今日読んだSF/FT/HRの感想@SF板まとめページ
イアン・M・バンクス
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匿名ユーザー
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蜂工場
772 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/09/21 02:29:42
バンクス「蜂工場」
酷い、酷すぎる……
終盤あたりまで、これは凄い作品なんじゃないかと
思わせるのだが、このオチで全部が台無しだ……。
表紙に書いてある文句
「結末は、誰にも話さないでください」
情けなくて話せないよ、こんなオチ……
主人公がチンポ食われるくだり、兄貴が脳みそにたかった
蛆虫を見てイカレるくだりなど、迫力があっただけに、
いったいどこへいっちゃうのかと期待したのだが……
実にもったいない。
2点
バンクス「蜂工場」
酷い、酷すぎる……
終盤あたりまで、これは凄い作品なんじゃないかと
思わせるのだが、このオチで全部が台無しだ……。
表紙に書いてある文句
「結末は、誰にも話さないでください」
情けなくて話せないよ、こんなオチ……
主人公がチンポ食われるくだり、兄貴が脳みそにたかった
蛆虫を見てイカレるくだりなど、迫力があっただけに、
いったいどこへいっちゃうのかと期待したのだが……
実にもったいない。
2点
ゲーム・プレーヤー
684 名前: でへ 03/03/16 22:21
ゲーム・プレーヤー イアン・M・バンクス 角川文庫
ゲーム・プレーヤー イアン・M・バンクス 角川文庫
うまく書かれた冒険活劇でした。
舞台となっている世界の作りこみも良いし、
クライマックスにむけての話の盛り上げ方もうまい。
舞台となっている世界の作りこみも良いし、
クライマックスにむけての話の盛り上げ方もうまい。
表紙と題名でだいぶ損をしているようです。
もったいない。 8点
もったいない。 8点
769 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/09/18 18:37:40
バンクス『ゲーム・プレイヤー』読みますた。
バンクス『ゲーム・プレイヤー』読みますた。
メインのネタは某有名作品とほとんど同じだが、
よく構築された世界設定や、ドローンなどのサブキャラの
魅力もあり、かなり面白かった。
本筋と直接関係するわけではないが、
「本書の真の語り手は誰か?」という謎解きも
おまけとしてついているので、考えながら読むと
倍楽しめる。
よく構築された世界設定や、ドローンなどのサブキャラの
魅力もあり、かなり面白かった。
本筋と直接関係するわけではないが、
「本書の真の語り手は誰か?」という謎解きも
おまけとしてついているので、考えながら読むと
倍楽しめる。
でもこの本、角川文庫からこの表紙で出たのが不幸。
ディスクワールドと同じ運命になる悪寒。
8点
ディスクワールドと同じ運命になる悪寒。
8点
フィアサム・エンジン
658 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/07/04 23:03
イアン・バンクス『フィアサム・エンジン』
イアン・バンクス『フィアサム・エンジン』
世界設定、アイデアとも、あまり独創性はないものの悪くはないのだが、
結末のサプライズを高めようという技巧なのか、4つのサブプロットが
細かく断片化され、各章に無造作に並べられるという構成のため、
読みにくいことこの上ない。
しかも、個々のサブプロットも話が淡々としていて、冗長で起伏に
欠けるし、どこかからの借用ではないかという既視感が漂う。
結局、個々のサブストーリーになかなか没入できないまま、
それらが収束して結末へ。
しかしその結末も予測のつくありふれたもので、今更こんな話を
読まされても……という感じ。これでは苦労が報われない。
結末のサプライズを高めようという技巧なのか、4つのサブプロットが
細かく断片化され、各章に無造作に並べられるという構成のため、
読みにくいことこの上ない。
しかも、個々のサブプロットも話が淡々としていて、冗長で起伏に
欠けるし、どこかからの借用ではないかという既視感が漂う。
結局、個々のサブストーリーになかなか没入できないまま、
それらが収束して結末へ。
しかしその結末も予測のつくありふれたもので、今更こんな話を
読まされても……という感じ。これでは苦労が報われない。
結論、私の好みではなかった。
サブプロットをここまで細かく切り刻む必要があるのか、
非常に疑問。
結末がこの程度なら、一人一人の登場人物のパートを
もっと長くして、作品世界をじっくり楽しめるような
構成にしてもらった方がよかったと思う。
サブプロットをここまで細かく切り刻む必要があるのか、
非常に疑問。
結末がこの程度なら、一人一人の登場人物のパートを
もっと長くして、作品世界をじっくり楽しめるような
構成にしてもらった方がよかったと思う。
6点
Excession
771 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/09/20 02:58:21
バンクスのExcession読みますた。〈カルチャー〉シリーズ。
登場人物というか、船の数がめちゃめちゃ多くて覚えられず、
疲れた。
銀河系の片隅に現れ、いったん消えた後、再び現れた
謎の物体(?)<エクセション>をめぐって、カルチャー、
エレンチ、アフロントの船が、互いに権謀術数をめぐらし
ながら入り乱れて争う、というような話。
不必要な恋愛がらみのサブプロットやサブキャラが多すぎる気がした。
また中盤の戦争スペオペ的展開も、引き伸ばしすぎて冗長な
感じがするのだが、これはオチを効果的にするため、わざと
執拗に戯画化したのかもしれない。
宇宙規模を何次元も超越したスケールのめちゃめちゃでかい話で、
ラストもいいのだが、中盤の冗長さと、人間レベルの
サブストーリーが今一なのが痛いので、点数としては、
とりあえず、7・5点ぐらいにしておきます。
バンクスのExcession読みますた。〈カルチャー〉シリーズ。
登場人物というか、船の数がめちゃめちゃ多くて覚えられず、
疲れた。
銀河系の片隅に現れ、いったん消えた後、再び現れた
謎の物体(?)<エクセション>をめぐって、カルチャー、
エレンチ、アフロントの船が、互いに権謀術数をめぐらし
ながら入り乱れて争う、というような話。
不必要な恋愛がらみのサブプロットやサブキャラが多すぎる気がした。
また中盤の戦争スペオペ的展開も、引き伸ばしすぎて冗長な
感じがするのだが、これはオチを効果的にするため、わざと
執拗に戯画化したのかもしれない。
宇宙規模を何次元も超越したスケールのめちゃめちゃでかい話で、
ラストもいいのだが、中盤の冗長さと、人間レベルの
サブストーリーが今一なのが痛いので、点数としては、
とりあえず、7・5点ぐらいにしておきます。