No. 11 強欲のフィグリム(使い魔)
▶ 考察
通称「吸血ねこ」。中ボスクラスの人相の悪さだけど、「ねこ」の愛称で呼んでます。
比較的計算のしやすい、クリスタル獲得系の使い魔。
プレイ人数によりコストが異なり、2人プレイで3クリスタル。以後、1人増えるごとに3クリスタル増える。
人数が多いほど強力なので仕方がないが、4人プレイの9クリスタルは、何らかの策を考えないと序盤に召喚できない。
季節は4季節3年の(タイトル通り)12季節あるので、最初の季節に召喚できれば、12×対戦人数+7点の得点(クリスタル)を稼いでくれる。
2人プレイなら、相対効果で24(能力による獲得クリスタル+12と相手の-12)+7(カード点数)-3(コスト)=28点(土の季節で26点)。
実質30点近いクラスの得点力があるため、是が非でも1年目の序盤に出したい優秀カード。
2人プレイだと条件が軽く、多人数だと効果が大きい。
とはいえ、相手がクリスタルを持っていないと奪えないのは弱点で、期待値はもう少し減るかも。
でも、他に妨害策も乏しく、召喚のしやすさもあって優秀な部類なのは間違いない。
特別コンボになるような相性の良いカードは少ないが、4人プレイ時などにとりあえずコストと召喚レベルの確保ができる『呪われしエイラスの論書』、最高クリスタル値を狙いやすいので、『夜影のシド』、総獲得クリスタルは減るかもしれないが、相手を徹底的に追い込む『アルカノ蛭』あたりは、なかなか。
あとは「使い魔」全般と相性の良い『使い魔の偶像』『壊死のクリス』。
一方で相性が悪いカードも少ない。
状況にもよるが、クリスタルの枯渇が考えられるため、いけにえになる危険のある『深きまなざしのタイタス』、「使い魔」が存在しないことを条件で得点が増える『ウルムの封印された箱』ぐらいかなぁ?
使い勝手が全般的に良いので、ドラフトの優先順位はB~C(3~5枚目)ぐらい。
『壊死のクリス』が確保できた時は、積極的に獲得したい。
『泥棒フェアリー』にも影響を受けない点も強い。
個人的に最初に使用したカードなので思い出深い。
ただ、普通に強いことが分かって、いささか策の練りどころがないのが寂しい…。( ← 奇策好き♪ )
強過ぎはしないが、普通に強良いカード。得点柱の一角として役に立ってもらおう。
▶ 関連
『時のブーツ』『呪われたエイラスの論書』『夜影のシド』『アルカノ蛭』『使い魔の偶像』『壊死のクリス』『深きまなざしのタイタス』『ウルムの封印された箱』『泥棒フェアリー』