No. 8 イオの財布(魔法のアイテム)
▶ 考察
えらく人相が悪そうな、どう見ても悪魔がとりついた財布。
でも、変転に関してはかなり大きな恩恵を約束してくれるアイテム。
変転時の価値(1〜3)にかかわらず効果があり、通常は「3点時に変転するもの」の法則を無視することも可能になる。
とにかく多くの魔力を変転すればするほど、このカードの恩恵を受けることが出来る。
このカードの効果で、+15点以上たたき出すことも可能で、爆発力がある。
とは言え、魔力はカード召喚の為にかなりの量が必要で、変転も何時でもできるとは限らない。
それに「+1点」になるとは言え、価値1点で、変転するのは勿体ない。
変転が十分に出来ないとただの6点カードに成り下がるため、機能するか否かで価値が大変動する。
相性の良いカードは、起動能力でダイスに頼らず変転が出来る『イシュターの天秤』や『命の薬』、安定して魔力を供給する効果のある『時の砂時計』や『イジャンの忘却の壺』、『物乞いの角笛』など。むろん単に魔力を稼げるカード全般と相性が良い。
あと3クリスタルで好きな魔力を1つ得られる『光の樹』や、同色の魔力を支払ったクリスタル数と同数だけ好きな魔力に変換できる『季節の鏡』。
地味ながらも、変転時に最高価値の魔力を得たり、変換したりすることで、『イオの財布』の分1点、2点と得点を加算できるので、忘れないように。
逆に相性が悪いのは、変転より召喚に魔力を費やすことを前提とする『水晶球』や、『クシディットのランプ』と言った召喚コストの重いカード(変転の余裕がなくなる)。魔力を減らし難い『驚愕の箱』もイマイチ。
結局のところ、何個変転できたかで価値が決まるので、このカードを活かして変転中心の作戦で行く場合は、ドラフトではコストが軽めのカードを選択しておこう。
機能するのに条件があるため、ドラフトの優先順位はC(4〜6枚目)ぐらい。
変転が上手くいくかどうか…やや、ばくち要素が強い。
魔力確保系のカードが取れた場合は、積極的に選択しても良い。
これも個人的には結構好きなカード。
B~Cクラス(2〜6枚目)で選択かなぁ…。
他に点数を稼ぐカードがない場合は、これと変転に賭けてみる戦術もアリ。
「変転」のダイスは比較的取りやすいので、1〜2年目から召喚して、積極的に変転していきたい。
▶ 関連
『命の薬』『イシュターの天秤』『時の砂時計』『イジャンの忘却の壺』『物乞いの角笛』『光の杖』『季節の鏡』『水晶球』『クシディットのランプ』『驚愕の箱』