖、サツマイモ等を
もしものために、大量に保管している場所がある。
管理しているのは、レイのスーパーマーケットの女衆で陣頭指揮をとっているのは長老である。

長老は若いころに7人の女と20人の子供を作ったという、男衆にとっても女衆にもっとも
伝説とも言えるスーパーマンである。モラーラやモーナーはその孫にあたるらしい。
袋も無い状態で、それだけ沢山の家族を養った長老・・・恐るべし

閑話休題

で、保管場所でちょっとした騒ぎがあったのだ。
内容は、保管してある食べ物が無くなるというもの。
原因は以前にネ申の一人が言っていた『ねずみ』という動物に間違いないようである。
穀物の入った壺の中に入っていた動物がその特徴と一致したためだ。

保管場所は以前に住居として使っていた洞窟のひとつで
動物が入り込まないように柵がしてあったのだが、これでは防げなかったようだ。

長老直々にナナッシに良い知恵は無いかと訪ねてきたのだが・・・・・

「ネ申さんたち、どんなもんだかねぇ」

と、当人も困っている様子。何とかしてあげてください。
 
843 :初代1◆zhFdGsjV7M:2005/07/24(日)23:33:36ID:s0K5K/ft
>34で作成され、駄目だしを受けたカマドだが
ついにその改良型が完成した

カマドの中央前方に土器を差し入れしたり、燃料を足したりするための入り口
後方には煙突へつながる口がある。
ナナッシの背の高さほど(約5尺)の煙突もついている。
左右にアーチを組んで、前方から入った空気が淀まないように作ったのだ。
図で表すと
http://www2.atwiki.jp/rokurei60/pages/101.html
なかんじだ。

横幅4キュービット
奥行き8キュービット
高さ3キュービット
と巨大なものだが、入り口は小さいので(屈まないと入れない)
それほど大きな土器は焼けないが、大量に焼くことが可能だ。

でも、思い出して欲しい
レンガの素材を
これで本当に良いのか?
構造もこれで良いのか?
このカマドで、陶器が焼けるのか?
っていうか、このカマドつかえるのか?

あー、それと、接地場所は屋外なのであしからず・・・・
 
844 :オーバーテクナナシー:2005/07/24(日)23:37:47ID:SLn5f1Ir
一般的なのはネズミ返し付きの高床式倉庫なんだろうけど、
今の製材技術ではむりかなぁ。
作物を入れた容器を密閉する方が早いか?
 
845 :死者の代弁者:2005/07/25(月)00:06:56ID:VY+GxKP0
原始人さん、カマド作ってたのね…
2スレ>>84のダメ出しの件ですね。
陶器については、2スレ>>322で使った、古い方のカマドを想定してました。
だから、古い方のカマドでも作れなくはないと思います。

新しいカマドってどうなんだろう。カマドのことはよくわかりません。
先に橋を作って、珪藻土を入手するのかと思ってた・・・。

対ネズミ策としては猫を飼うというのはどうでしょう。
猫ってどこにいるんだ…?
 
846 :オーバーテクナナシー:2005/07/25(月)01:26:11ID:ep8txN9Z
ねずみ対策ですが、前スレの444のように地面から持ち上げた倉庫を作ります。
倉庫の足には板をつけます。
これが844さんの言うねずみ返しです。
847 :オーバーテクナナシー:2005/07/25(月)12:15:27ID:bZV/lRv9
>>843
そこまで念を押してくるということは、
何か見落としてる部分があるんだろうな~。思い付かん。

>>844
やはり鋸が無いと板を沢山作れないね。なんとか金属を使わずに、
鋸を作製出来ないもんかな。調べたけど細石器を使った、
鎌みたいなものしか見付からなかったよ。
 
848 :オーバーテクナナシー:2005/07/25(月)12:38:18ID:eOZbh9sd
鋸状石器は、たぶん鋸のような形をした石器なだけであって
鋸の用途には使っていなかったのでは・・・
 
849 :847:2005/07/25(月)13:01:10ID:bZV/lRv9
>>848
そうなんだよな~。どう見ても木材は切れそうにない。
丸太を削り出して作るか、青銅を作れるようになるまで待つしか無いのか。

実際の石器時代も板の大量生産は出来なかったんだろか?
 
850 :オーバーテクナナシー:2005/07/25(月)13:24:40ID:eOZbh9sd
>>843
Q:レンガの素材は、これで本当に良いのか?

あまりよくない
そのカマドは耐火煉瓦を焼く用途に使って、耐火煉瓦が必要な数揃ったら
新たなカマドを組み立てた方が良いでしょう
普通のレンガでは耐熱というよりも、断熱性能が弱いために熱が逃げてしまって
カマド内の温度が上がらないかもしれない

Q: 構造もこれで良いのか?

絵を見た感じでは、まあまあよいかも?
欲を言えば、中程から手前の焚口に向かって少しすぼまっているような形になっていると良い
角になる部分はなるべく無い方が良い等・・・くらいかな?
でも実際に火を入れてみないと分からない

Q:このカマドで、陶器が焼けるのか?

これもやってみないと分からない
1200℃までは上がらないかも
火の色を見て赤く見えているようだと温度足りてないです
温度が低いと焼成時間がすごく長く掛かります・・・半月とかorz

Q:っていうか、このカマドつかえるのか?

使ってみないと分からない
使う前から良いか悪いか聞かれても良く分からない
使ってみて、不具合があったらその都度報告してくれた方が対策立てやすいです
 
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最終更新:2020年11月10日 20:22