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サラ・ゼッテル

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匿名ユーザー

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大いなる復活のとき

583 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/12/18(日) 12:07:41
『大いなる復活のとき』 サラ・ゼッテル

久しぶりに読みづらいと感じる文だった。訳者のせいか?
ヴィタイ属、シセル異属といった特殊な文化のしっかりした設定と描写ができててその辺すごいなぁとおもう。
日本人作家の小説をあんまり読まないから変なこといってるのかもしれないけど、
権力闘争、権謀術数、権利と義務とかそういう状況を緻密に描写できるのは西洋人の文化によるのだろうか?

残念だったのは物語の最後で《御霊》という超システムが出てくるんだけど
あまりに万能というか十分に進化しすぎて魔法にしか見えなかった。
もう少し描写にサイエンスぽさを感じさせてくれればね。

7点
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