1.シューターの特徴
1-1.経験点テーブル
シューターは、フェンサーと同じく、経験点テーブルBの技能です。
ファイターやグラップラーなど経験点テーブルAの技能よりも成長は軽くなります。
ファイターやグラップラーなど経験点テーブルAの技能よりも成長は軽くなります。
1-2.扱える装備
シューターは、必要筋力が筋力以下の射撃武器、盾、鎧を装備できます。
1-3.習得できる戦闘特技
専用の戦闘特技があります。
自動 | なし |
専用 | 《精密射撃》、《狙撃》、《スローイングI》、《鷹の目》(前提:《精密射撃》)、 《スローイングII》(5~)(《スローイングI》の置き換え)、《射手の体術》(7~)、《影矢》(9~) |
※《精密射撃》、《狙撃》、《鷹の目》、《スローイングI》、《スローイングII》は厳密には専用戦闘特技ではありません。
1-4.他の技能との相性
ファイター、プリースト、マギテック、セージ、バードとの相性は良好です。
グラップラーは、飛び道具を装備すると回避できなくなるため、相性は最悪です。(詳しくはグラップラー技能を参照)
⇒カルディアグレイスでの改定により可能になりました。(上記の状況は、AW導入かつCG未導入のみ)
フェンサーは、筋力いっぱいの防具を装備すると回避できなくなります。
(武器が必要筋力の半分を超えていても「フェンサー技能で攻撃できなくなる」だけなのでシューター技能では攻撃可能)
グラップラーは、飛び道具を装備すると回避できなくなるため、相性は最悪です。(詳しくはグラップラー技能を参照)
⇒カルディアグレイスでの改定により可能になりました。(上記の状況は、AW導入かつCG未導入のみ)
フェンサーは、筋力いっぱいの防具を装備すると回避できなくなります。
(武器が必要筋力の半分を超えていても「フェンサー技能で攻撃できなくなる」だけなのでシューター技能では攻撃可能)
ソーサラー、コンジャラー、デーモンルーラーは金属鎧、ハードレザーを装備していると達成値にペナルティが生じます。
(金属鎧、ハードレザーに固執する必要はないため、評価は△/○にしています。)
フェアリーテイマーは金属鎧を装備していると達成値にペナルティが生じます。
(金属鎧に固執する必要はないため、評価は△/○にしています。)
スカウト、レンジャーの受身、隠密、軽業、尾行は、金属鎧を装備していると達成値にペナルティが生じます。
(ペナルティはありますが、自動習得特技が非常に強力なため、評価は○にしています。)
エンハンサー、ライダー、アルケミストとの相性は良好ですが、資金繰りに影響が有ります。
(金属鎧、ハードレザーに固執する必要はないため、評価は△/○にしています。)
フェアリーテイマーは金属鎧を装備していると達成値にペナルティが生じます。
(金属鎧に固執する必要はないため、評価は△/○にしています。)
スカウト、レンジャーの受身、隠密、軽業、尾行は、金属鎧を装備していると達成値にペナルティが生じます。
(ペナルティはありますが、自動習得特技が非常に強力なため、評価は○にしています。)
エンハンサー、ライダー、アルケミストとの相性は良好ですが、資金繰りに影響が有ります。
技能 | 評 | 備考 |
ファイター | ○ / △ |
飛び道具で攻撃し、ファイターで回避出来ます。 ファイターのレベルが先行している場合は、《射手の体術》が不要になります。 ルルブⅠ改訂版より、ファイター技能で移動後に投擲武器による射撃攻撃が可能に(相対的に兼職価値↓) |
グラップラー | × / ○ |
(AW導入かつCG未導入)飛び武器を装備している場合、グラップラー技能での回避が出来なくなります。 (AW未導入、もしくはCG導入後)飛び武器で攻撃し、グラップラー技能で回避できます。 《追加攻撃》(自1)、《投げ攻撃》(自1)、《カウンター》(自7)、《バトルマスター》(自13) |
フェンサー | ○ / △ |
飛び道具で攻撃し、フェンサーで回避できます。 フェンサーのレベルが先行している場合は、《射手の体術》が不要になります。 鎧は、必要筋力が、筋力の半分までに制限されます。 ルルブⅠ改訂版より、ファイター技能で移動後に投擲武器による射撃攻撃が可能に(相対的に兼職価値↓) |
ソーサラー | △ / ○ |
魔法を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 射撃攻撃は《マルチアクション》の対象外です。 真語魔法には、補助動作で使える魔法は【ブリンク】(8)しかありません。 遠距離の攻撃手段としてはやや無駄が多くなります。 金属鎧、ハードレザーのペナルティ有。 |
コンジャラー | △ / ○ |
魔法を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 射撃攻撃は《マルチアクション》の対象外です。 操霊魔法には、補助動作で使える魔法は【チェンジ・ポジション】(12)しかありません。 射撃の攻撃魔法が少ないので、その分を補えます。 金属鎧、ハードレザーのペナルティ有。 |
プリースト | ○ | 魔法を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 射撃攻撃は《マルチアクション》の対象外です。 基本神聖魔法には、補助動作で使える魔法はありません。 射撃の攻撃魔法が少ないので、その分を補えます。 |
フェアリーテイマー | △ / ○ |
魔法を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 射撃攻撃は《マルチアクション》の対象外です。 妖精魔法には、補助動作で使える魔法は【インビジビリティ】(12または光12)と【バイタルフォース】(光9)しかありません。 あらかじめ妖精を召喚しておけば、魔法を行使させながら同時に自分は飛び道具で攻撃することができます。 金属鎧のペナルティ有。 |
マギテック | ○ | 魔法を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 射撃攻撃は《マルチアクション》の対象外です。 魔動機術には、補助動作で使える魔法が豊富にあります。 また、カテゴリ〈ガン〉の武器を使用する場合は不可欠です。 |
スカウト | ○ | 両立します。 金属鎧のペナルティ有。 《トレジャーハント》(自5)、《ファストアクション》(自7)、《影走り》(自9)、 《トレジャーマスター》(自12)、《匠の技》(自15) |
レンジャー | ○ | 両立します。 金属鎧のペナルティ有。 《治癒適性》(自5)、《不屈》(自7)、 《ポーションマスター》(自9)、《韋駄天》(自12)、《縮地》(自15) |
セージ | ○ | 両立します。 《鋭い目》(自5)、《弱点看破》(自7)、《マナセーブ》(自9)、 《マナ耐性》(自12)、《賢人の知恵》(自15) |
エンハンサー | ○ | 両立します。MP、魔晶石を消費することで、戦闘能力を向上できます。 資金繰りに影響がある場合有。 |
バード | ○ | 呪歌を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 飛び道具での攻撃と呪歌を同時に行うためにはペットやミュージックシェルが必要です。 |
ライダー | ○ | 両立します。 ブレスなどの特殊攻撃を持つ騎獣に乗れば、遠距離から飛び道具と特殊攻撃の両方で攻撃することもできます。 資金繰りに影響有。 |
アルケミスト | ○ | 両立します。マテリアルカードを消費することで、戦闘能力を向上できます。 資金繰りに影響有。 |
ウォーリーダー | ○ | 両立しますが、鼓咆は自身には効果がない点に注意が必要です。 |
ミスティック | △ | 戦闘中に使える主動作型占瞳は持続時間が1ラウンドしかなく、自身に使う場合通常では受動的な判定にしか効果を発揮しえません。 また自身に使う場合《自己占瞳》がなければペナルティ修正を負い、失敗しやすくなります。 |
デーモンルーラー | △ / ○ |
魔法を行使し、シューター(《射手の体術》)で回避できます。 射撃攻撃は《マルチアクション》の対象外です。 召異魔法には、補助動作で使える魔法が豊富にあります。射撃武器で攻撃し、【デモンズイベイション】で回避することも可能です。 攻撃魔法が全体的に射程が短い分、射撃武器で補うことができます。 金属鎧、ハードレザーのペナルティ有。 |
1-4.長所と短所
長所は、飛び道具を扱えることです。
防具に関しても制限がなく、筋力いっぱいの鎧、盾を装備できます。
防具に関しても制限がなく、筋力いっぱいの鎧、盾を装備できます。
カテゴリ<クロスボウ>、<ガン>を使用する場合には、筋力の低さがダメージに影響しません。
さらにカテゴリ<ガン>や、魔力の矢/太矢(<ボウ>/<クロスボウ>)なら、魔法ダメージを与えることができます。
1Hの武器なら《双撃》によって離れた敵を攻撃することも可能です。
短所は、戦士系技能で唯一、回避を行えないことです。
これは一応、《射手の体術》(7~)を習得することで克服できますが、戦闘特技枠を1つ消費するのは確かです。
(ただし、装備制限の関係上、《射手の体術》を習得したシューターはグラップラーやフェンサーより防御力では有利になりやすいです)
これは一応、《射手の体術》(7~)を習得することで克服できますが、戦闘特技枠を1つ消費するのは確かです。
(ただし、装備制限の関係上、《射手の体術》を習得したシューターはグラップラーやフェンサーより防御力では有利になりやすいです)
また<投擲>以外は矢弾を消費し、<投擲>も一部を除き、連続して攻撃するには複数所持する必要があるため、資金繰りに負担がかかります。
さらにカテゴリ<ガン>はマギテック技能の魔法を使わないと全く使用できず、どうしてもマギテック技能との組み合わせを余儀なくされます。
2.シューター技能の役割
2-1.投擲シューター
長所
- 必筋が低い&1H武器が多い為、盾装備or両手利きが容易
- 武器一つあたりの単価が安い
- ランク効果付きの武器が豊富 ※リッパーナイフは他と異なる性質の為、要検証の必要あり※
- 通常移動後に射撃可能 ※ルルブI改訂版からの変更
- 《影矢》が使用可能
- イグニスブレイズでの戦闘特技の改定により、《スローイングI》で<ポーションボール>による遠距離へのポーションの使用が可能に。
短所
- 多数所持する必要がある為、金がかかる(特に魔法の武器にする場合は果てしない額を投資する必要がある)→スリング、チェイン&ウェイト、トライエッジなど、1つで続けて攻撃できるものを使う
- 全体的に射程が短い→《足さばき》等で補うorスリングが高射程な為、使い分ける
- フェイダン博物誌では射程を倍加できる道具・スイングランチャーが登場
- 上述のルルブI改訂版の変更により《足さばき》は不要に
- イグニスブレイズでの戦闘特技改定での《スローイングII》の登場により、全ての投擲武器の射程を20mにすることが可能に。
考察
射程が短い為《鷹の目》を切る選択肢が有る。
射程が短い為《鷹の目》を切る選択肢が有る。
2-2.ボウシューター
長所
- 必筋が総じて低め
- 矢の使い分けで特殊効果を付加できる
- 《影矢》を投擲より気軽に使える
- 2H武器のため【クリティカルレイ】との相性が良い
短所
- 武器の種類が最も少ない(ボウ10種類 投擲32種類 クロスボウ14種類 ガン11種類)
- エターナルエンパイアで1種類、フェイダン博物誌で2種類が追加
- 1H武器がなく、盾が装備できない
- 特殊な矢はそれなりに高価→アルケミスト技能等で自作すれば半額以下に抑えられる
- ランク効果のある武器はSSランクのル=インダリアのみ(風属性付加という能力の為、実際に使いにくい)
- フェイダン博物誌で追加のスイフトボウ(Sランク)はかなり強力なランク効果を有するが、その分ランク効果抜きの性能は低い
- 高いランクの武器を必要筋力+10で使うにしてもスナイパー以外ほぼ意味なし
2-3.クロスボウシューター
特徴
- 追加ダメージが武器ごとに固定
- レベルが低い場合は長所になるが、高レベルでは高ランクの武器でないと短所になりうる
長所
- 太矢の使い分けで特殊効果を付加できる
- ほとんどが2H武器で威力が高く【クリティカルレイ】との相性が良い
- 必要筋力にくらべ、威力が非常に高い。
- イグニスブレイズで改定された《狙撃》との相性が良い?
短所
- 1H武器が少ない
- 武器の値段が総じて高め
- 特殊な太矢もそれなりに高価→アルケミスト技能で自作すれば半額以下に抑えられる
2-4.ガンシューター
長所
- 防護点無視
- 威力はマギテックの魔法に依存
- 《武器習熟(II)/ガン》や【~・バレット】用のオプションによるダメージ増は追加ダメージ=魔力とは別に加算のため、「不撓のバックル」で抵抗されてもこの分は半減されない(と思われる)
- 1H武器も存在するため、盾装備or両手利きが容易
短所
- 武器の値段が総じて高い
- 【クイックローダー】なしでは弾丸の装填にほぼ1手番かかる(主動作が必要)
- 上記3種のシューターより成長が遅い(マギテック技能とシューター技能を両方上げる必要がある為)
- WTを導入していれば【~・バレット】用オプションでダメージは補える
- ランク効果を持つ武器は存在しない(ヘルファイアは非ランク効果。そもそもSSランクのためあまり意味はないが)
- デリンジャー(Aランク)を習熟なし(必要筋力+10)で使う場合はむしろ長所
- フェイダン博物誌で追加のブラジガンにはランク効果が存在するが、「近接武器として使える」というもののためシューター以外の戦闘技能がないと意味がない
- 賦術との相性が悪い(特に【クリティカルレイ】ははっきり「使用できない」と明記されている)
考察
- 1Hガンシューター(シューター先行型)
一発のダメージが低い為、《両手利き》を習得し手数でダメージを生産するタイプ。射程も短い為《足さばき》も必修になってくる。
《二刀流》を習得するまでは【ターゲットサイト】がペナルティ緩和の役割を果たす(WT導入であればオプションがあるとなおよし)。
使用するバレットは【ソリッド・バレット】【ヒーリング・バレット】の二種類で事足りる為、シューター技能が上がるまではマギテック技能は2で止めてもいい。
上記2種以外のバレットを使用するのに《MP軽減/マギテック》を習得しない場合、MPの消耗は激しく魔晶石を沢山使用する必要が出てくる。経費が赤字にならないように注意が必要。
《二刀流》を習得するまでは【ターゲットサイト】がペナルティ緩和の役割を果たす(WT導入であればオプションがあるとなおよし)。
使用するバレットは【ソリッド・バレット】【ヒーリング・バレット】の二種類で事足りる為、シューター技能が上がるまではマギテック技能は2で止めてもいい。
上記2種以外のバレットを使用するのに《MP軽減/マギテック》を習得しない場合、MPの消耗は激しく魔晶石を沢山使用する必要が出てくる。経費が赤字にならないように注意が必要。
- 2Hガンシューター(マギテック先行型)
上位のバレット系を使用して一発のダメージを高め、ダメージを生産するタイプ。ソーサラーと立ち回りは同じ。
シューター技能が低いので命中を【ターゲットサイト】【バースト・ショット】でカバー。それでも当たりそうにない場合は乱戦エリア形勢前に【ワイヤーアンカー】を使用しましょう。前衛も助かります。
マギテック先行である為、MPは有る程度確保されるが【クイックローダー】を使用するには《MP軽減/マギテック》が有った方が便利。
資金がたまってきたら魔力の上がるジェザイルを購入。《武器習熟/ガン》を取っていくならカルネージを目標に。
シューター技能が低いので命中を【ターゲットサイト】【バースト・ショット】でカバー。それでも当たりそうにない場合は乱戦エリア形勢前に【ワイヤーアンカー】を使用しましょう。前衛も助かります。
マギテック先行である為、MPは有る程度確保されるが【クイックローダー】を使用するには《MP軽減/マギテック》が有った方が便利。
資金がたまってきたら魔力の上がるジェザイルを購入。《武器習熟/ガン》を取っていくならカルネージを目標に。
- マギシュー零れ話
近接攻撃が出来ないため<マルチアクション>や<魔力撃>が活用できないとされるシューターだが、マギテック併用時のみこれが覆る。
WTで追加された【パイルシューター】(と【オメガシューター】)が存在するためである。
マギテックL8があるならばこの魔法を用いる事により、シューターでも前述戦闘特技を乗せた近接攻撃が可能になっている。
WTで追加された【パイルシューター】(と【オメガシューター】)が存在するためである。
マギテックL8があるならばこの魔法を用いる事により、シューターでも前述戦闘特技を乗せた近接攻撃が可能になっている。
ただしこの魔法は「対象:術者」「時間:一瞬/10秒」「1回しか攻撃を行なえない」ため、<両手利き>や<ファストアクション>があろうとも、近接攻撃ができるのは一手番に1回に限定される。
2回近接攻撃を行いたい場合、<両手利き>+【パイルシューター】+【オメガシューター】が可能となるマギテックLv14が必要となる。
2回近接攻撃を行いたい場合、<両手利き>+【パイルシューター】+【オメガシューター】が可能となるマギテックLv14が必要となる。