【490 医学・薬学】

『医術』病気や怪我を治す技術

【491 基礎医学】

『ガーゼ』細めの木綿糸を粗く織った布。止血や傷口が汚れるのを防ぐ
『包帯』細長い木綿布。止血などで用いる。 原料:木綿布
『マスク』咳、クシャミによる小さな滴を吸わないようにするもの。
     麻疹や、多くの病を防ぐ。 原料:薄めの白い木綿布と、木綿糸、ガーゼ
『塗布』1面に塗りつけること。
『患部』怪我や病気のに罹った体の部分
『症状』怪我や病気などによって起こる体調、外見などの変化
『臓器』体の内側にある、はらわた、脳みそなどの部分。いろいろな役割があり、大切なもの。
筋肉以外の肉。
『内臓』臓器の別名
『器官』内臓の一部分、内臓そのもの、または体の一部で特徴のある働きをする部分。
『脳』ものを考えたり体の動かし方を筋肉に命ずる大切な器官。頚動脈を切られたり首を絞められるなどして、酸素供給が立たれると1分足らずで死んでしまう。
『循環』ぐるりと一巡りすること
『血液の大循環』肺循環と体循環をあわせたもの。の循環
『肺循環』右心室→肺→左心房まで
『体循環』左心室→体→右心房の循環
『心臓』心臓は胸の真ん中やや左にある、血を送り出す働きをする臓器
『右心房』心臓の部分の一つ。血液が体から心臓へ戻る大静脈、そして右心室と接続している。
『右心室』心臓の部分の一つ。右心房と右心室には心臓から肺へ血液を送る肺動脈と接続している。
『左心房』心臓の部分の一つ。肺から心臓へ戻る肺静脈と左心室に接続している。
『左心室』心臓の部分の一つ。左心房と心臓から体中へ血液を送る大動脈がつながっている。
『脈拍』一定の間隔の血の流れ。死ぬと失われるので、脈を取ることで生死の確認ができる。
『血管』血が流れている管。手の甲などには青く浮き出た管が見える。
『動脈』心臓から体の各部へ、血液を運ぶ血管。動脈は太く、血管の壁は厚く、中を流れる血液は流れは速く、力強く、色は鮮やかな赤です。
また比較的体の内側を流れています。
当然、動脈を傷つけた場合のほうが事態は深刻です。
『静脈』体の各部から心臓へ戻る血管。静脈は動脈よりもやや細く、血管の壁は薄く中の血液は静かにゆっくり流れ、すこし暗い赤色です。
動脈に比べ体の表面に近いところにあります
『大静脈』右心房に接続している太い静脈。
『肺動脈』右心室から肺へつながっている血管。
『肺静脈』肺から左心房へつながっている血管。
『大動脈』左心室に接続している太い動脈。
『頚動脈』首の太い血管。脳に送られるほとんどの血液がそこを通ります。
『毛細血管』目には見えない細かい血管。これがあるゆえに体のほぼどこでも斬ると出血する。
『血液』血のこと
『動脈血』肺で酸素を受け取って、酸素を多く含む血液。鮮やかな赤色。
『静脈血』体の細胞に酸素を渡し、酸素をあまり含まなくなった血液。暗い赤色で皮膚を透かしてみると青く見える。
『赤血球』血液の中にある小さなお皿状の細胞。細胞へ酸素を運び、不要になった二酸化炭素を受け取る。
『肺』気管の先の胸の中に左右2つある臓器。
『肺胞』肺の中にある小さな袋状の器官。毛細血管が網目状に張り巡らされていて、二酸化炭素を排出、酸素を吸収する。
『気管』首の中にある管。途中二手に分かれて左右の肺に通じる。
『呼吸』酸素を吸いこみ、二酸化炭素を吐き出すこと
『窒息』息が詰まること。細胞に酸素が行き届かなくなった様子。
息ができる状態でも、空気中に酸素がなかったり、一酸化炭素など有害な物質が含まれていたりすると窒息死する。
また、首を絞めるなどして脳への血液供給を絶っても窒息死する。
『胃』口から喉を通って下へ降りたところにある袋のような臓器。食べたものを消化する。
『消化』食べたものをドロドロに溶かすこと
『肛門』お尻の穴のこと
『腸』胃の下から肛門まで続く管状の臓器。食べ物の栄養や水分を吸収する。
『筋肉』骨同士をつないで伸び縮みすることで体を動かす肉
『肋骨』あばら骨。胸を籠のように囲んでいる骨
『病原体』体の中に入ると病気を引き起こすもの。
土や泥、排泄物や腐った物には特にたくさんの病原体がいるので、
傷のある部分で触ったり、口にしたりしないように
  • 『ウイルス』病原体の一種。一般的に寒さに強く熱さに弱い。
  • 『菌』病原体の一種。一般的に寒さに弱く熱さに強い。
『免疫』一度かかった病気にはかかりにくくなること
『毒』体に入ると調子が悪くなるもの トリカブトなど
『消毒』熱湯や薬草などの薬、強い酒を使ったり日光にあてたりして病原体を殺すこと。
『殺菌』熱湯や薬草などの薬、強い酒を使ったり日光にあてたりして病原体を殺すこと。
『煮沸消毒』沸騰した湯で消毒すること
『体温』体の温度。

【492 臨床医学 診断・治療】

『救命』人を死から救うこと
『患者』病気になったり怪我をしたりして手当てが必要な人のこと
『出血』血が体外へ流れ出すこと
<<止血法>>4-163
①清潔な布で患部を抑え包帯で縛る
②それでも止まらない時は、傷口より上の部分を固く布で縛る。
③傷の周りを水で洗い、糸と針で、傷口を縫いつける。
④ウジ虫は無視
⑤直ったら糸を抜く

『内出血』体の内側で発生した出血。内出血は出血の起きた部分を中心に皮膚の色が
赤~青紫に変わり広がっていくことで、起きたことがわかります。
<<内出血の治療>>4-627
骨や筋肉の損傷で起きる内出血は、まず出血している箇所を
出血が止まるまで濡らしたガーゼなどでよく冷やします。完全に血が止まったなら、今度は
お湯を入れた皮袋などで温めます。すると体内に溜まっていた血が血管内に戻っていきます。
骨折に伴う内出血の手当てはまず骨折の手当てを済ませてからにしましょう。
お腹や胸、頭の骨の中で起きる内出血は内臓を傷つけていることが多く、
今の原始人さんの技術では助けるのは難しいかもしれません。

外出血でも内出血でも応急処置は基本は4つ。(4-638)
  • 動かず安静にして患部への血流を抑制する。
  • 冷やして患部への血流を抑制する
  • 圧迫して患部への血流を抑制する
  • 心臓より高く持ち上げて患部への血流を抑制する

『脈拍』手首の内側の親指の付け根あたりを押さえたときの脈打つ強さや速さのこと

<<溺れた者への対処>>5-13
水の中などでおぼれた場合、水の温度や人によって異なりますが、助けるまでに10分
(1分は大人が安静にしているときの脈拍65~75回分ぐらい。
1分の、60分の1の長さが1秒です。)以上かかってしまうとほとんど助かりません。
できるだけ早く救助し、溺者の意識、呼吸、脈拍の有無を
確認してください。
呼吸がなかったら人工呼吸、脈がなかったら心臓マッサージを行なってください。

『人工呼吸』溺れた者への救命法の一つ。
<<人工呼吸の方法>>5-13
溺者を仰向けに寝かせ、首の下に
腕を通して顎を少し上向きにし、気道を確保します。また口の中にものが詰まってないか
確認します。溺者の口を軽く開き、横から交差するように自分の口をぴったり合わせ、鼻をつまみ、
空気が漏れないようにして約2~3秒ゆっくりと息を吹き込みます。このとき溺者の胸が膨らむのを確認します。
(確認できなかった場合、鼻や口の合わせ面から空気が漏れている、もしくは
気道が確保されていない場合があります。もう一度確かめてください。)
溺者が水を吐き出し、呼吸を再開するまで繰り返します。

『気道』息の通る道

『心臓マッサージ』溺れた者への救命法の一つ。
<<心臓マッサージの方法>>5-13
溺者の一番下の肋骨を指でたどり、胸の真ん中のへこんだ部分に
指先を置きます。指先に片方の掌をおき、さらにもう片方の手を重ねて、胸が1~2寸程度沈むように押します。
肘は伸ばしたまま、軽く体重をかけるような感じで、1分に100回くらいの速さで押します。
(ただし胸に怪我を負い、肋骨が折れている場合などは出来ません。折れた肋骨が肺に刺さるからです。)
人工呼吸2回、心臓マッサージ15回をまとめて行い、呼吸、脈拍が回復するまで繰り返します。
人工呼吸、心臓マッサージは不完全ながらも心臓、肺の機能を代替することができます。
ネ申の世界では2時間(約昼間の6分の1の時間)後に生き返ったこともあるようです。あきらめず続けてください。

『一酸化炭素中毒』一酸化炭素を吸うことで赤血球の気体運搬能力を奪われることで起こる症状。
症状は、頭痛、吐き気、めまい、全身のだるさなどがあり、さらに進むと意識不明、死に至ります。
<<一酸化炭素中毒になった人への対処法。>>5-14
一酸化炭素中毒になった人への対処法は、まず一刻も早く換気を行うか、できなければ患者を風通しのよい場所へ
移動させることです。このとき患者は寝かせたまま引きずって移動させてください。立たせたり歩かせたりしないように。
あとは溺者に対するものと同じです。ただし意識が戻って数日たってから症状が現れる場合があるので
注意が必要です。また患者を救助するときは救助者が一酸化炭素を吸わないように息を止めておくか、
濡れたガーゼで口と鼻をを押さえておこなってください。

【493 内科学】

『食中毒』特定の病原体が付着した食べ物を食べるとお腹の中で増え、毒を作り、腹痛などを起こすこと。
『プラシーボ効果』 痛み止めに利かないような砂糖の塊であっても、薬だと思いこませて飲ませれば、痛みが和らぐという現象。
『熱中症』ひどい暑さによって体温が上がり過ぎて体調を崩すこと
  • 『日射病』熱中症の中でも主な原因が日差しによるもの
  • 『熱射病』その他の原因によるもの
<<熱中症の対処法>>4-631
まず熱中症になった人を日差しのあたらない風通しのよい涼しい場所へ運びます。
服を脱がせ、濡らしたガーゼを脇の下や太ももの付け根、首筋に当てます。
ここには体の太い血管が集まっていて、血管を冷やすことで流れる血を冷やし、体温を
素早く下げることができます

『脱水症』汗のかき過ぎやひどい下痢などで体内の水分が不足し、体調が悪くなること
<<脱水症の治療>>4-632
治すには当然水を飲ませるのですが、水だけではなく、塩も与えてください。
汗はしょっぱいですが、これは汗の中に塩分が含まれているからです。
脱水症の人は水分とともに塩分も不足しているため、それを補給する必要があるのです。
水や塩を与えるときは一度にたくさん与えるのではなく少しずつ与えてください。
暑さで胃や腸が弱っているため、一度に飲むと負担をかける恐れがあるからです。

『低体温症』寒さによって体温が下がり過ぎて活動できなくなること
<<低体温症の治療>>4-633
熱中症とは逆に風の当たらない暖かい室内などへ患者を運び、
ぬれた服を着替えさせて毛皮で体を包みます。
お湯の入った皮袋を熱中症のときと同じく脇の下などにあて体を温めます。
意識がはっきりしているようなら砂糖を温めたお湯にたくさん溶かして飲ませましょう。体を温める効果があります。

『脚気』肉をとらず米ばかり食べていると足が激しくだるくなり、右胸が膨らんで死に至る病
『壊血病』野菜や果物を取らないとなる病。船での長旅ではかかりやすい。
『リウマチ』関節が腫れて痛む病気。熱が出ることもある。
『神経痛』とくに怪我も特別悪いところもないのに頭やあばら骨や腰の骨あたりが痛む病気
『伝染病』伝染しやすい病気。伝染病に罹った人ほ他の人に感染させないように離れた場所に隔離する必要があります。
『麻疹』別名:はしか 村で流行している疫病。感染力が高く、三人に一人は死亡する危険な病気。
 咳、クシャミ、熱、充血などに始まり、数日で全身に発疹が生じる。口の中に周りが白い、赤いできものが出来るという特徴がある。
 運の良いものは、二週間ほどで回復する。
 2-729現在、『病院』に隔離し、『免疫』のあるものが、『烏梅』、『桜皮』、果物で治療。
『感染』病原体が体内に入り、増えていくこと
『伝染』病原体が原因で病気に罹った人の血液、唾液、便などが体内に入ると
同じ病気に罹ること。

【494 外科学】

『痔』尻の穴の傷。便秘が酷いときに出来やすい
『発疹』体に小さい腫れ物が出来ること、または腫れ物そのもののこと

<<骨折治療>>4-163
折れた部分に木などをそえて、布を巻いて固定。
折れたところは動かさないように指示
『松葉杖』歩行補助器具。原料:木、布、紐
http://www.bearslope.com/crutches/tl_crutches.gif
http://www.bearslope.com/crutches/cr_frm02.jpg

『凍傷』体の組織が凍りつき、障害を起こすことです。凍傷は冷気に晒されやすい顔、耳、手足の指などに起こりやすく、重大なものになるとかかった部分が壊死してしまいます。
『壊死』腐り落ちてしまうこと
<<凍傷の治療――『急速解凍法』>>
まず凍傷に罹った部分を暖かいお湯につけ、凍結を解除します。
患部に触れたり、揉んだりしてはいけません。
感覚が戻り、少し動かせることが確認できたら(確認するだけです。動かしてはいけません。)
水気をよくふき取り、清潔な包帯で巻きます。『急速解凍法』といいます。
一度解凍した箇所が再び凍結しないように注意が必要です。
症状がさらに重くなります。
ですから、急速解凍法を行うときは再凍結の危険のない完全に安全な場所で行い、
一時的な避難場所などで行ってはいけません

【495 産科学,婦人科学】

『妊婦』子を宿している人
『妊娠初期』妊娠が分かる前の最後の月経から0日~100日ほど。つわりが多い。
<<妊娠初期のすごし方>>4-658
妊娠初期の妊婦は、なるべく楽に、ゆったりと過ごさせてあげましょう。
激しい運動、労働は、してはいけません。
酒も飲んではいけません。
この期間は、お腹の赤ちゃんにとっても大切な時期なので。
『つわり』妊婦のものが食べられなくなったり、吐いたり、やたらと寝たりする症状
『妊娠中期』最終月経から100日から、190日目ほど。つわりも治まり、体の状態も安定します。
<<妊娠中期のすごし方>>4-658
妊婦さんはお腹が空くことでしょうが、食べすぎ、太りすぎはいけません。
ですから適度な運動・仕事をし、食事量にも気をつけましょう。
頭がフラフラするのや、痔をふせぐために、動物の肝臓や、野菜を多く食べるようにしてください。
また、心の方は体と逆に、不安定になることが多いようです。
妊婦さん同士でお喋りを楽しんだり、好きな手作業をして、気を紛らわせましょう。

『妊娠後期』最終月経から190日目~生まれるまで。腹が大きくなり、赤ちゃんが頻繁におなかを蹴る。また頻繁に小便に行きたくなる。
<<妊娠後期の過ごし方>>4-659
お腹が大きくなって動きづらいですが、できる運動や労働はしましょう。
出産や子育てに必要なものをそろえましょう。
体が冷えないように、暖かくして、冷たいものを飲まないようにしましょう。
『陣痛』最終月経から280日目ぐらいに起きる妊婦の定期的な腹の痛み。出産の合図。
『破水』妊婦の陰部からとつぜん大量の水が出ること。出産の合図。
『出産』赤ちゃんが産まれること
<<出産直前の過ごし方>>4-659
妊婦さんは清潔な場所へ寝かせましょう。
こまめに飲み物をあげましょう。
息をゆっくり吐いて、体の力を抜き、楽な気分になるようにしてください。
周りの人は手を握ってあげたり、腰の下に丸めた布を敷いてあげたりしましょう。
とにかく、妊婦さんの望むようにして、楽な気分にさせてあげてください。

『逆子』足や、お尻から出てくる赤子。出産が困難で母子ともに死の危険がある。
<<逆子の出産>>4-659
逆子は産むのが難しく、お産も長引きます。
赤ちゃんも、妊婦さんも、死ぬこともあります。
この場合は、誰かが、出てきた赤ちゃんを一回、お腹の中に押し戻して、手をお腹に入れて回転させなければいけません。
難しい技術です。出産の手伝いに慣れた女性にやってもらいましょう。


<<新生児が泣かないときの処置>>5-29
出産後は布で包むなどをして新生児の保温はしてあげてください。
また、泣かない場合には、基本的に>>13神の措置[人工呼吸と心臓マッサージ]をそのまま行います。
口や鼻の中に何か詰まっていないか見て吐き出させる、あるいは吸い出すこと。胎便とか胎脂、羊水などが入っている可能性があります。
それでも泣かない場合には自分で息ができないのかもしれません。
13の措置で息を吹き返すことがあります。
基本的に一緒ですが、大人にするよりも気をつけないといけません。
胎脂ですべりやすいけれどもすべらないように、強すぎないように。
強さも余り強すぎると骨が折れてしまうので指1~2本分くらい沈むくらいにしてください。新生児の心臓は小さく一度に送り出せる血が少ないためか、脈が速いので、それにあわせて回数も多めにしてみてください。

<<産後の処理および過ごし方>>4-660
出産後、妊婦さんが、たくさんの出血したときは、急いでお腹を布でグルグル巻きにしましょう。
お腹に冷たい水をかけて、冷やしてあげましょう。
出産が長引いた時は、出血の危険も高まるので、これを防ぐために、食べやすい果物などを与えてください。
胃袋に食べ物を入れると、赤ちゃんの入った袋(『子宮』といいます)が、縮みやすくなります。

生まれた赤ちゃんは、人肌のお湯でよく洗い、清潔にしてあげましょう。
切ったヘソのところは特に、薄めた木酢などで、こまめに拭いてあげてください。

産後の妊婦さんは、最低7日間は、ゆっくりと、なるべく寝かせて過ごさせてあげましょう。
体の力が弱くなり、骨もずれているので、それを戻すためです。

『冷え性』血の巡りが悪いために手足や腰が冷える女性に多い病気

【496 眼科学,耳鼻咽喉科学】

【497 歯科学】

『虫歯』歯に穴があいて痛くなる病気。砂糖を多く食べるとなりやすい。
『歯磨き』木の枝を折ってそこを石にたたきつけて刷毛上にしたものでして居る。
歯茎から血が出るので普及するかは微妙
http://sekitori.web.infoseek.co.jp/watching/ichi_photo/ichi_Paki_haburashi1.gif
『歯磨き粉』歯磨きの際に用いる 原料:塩・灰・貝殻・水

【498 衛生学,公衆衛生学,予防医学】

『慈善/厚生』飢えている人に穀物を多く取らせること
『病院』病人を隔離して治療する施設。川下で乾燥したところにあり、村から離れている。
『医者』医術を身につけ、それを生業とする人※5-76現在、医学専門職は存在せず。
『ネズミ捕り』土器に水を入れその上に籾殻を敷いたもの。ねずみを入水自殺させる

【499 薬学】

『薬草』怪我や病気を治す際に利用する草木
  • 『木酢』薬品 虫除け・傷・腹痛 ほとんど取れない
  • 『烏梅』薬品 原料:梅 効用:かぜ、食あたり、暑気あたり
      用法:烏梅1~2個を200mlの水に入れて、水が半分になるまで煮詰めて飲む
  • 『ユキノシタの葉』貼る薬品 原料:ユキノシタ 効用:火傷・凍傷・腫れ物・ひきつけ
  • 『ウコンの煎じ汁』 原料:ウコンの根 効用:肝臓・鼻血・血尿・吐血・出血・月経
      用法:1日量を5~10グラムとして水400mlを加えて煎じて、半分 まで煮詰めて、1日3回食間に飲む。
  • 『桜皮』服用/塗る薬 原料:桜の内皮 効用:おでき・湿疹・じんましん・せき
      用法:1日量3~5グラムを適量で煎じて飲
  • 『片栗粉』散布薬 原料:カタクリ 効用:擦り傷・できもの・湿疹
  • 『葛湯』服用薬 原料:片栗粉・湯・糖分 効用:風邪・下痢
  • 『ヨモギ』煎じ汁 効用:貧血・下痢
    揉んだ葉 効用:切り傷
    • 『艾葉』ヨモギの葉と草を乾かしたもの 原料:ヨモギ 効用:貧血・下痢・便秘・鼻血・痔・血尿・食欲増進
        用法:1日量5~8グラムに、 水500mlを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食間に服用します。
  • 『へクソカズラの汁』効能:蜂刺され・しもやけ・ひび・あかぎれ
      用法:厚く塗って布を巻きます。朝夕一日二回取り替えてください
  飲んだときの効用:脚気・下痢
  飲むときの用法:ヘクソカズラの乾燥した根を刻んで 約10グラムを、水約500mlで煎じて飲む
  • 『藍実』原料:藍の実 効用:解毒・解熱
      用法:一日に藍実3~10gを水200gに入れて半分よりやや少なくなるまで煮詰めて飲む
  • 『藍葉』原料:藍の葉 効用:虫刺され
      用法:藍葉をすりつぶして作った汁を虫に刺されたところにぬる
  • 『藤の種』効用:便秘
      用法:1日量、種子1~3グラムを水300グラムで半量に煎じつめたものを空腹時に飲む
  • 『黄柏』原料:キハダの内皮 効用:食欲増進・下痢・打撲傷
      用法:黄柏をすり潰して粉にしたものを1回1グラム、1日3回食後のむ。
         打撲傷の場合は、黄柏の粉末に酢を加えてよく練り、
         患部に直接塗ってガーゼを当てて乾いたら新しく取り替えるようにする。
  • 『天木実』原料:マタタビの実 効能:冷え性・疲労回復
      用法:粉末を一日に3グラム程度服用
  • 『木天蓼』原料:マタタビの実(虫こぶ。ゆでてから乾燥させる) 効能:強心・利尿・冷え性・神経痛・リウマチ・腰痛・猫の病気
      用法:10~15グラムを、600グラムの水で煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回に分けて食間に飲む。猫には、粉末を餌に混ぜる
  • 『天木蔓』原料:マタタビの蔓 効能:強心・利尿・冷え性・神経痛・リウマチ・腰痛
      用法:10~15グラムを、600グラムの水で煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回に分けて食間に飲む。

『石膏泉』石膏が採取できる泉。水は治療に使える。
塗る効用:外傷、打撲、骨折、痛風
『下剤』便秘薬の総称。
飲用効用:便秘、利尿 ※下痢のときに用いると危険
『解毒薬』毒の効果を和らげる薬。

最終更新:2006年01月13日 21:15