▶ 数値化してみる
このゲーム資源の価値が決まっており、その価値が得点に直結するため、各アクション等を数値化しやすい。
▶ 食料と資材(1つあたりの価値)
食料=2 木材=3 レンガ=4 石材=5 金=6
住民を派遣した時(住民コマ数×6面ダイス)をこの価値で割る。
また、食料は食費として、資材は建築に使用された場合、価値=得点。
※資材を食料供給時に使用する場合、全ての資材=食料=2
※最終計算時に余った余った資源=1
▶ 家(住民コマ1つ増)
増える労働力=3.5
維持コスト=ー2
獲得コスト=7(+2)=9
資材調達に派遣した場合、住民コマ1つにつき6面ダイス1個を振れる。
それが100%資材に変換されたとするとダイス目=資材価値となるため、
労働力はダイス1個分の期待値=3.5。
ただし、住民コマは毎ラウンド食料1(価値2)を消費するため、
維持コストとして2を必要とする。
住民コマを1つ獲得するには、村の家スペースに住民コマ2つを派遣する必要がある。
すなわちその労働力の合計(3.5×2=7)に最初のラウンド何もできないのに食費がかかるため、その分(食料=2)を加えた、9が獲得のためのコストとなる。
3.5からコスト2(食料)を引くと、(期待値で)毎ラウンド1.5点を産み出す。
ここからコスト9を充当するためには、派遣からさらに6ラウンドを要する計算になる。
なお、推測残ラウンド数を考えて、残食料との兼ね合いで農業レベルが十分すぎる場合
(住民コマ数と同等かそれ以上の場合など)
食料のコスト2を無視できるので、2ラウンド(3.5×2=7)で元が取れる計算となる。
また食料踏み倒し戦術の場合の5食料を超えた分の住民コマについても、同様に考えて良い。
▶ 道具(レベル:1)
労働力=1
獲得コスト=3.5
道具はレベル1につき、資材調達時にダイス目を+1する。
これは労働力=1相当となる。
獲得には村の道具製作所スペースに住民コマ1つを要するため、コストは1コマ分(3.5)
コストの回収には毎ラウンドの恩恵を1とすると3.5ラウンドを要する。
ただし、道具の真価は、資材獲得ダイスの端数をフォローできる点にある。
例えば石材(価値5)の獲得に住民を派遣して4を振った場合、この労働力4は無駄になる。
ここで道具レベル1を使用すると道具レベル1つで驚異の価値5の働きをする。
もちろんここはダイス目次第ではあるのだが、概ね
1.価値の高い資材に住民コマを派遣した場合、大きな端数ロスが発生する可能性がある。
=道具フォローによる大幅価値アップの可能性が高い。
2.道具レベルが高いほど、臨機応変なフォローが出来、無駄を生じ難い。
と言う傾向がある。
もちろんダイス目次第ではあるが、道具レベル1の価値は概ね労働力1よりも高いと考えていいだろう。
(特に上記条件を満たす場合)
▶畑(レベル:1)
価値=食料=2
獲得コスト=3.5
住民1人分の食料(食料1)を保管してくれるため、その価値は食料に等しく2
畑の獲得には住民1コマを要するため、労働力換算で3.5のコストがかかる。
畑は獲得したラウンドから即座に効果があることを考えると、次のラウンドまでには計食料2つ(価値4)を産み出すに等しいため、既にコスト分(3.5)を超える働きをした計算になる。
つまり派遣の次ラウンドでコストが回収出来るという、驚異の効率を持つのが畑である。
ただし、住民コマを超える畑についてはそのままでは無価値となる。また無食料戦術(特化型)の場合も無価値となる。