今日読んだSF/FT/HRの感想@SF板まとめページ
ロバート・シルヴァーバーグ
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zgok0079
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いばらの旅路
414 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/03/29(火) 12:28:09
シルヴァーバーグの「いばらの旅路」読んだ。5点。
未来社会の設定とか、脳を別の体に移植とか、SFで性描写とか、全てが古臭い。
「夜の翼」や「地上から消えた動物」とかは好きなんだけど…
シルヴァーバーグの「いばらの旅路」読んだ。5点。
未来社会の設定とか、脳を別の体に移植とか、SFで性描写とか、全てが古臭い。
「夜の翼」や「地上から消えた動物」とかは好きなんだけど…
いまひとたびの生
248 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/03/13 21:56:02
「いまひとたびの生」ロバート・シルヴァーバーグ
人格記録技術が発達して、死んだ人間のパーソナ(人格)を移植できるようになった時代の話。
その技術が生むアイデンティティや社会的・倫理的問題やらは軽く流しているので食い足りなさは残るものの
駒が無駄なく配置された良質なエンターテイメントだった。テンポも良くて読みやすい。
「いまひとたびの生」ロバート・シルヴァーバーグ
人格記録技術が発達して、死んだ人間のパーソナ(人格)を移植できるようになった時代の話。
その技術が生むアイデンティティや社会的・倫理的問題やらは軽く流しているので食い足りなさは残るものの
駒が無駄なく配置された良質なエンターテイメントだった。テンポも良くて読みやすい。
ラストは、まあそうなるだろうな、というところだが余韻を残しててなかなかよろしい。
まだ全然余力を残してる感じで、もっと深いまでとこ書けたんじゃないかなーと思った。
まだ全然余力を残してる感じで、もっと深いまでとこ書けたんじゃないかなーと思った。
7・5点
大地への下降
131 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/01/30 22:27:49
ロバート・シルヴァーバーグ「大地への下降」
シルヴァーバーグのいいところは、シリアスなテーマを
扱っても、ちゃんとエンターテインメントとして
手を抜かないところ。その分物足りないという人もいようが。
熱帯風の惑星の奇妙な生態系の描写が圧巻で、
それだけでも十分楽しめるが、メインの謎解きと
最後に主人公が体験する強烈なヴィジョンも見事。
「夜の翼」の次ぐらいに好きかも。
9点
ロバート・シルヴァーバーグ「大地への下降」
シルヴァーバーグのいいところは、シリアスなテーマを
扱っても、ちゃんとエンターテインメントとして
手を抜かないところ。その分物足りないという人もいようが。
熱帯風の惑星の奇妙な生態系の描写が圧巻で、
それだけでも十分楽しめるが、メインの謎解きと
最後に主人公が体験する強烈なヴィジョンも見事。
「夜の翼」の次ぐらいに好きかも。
9点
13 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2007/03/24(土) 10:34:32
「大地への下降」ロバート・シルヴァーバーグ
「大地への下降」ロバート・シルヴァーバーグ
シルヴァーバーグがこだわるテーマのひとつ「再生」の物語。
異星の生態系もまずまずの描写だし、再生失敗した者の描写はとても良かった。
異星の生態系もまずまずの描写だし、再生失敗した者の描写はとても良かった。
ただ、全般的に起伏も伏線もなく静かにすすんでいく物語が退屈しがちではあった。
ラストの生態系の秘密も全然驚きはなかったし。(もっともその生態系の秘密はこの小説のキモでもなんでもないので特に気にならないが。)
再生のイメージは、良い。
ラストの生態系の秘密も全然驚きはなかったし。(もっともその生態系の秘密はこの小説のキモでもなんでもないので特に気にならないが。)
再生のイメージは、良い。
シルヴァーバーグとしては普通レベルの出来かな?
古本屋では高価(\1500だった)だから、どうしても買わなければというほどでもないし、金返せというほどでもなかった。
古本屋では高価(\1500だった)だから、どうしても買わなければというほどでもないし、金返せというほどでもなかった。
The Book Of Skulls
265 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/09/15(木) 02:37:58
Robert Silverberg "The Book Of Skulls"
Robert Silverberg "The Book Of Skulls"
永遠の生命を求めて、「4人一組で2人が死に
2人が永遠に生きる秘儀」が記された経典の出所へ
向かう4人の大学生の話。
おちがすげえ怖かった。
結局超常現象は全く起こらないから、
SFはおろかホラーですらない、普通小説といって
いい内容なのだが、やはり人間の頭の中身が
いちばん怖いということか。
シルヴァーバーグのベストかも。
9・5点
2人が永遠に生きる秘儀」が記された経典の出所へ
向かう4人の大学生の話。
おちがすげえ怖かった。
結局超常現象は全く起こらないから、
SFはおろかホラーですらない、普通小説といって
いい内容なのだが、やはり人間の頭の中身が
いちばん怖いということか。
シルヴァーバーグのベストかも。
9・5点