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ジェイムズ・バイロン・ハギンズ

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凶獣リヴァイアサン

808 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/05/05 22:56
凶獣リヴァイアサン ハギンズ 創元SF文庫
一本気な電気工(ブルース・ウィリス)と
社会から疎外された大男(シュワルツネッガー)が
ゴジラ退治をする話。
凶獣はニーヴン他の「アヴァロン」に出てくるグレンデルを彷彿させる。
期待していなかったけど、けっこうな拾いもの。
直訳的な文章が目立つのと、
95年刊行なので、DXⅡとかペンティアムとかが出てくるのが笑える。
アメリカ人が好きそうな信仰心と家族愛が主題になっているので、
映像化したらヒットしそう。キャストもわかり易すぎ。
そのときにはCGではなく、ぜひ着ぐるみで。原型はコモドドラゴンなので、違和感少ないはず。
8点

6 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:04/12/13 01:54:50
「凶獣リヴァイアサン」

遺伝子工学で作り出された恐竜みたいな獣(ただし火を吐く)との戦いの話。
解説によると、最初、宗教書マーケットで好評を博したとのこと。まあそうだろう。
善と悪、家族愛、自己犠牲、神話などなど宗教の好きそうなテーマのオンパレード。
読みはじめに事件と神話との類似が語られだしたところでこれはMMRかムーか!?と思った。
科学が支配するリヴァイアサンとの戦闘シーンと宗教語りシーンとの間の断絶感に眩暈がする。
宗教といえばカードだが、カードに比べてこちらは薄っぺらい印象がある。
ついでに言えば、リヴァイアサンの不死性(死ぬけど)を強調するために復活と戦闘の
繰り返しで上下2冊にもなっているが、冗長すぎる。1.5冊分くらいにしたほうがいい。

4点
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