アラクネ
127 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2007/05/01(火) 23:33:08
アラクネ/リサ・メイスン、ハヤカワ文庫SF
アラクネ/リサ・メイスン、ハヤカワ文庫SF
なんでか分からないが、いわゆる「第二世代サイバーパンク作家」の小説って、第一世代のそれより陳腐化の速度が
凄まじい気がする。
スティーヴンスンもなんだかあの「マルチメディア」なんて言葉が大手をふってまかり通ってた時代の脳天気っぷりの
空気がプンプンで今読むと辛いんだけど、この小説も同じような辛さがある。
割とラジカルな問題を扱っているはずなのに、なんだか50年代SFを読んでいるようなテクノロジー的脳天気さに頭を
抱えてしまう。
ニューロマンサーとかスキズマトリックスとかソフトウェアなんかは今読んでも十分面白くてカッコイイと思うんだけど、
この差はなんなんだろう。
この小説も、純粋にストーリーラインだけを見ればなかなか面白いと思うんだけどね。
凄まじい気がする。
スティーヴンスンもなんだかあの「マルチメディア」なんて言葉が大手をふってまかり通ってた時代の脳天気っぷりの
空気がプンプンで今読むと辛いんだけど、この小説も同じような辛さがある。
割とラジカルな問題を扱っているはずなのに、なんだか50年代SFを読んでいるようなテクノロジー的脳天気さに頭を
抱えてしまう。
ニューロマンサーとかスキズマトリックスとかソフトウェアなんかは今読んでも十分面白くてカッコイイと思うんだけど、
この差はなんなんだろう。
この小説も、純粋にストーリーラインだけを見ればなかなか面白いと思うんだけどね。