今日読んだSF/FT/HRの感想@SF板まとめページ

E・R・バロウズ

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匿名ユーザー

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火星シリーズ

860 名前: でへ 04/11/21 08:00:24
合本版・火星シリーズ1~4集 ERバローズ 創元SF文庫

ハヤカワSF文庫で始めて読んだのがペルシダーシリーズの
第5巻「ペルシダーに還る」でした。
バローズは、ペルシダー、火星、金星、月世界、
時に忘れられた国シリーズ等、消坊から厨房にかけて
たくさん読みましたが、火星シリーズは全11巻の
うち読んだのは3,4冊、ターザンシリーズなどは、
わずか1,2冊、意外と読んでいない。
全部読む前に別の傾向の作品を好むようになった
からでしょうか、、、

息抜きのために第1集を購入し、意外と面白かったので
全4集を読みきってしまいました。
ヒロイックファンタジーの古典的名作として
一度は読んでおきたいなら、第1集を読めば
それだけで話がまとまっているし十分でしょう。
第1集は6版まで出ています。みんな読んでるなあ、、
第1集が気に入ったら、2集以降も読んでみたら
よいでしょう。
第4集収録のモンスター13号も面白かった。
ラストがなかなか良い、、、

第1集が8点、他は5~7点

ターザンの復讐

323 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/09/26 01:42
ターザンの復讐/E.R.バロウズ/高橋豊訳/ハヤカワSF文庫特別版
ターザンシリーズ第2作。
前作のひきの直後から始まり、フランス・アフリカの各地を舞台に
ターザンとその周辺の人物の動静をそれぞれ描いている。
人物グループAのエピソードが盛り上がるとグループBに切り替え
そちらを描く。そちらが盛り上がるとまた…
と切り替えながら物語を進め、最終的に主人公ターザンの活躍で
全ての事態を収拾させる。
第一作で確立された世界と人物・背景のおかげで話のうねりを素直に
楽しめる。
古い作品なので古臭いのは当たり前。それでも楽しめるのは、
万人向けの強さ。完成されたメジャーはいつまでもメジャー。
10点
創元がんばれ!

類猿人ターザン

309 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/09/08 22:12
類猿人ターザン E・R・バロウズ ハヤカワ文庫特別版 SF101
1912年初出 1914年刊行
第一次世界大戦前に書かれた作品。
少年時代に抄訳で読んでいたが原本の翻訳は初読。
白人至上、欧米以外は全て暗黒大陸という古い世界の価値観で
綴られているが、時代的には必然なので問題なし。
生い立ちから始まり、文明との接触までが丁寧に描かれ、
メインとなる展開に入る頃にはすっかりターザンに
魅せられてしまう。
次巻へのひきも完全。
時間を忘れて楽しめる。

必読!
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