虐殺器官
3 名前: ◆GacHaPR1Us [] 投稿日:2008/04/13(日) 00:17:19
虐殺器官 (2回目)
伊藤 計劃 (著)
(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
http://www.amazon.co.jp/dp/4152088311/
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伊藤 計劃 (著)
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作者の下の名前、なんて読むんだよ?読めねーんだよ!!
ともあれ、
激しく近未来。空を飛ぶのはアンパンマンよろしく人工筋肉でできたエトセトラ。
世はネットで接続されたビッグブラザーの世界。小ブッシュ大統領の夢が100年続いた世界だと思いねぃ。
軍事機能は「軍隊」から国際企業に分担盛業され、騙すほうも騙されるほうも等しくなった世界。
一部の「自由国家」の繁栄のために、他の三千世界の不幸をよりどころとするこのボードにおいて、
イレギュラーが発生した。いわゆる後進国家において大規模虐殺事件が多発し、その背後に常に
一人の民間人の存在が現われたのだ。
自身、個人的な、非常に個人的な事件によって、非常と日常の圏界面に揺れ動きつつあった主人公は
この事件をきっかけに、価値観の限界に直面するのだった・・・。
激しく近未来。空を飛ぶのはアンパンマンよろしく人工筋肉でできたエトセトラ。
世はネットで接続されたビッグブラザーの世界。小ブッシュ大統領の夢が100年続いた世界だと思いねぃ。
軍事機能は「軍隊」から国際企業に分担盛業され、騙すほうも騙されるほうも等しくなった世界。
一部の「自由国家」の繁栄のために、他の三千世界の不幸をよりどころとするこのボードにおいて、
イレギュラーが発生した。いわゆる後進国家において大規模虐殺事件が多発し、その背後に常に
一人の民間人の存在が現われたのだ。
自身、個人的な、非常に個人的な事件によって、非常と日常の圏界面に揺れ動きつつあった主人公は
この事件をきっかけに、価値観の限界に直面するのだった・・・。
まー、独り言の多い主人公だわさ。喋る喋る。しかもその内容の引き篭もり度といい、多用差といい、
なんか自分自身みたいだ。それだけに、読んでて思うのは、
「あ!そのネタ俺使いたかったのに!」だの「ああ!それ面白いなぁーパクろっと」などと悔しがること
多々あった。そこはかとはなく、勝ったと思ったのはこれを読む前に
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1205586608/629をカキコして置いたことだ。危なかった…。
なんか自分自身みたいだ。それだけに、読んでて思うのは、
「あ!そのネタ俺使いたかったのに!」だの「ああ!それ面白いなぁーパクろっと」などと悔しがること
多々あった。そこはかとはなく、勝ったと思ったのはこれを読む前に
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1205586608/629をカキコして置いたことだ。危なかった…。
正直、SFモノとしてはツッコむところは非常に多い。曰く、「それなんてPRESS ENTER■?」だの
曰く、「ミーム発見したのはいいとして、なんで発見者には作用しないの?」だの、あるいは
「前頭葉の機能ってあまりに個人的過ぎてマッピング無理じゃなかったっけか?」などと。
しか~し!そんなこと言ってたら御話楽しめません!ええ、楽しめませんとも!
ともかく、ウィリアムズのキャラが非常に楽しいのでそれだけで大好きだ!パイソンズマンセー!!
曰く、「ミーム発見したのはいいとして、なんで発見者には作用しないの?」だの、あるいは
「前頭葉の機能ってあまりに個人的過ぎてマッピング無理じゃなかったっけか?」などと。
しか~し!そんなこと言ってたら御話楽しめません!ええ、楽しめませんとも!
ともかく、ウィリアムズのキャラが非常に楽しいのでそれだけで大好きだ!パイソンズマンセー!!
10点。SFとして。