▶ 基本指針
▶ 前置き
このゲームをプレイする『初級者』のための基本的な指針を考察してみたい。
まぁ、なんで戦略③で、いまさらながらに基本指針を考えるかっちゅーと、
リアルボドゲ会で初心者と実ゲームしたのが最近だから(-ω-;)エェ、ソソウナンデス
まぁ、ゲーム自体はやっぱり初心者でも十分楽しめたんだけど、
20点ハンデ付けても、ボードゲームにある程度慣れたメンバーでも経験者とは結構な差が着いてしまった。
ハンデ抜きの実質で120点 対 160~180点 ぐらい。
やれることはそこそこ自由なので、最初の指針がないと結構迷走しがち、というのがわかった。
ので、自分なりの基本方針を考察。(※あくまで初級者向けの場合)
▶ ①内政を整える
まずゲームの序盤は、村の施設(農業、道具、家族)で内政を整えるのが鉄板。
いずれの施設も恩恵は永続するので、早ければ早いほど恩恵も積み上がっていく。
その中でもあえて優先度が高いのは農業。
「戦略①数値化してみる」でも語ったように、恩恵が大きいうえに、そのリターン速度も最速。
ただし、注意点として、『農業レベル』=『自分の家族数 -1~2』にしておくのが良い。
なぜなら、ゲーム終了時に余った食料はいくらあっても価値が0であり、
文明カードの即時効果で食糧や農業レベル+1を獲得した時に無駄になってしまわないように。
1ラウンド1~2食糧であれば、調整が効きやすく、いざとなれば木材でも食べれば良いw(資源で払う)
(※家族は「数は力だよ兄貴」と誰かが言っていたようにw、中盤~終盤の手数(選択肢)を増やしてくれる)
(※道具は資材の安定供給を約束してくれて、運の要素を軽減するために使える。 逆に道具頼りで広く浅く資源集めに出かけ、ダイス目の偏りをフォローできるようにし、その可能性を伸ばす使い方も有効)
▶ ②木材強いゲー
よく言われることだが、このゲームでは木材が強い。
入手難度が低く(価値3)、文明カードが強いからである。
文明カードの入手には任意の資源1~4個を必要とするわけだが、当然木材で支払った方が安く済む。
金(価値6)で支払うのは基本ばからしい。
となると、木材は文明カード獲得に最優先で使え、ゲームの序盤~中盤までは、
優先度の高い選択肢は
①村施設への派遣
②資材1~2個で確保できる文明カードの確保
③森へ多くの人を派遣しての、木材の確保
の3択となる。
各プレイヤーの1手目、2手目は上記のいずれかになる場合がほとんどである。
(※中~終盤は変化あり)
▶ ③文明カード強いゲー
よく言われることその2だが、文明カードは基本的に強い!
即時ボーナスと終了得点ボーナスの2つの恩恵が必ず付いており、
文明カードにも明らかな強弱はあるが、いずれにしても資材1個で入手できるカードは、
どのカードだって木材1個で支払えば確実におつりが返ってくる。
場合によったら価値3(木材)払って、20点ぐらいのボーナスになってる場合も。
むろん得られるボーナスの価値は、その時のプレイ方針で大きく変動するが、それでも資材1個の文明カードは確実に押さえたい。
2個支払いになると、カード内容とか手持ちの資材と計算してだが、おおむねとって損はない。
場合によっては3~4個支払いのカードを優先したりもするけどw
▶ ④建物タイルの建築の仕方
建物は資材を直接得点化できるというメリットがある。
一方で建築に必要な資材が揃ってないとダメというデメリットがある。
▶ ⑤終了タイミング
楽しいゲームも、いつかは終わるもの。ストーンエイジだってそう・・・って話ではなくΣ(>
<)
ゲームが終了するタイミングを。2~3ターン前には把握しておきたいという話。
基本的な考え方としては、【残りターン数】は『文明カードの残数』と『建物タイルの残数』で決まり、毎ターン常に建物タイルは各山1枚、文明カードは4枚ずつ消費されると思っておいてよい。
終盤であればあるほど、文明と建物は得点源として重視されるため、ほぼ全て取り合いになるからだ。まぁ、まれに取るふりして取らない延長戦が発生する場合はあるが、、、気にしないでおこう(・∀・)ウン!!
つまり、そのターンを含んだ『残りターン数』=『文明カードの残数(山札と場に並べた合計)』÷4(端数切捨て) 又は 『建物タイルの残数』となる。
重要なのはこの残ターン数を把握しておいて、資材の余りを極力減らし、建物タイルとして得点化しておくよう努めることである。金や石材を大量に余らしても、1個1点にしかならず、全て得点化できていれば逆転できたかもって、パターンは多い。