No.37 竜の髑髏 (魔法のアイテム)
巨大な竜の咢(アギト)で、カードを飲み込んでしまうイメージかな?
効果はかなり変わり種で、癖が強く非常に使い方が難しい。
で、だいたいドラフトで最後まで回っているw
場のカード3枚を捨てて、15点分のクリスタルを産み出す効果。
15点は大きいようだけど、その捨てたカード点が高いと割に合わない。
と言うか、カード点を持つカードなら、大抵3枚で15点以上になってしまう。
しかも、せっかく召喚したカードの効果(「起動能力」「永続能力」)が使用できなくなってしまう。
整理すると、生け贄にするカード候補は、
・カード点がかなり低い。3枚合わせて15点未満(主は0点またはマイナス点)
・「発揮効果」で使い切り、またはもう使用する予定の無い効果のカード。
対象にできるカードはかなり限られる。
具体的には
・積極対象
『呪われたエイラスの論書(-10点)』『オニスの忌まわしき魂(-5点)』
『オラフの祝福の像(0点)』『精霊のアミュレット(2点)』『吸血の王冠(0点)』『ラグノールのペンダント(0点)』
・限定対象
終盤に引いてきた『暴食の大鍋』w、
最終ラウンド、起動済みの低得点カード(『使い魔の偶像』とか)
上記とセットの場合の6点以下ぐらいのカード(アミュレットシリーズ等)
(-ω-;)ウーン、思った以上に限定される。
実質的にはこのカードを使うのは『エイラスの論書』か『オニスの忌まわしき魂』とセットの場合と考えたが良いかも。※『論書』を生け贄にすると、『論書』の効果でリザーブの魔力がすべてなくなる事に注意。
基本それ以外とセットでは、なかなか十分な恩恵を受けれる組み合わせは少ない。
せいぜいプラス5点程度とか。
ただし、隠れた副産物?も忘れてはいけない。
「3枚カードを生け贄にする」と言うことは、召喚レベルが3つ分空くと言うこと。
つまり、実質「召喚レベル:+3」の効果が付いてくると言っても過言ではない。
これは、クリスタルを稼ぐ以上に大きな恩恵と言える。
(・・・の場合もあるw)
特に『春の杖』や『イジャンの忘却の壺』と言った召喚ボーナスが付くカードと、ドロー系のカードとの組み合わせが好相性。一気に3レベル分余裕が出来るため、かなりありがたい。
とは言え、色々と制約と言うか、使い所が難しいカードではあるのは変わらない。
まず、『ラグフィールドの兜』が苦手。相手に召喚されても、自分で手に入れても難しい。
効果を使用すると、ほぼ確実に場のカード枚数では負ける可能性が高い。
あとこのカード自身の召喚のコストが重めで、かつ前述の犠牲にできるカードを3枚出ていないと意味が薄い。
となると、実質的に使えるのは早くても中盤以降。終盤と思って計算した方が無難。
15点より高いカード点のカードを犠牲にしてでもレベルを開けるべきか、否か?
あるいは、何点までなら割に合うのか? また、そのタイミングは?
じゃあ、レベルダイス見逃しても良い? ドラフトでこのカード優先する?
まぁ、その辺の見極めが非常に難しいカード。
とりあえず9点のカードとして出して、最終ラウンドに開き直って使うのは解りやすい運用法。
で、相性の良いカードは、前述の『エイラスの論書』が筆頭。これで、25点分稼げる(他2枚が0点として)
あとは『オニスの忌まわしき魂』、素点が低いカード。
疑似「レベル:+3」を意識するなら『春の杖』『イジャンの忘却の壺』
一方、相性の悪いカードは当然『ラグフィールドの兜』。
自分でも使えないが、対戦相手にはもっと渡したくない(-ω-;)ウーン。特に2人対戦。
あと、カード得点の高いカードばっかりだと、・・・素直に使用はあきらめたが良いか;
使用タイミングは、場の状況が整わないと活かせないことを考えると無難に3年目。
可能なら2年目に回して、早めに召喚できると楽・・・かな?
ドラフトの優先順位は、まぁ、一般的にE(7~9枚目)
ハマれば結構強いんだけど、そのハードルがいくつもあって、使いにくいのが正直なところ。
『エイラスの論書』があったら、とりあえず先にそっちを取って、狙って行くのは良い。
ただ、『論書』も1枚目に選択するカードではないだけに、相手に狙いがばれてしまうことも。
・・・まぁ、それでもグルグル回っていそうなカードではある(苦笑)
『論書』と『オニスの忌まわしき魂』が3枚ぐらい見えたら・・・(・ω・)レッツら、ゴー!
いやーぁ、それでも勝てるのかどうかw
効果はかなり希少なので、使いこなしてみたいんだけどねぇ・・・。
▶ 関連
『呪われたエイラスの論書』『オニスの忌まわしき魂』『オラフの祝福の像』『精霊のアミュレット』『吸血の王冠』『ラグノールのペンダント』『暴食の大鍋』『使い魔の偶像』『春の杖』『イジャンの忘却の壺』『ラグフィールドの兜』