日本ブライト旅行

台湾資料

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だれでも歓迎! 編集
 諸外国に比べて、台湾への入国はとても簡単です。
 台湾に旅行するための諸手続きのご案内です。
台湾旅行に必要なもの
  パスポート(台湾入国時の残存有効期間が3ヶ月以                             上あること)
航空券(往復)※船舶で入出国するときはそのチケット
ビザ30日以内の滞在であれば、ビザは不要です。
ビザ
  ☆ノービザ
 日本国民であれば、30日以内の滞在であれば、ビザは不要です。

☆ビザの申請
 上記以外の場合は、中華民国のビザが必要です。ビザの申請は日本ブライト旅行に依頼するか、以下の台北駐日経済文化代表處のホームページをご覧ください。 http://www.roc-taiwan.or.jp/
入国カード(入境登記表)
 

入国カード(入境登記表)は、日本ブライト旅行で作成致します。(1国につきお一人様2,100円)

お客様ご本人が作成する場合は、無料です。
(1) 航空券と一緒に送付されてくるものに記入する。
(2) 日本から台湾への機内でご記入する。

入国カード(入境登記表)は、台北国際空港到着までに記入しておきましょう。なお、記入にはボールペン(鉛筆は不可)が必要なので、忘れないように持参しましょう。

●入国カード(入境登記表)の記入方法
 中国語(漢字)と英語で書かれており、記入は日本語(漢字)でも構いません。簡単に記入できますが、不安な方のために、各項目の記入方法を掲載しておきます。(JAA=EGでは座席前ポケットに記入例があります。)

項目 記入内容 記入例
ARRIVAL FLIGHT NO. 到着便の便名(航空チケット参照) EG201
FROM 搭乗便の出発地 成田/TYO/NRT
DEPARTURE FLIGHT NO. 出国便の便名(航空チケット参照) EG204
TO 出国の目的地 成田/TYO/NRT
姓名 氏名 石川 直樹
性別 どちらかにチェック  
ID NO. 記入しない  
FAMILY NAME 姓をローマ字で(パスポートと同じ) ISHIKAWA
GIVEN NAME 名をローマ字で(パスポートと同じ) NAOKI
BIRTH DAY MONTH YEAR 生年月日(西暦) 17/10/19**
NATIONALITY 国籍 日本
PASSPORT NO. パスポート番号(パスポート参照)  TE88*66*0
VISA NO. ビザ番号(ビザ参照)  
OCCUPATION 職業 社長
HOME ADDRESS 日本の住所 栃木県佐野市吉水駅前3-6-3
RESIDENCE IN TAIWAN 台湾での住所 台北西華飯店
旅行目的 該当箇所にチェック  PLEASURE
SIGNATURE サイン  ご本人
日本出国
  チェックイン(各航空会社のチェックインカウンターにて)
 パスポートと航空券を提示してチェックインします。預け入れ手荷物はここで預けますが、重量超過の場合は別途料金が必要になります。

セキュリティ
 機内持ち込み手荷物の検査と、ボディチェック

出国審査
 パスポートと搭乗券が必要です。(EDカードは廃止されました。)

免税品ショッピング

搭乗待合室

※高価な外国製品や貴金属を持っている場合は、出国審査前に税関で申告しておきましょう。そうでないと、帰国時に海外で購入したとみなされて、課税されてしまいます。

※出発便が混みあう時間帯では、セキュリティや出国審査に時間がかかることがあります。遅くとも出発の1時間前には出国審査場に入るようにしましょう。
台湾入国手続き
 

飛行機の到着ゲートから案内表示にしたがって入国審査場に進みます。

検疫

 日本からの直行便の場合は、検疫はありません。

入国審査(IMMIGRATION)
 パスポートと入国カード(入境登記表)を窓口に出します。入国にあたって特に問題がない場合は、質問されることはありません。ここでパスポートに綴じられた入国カード(入境登記表)は、絶対に外さないようにしてください

荷物の受け取り
 到着便名の表示を確認して、ターンテーブルから荷物をピックアップします。

動植物検疫
 動植物を持ち込む場合は検疫を受けます。

税関
 免税は緑のカウンターへ、課税または不明の場合は税関申告書に記入し、赤のカウンターへ進みます。

到着ロビー

両替
   空港ターミナル内には、随所に銀行の窓口があって、日本円から元への両替ができます。
 為替レートは日本で両替するよりかなり有利なので、ここで両替するとよいでしょう。
 なお、市内の銀行でも両替できますが、中国語が分からないと手続きに手間取ることがあります。ホテルでの両替は、為替レートが若干不利になるようです。
 両替のときに渡された控えは、再両替で必要になることがあるので、保管しておきましょう。
台湾の免税範囲・制限品目
  ☆免税範囲
現金、有価証券:米ドルで10,000ドル以内
台湾元:6万元以内
物品:総額で2万元までの物品
酒:1リットル以内
タバコ:紙巻タバコ200本以内、葉巻25本以内、タバコ1ポンド以内
※出国時の外貨持ち出しは10,000米ドル以下なので、多額の現金を持ち込む場合は申告が必要です。
※免税範囲が不明な場合は、税関で質問してください。
☆制限品目
 武器、麻薬、変造貨幣、偽ブランド品、猥褻図画、果物、動植物、絶滅危惧動物製品など。
 (武器、麻薬を持ち込んだ場合は、死刑に処せられる場合があります。)
台湾出国手続き
  出国手続きは日本とほぼ同じです。

チェックイン(各航空会社のチェックインカウンター)

出国審査(出国審査場)

セキュリティ

搭乗待合室

※余った元の日本円への再両替は、チェックインカウンター周辺の銀行窓口でできます。このとき、円から元に両替したときの控えが必要になることがあります。

※時間帯によっては、出国審査に時間がかかることがあります。出国審査場へは遅くとも出発時刻の40分前までに入るようにしましょう。
リコンファーム
   航空会社やチケットの種類によっては、リコンファーム(帰国便の予約の再確認)が必要な場合があります。チケット購入時に確認しておいてください。
 一般的に、ツアーや、航空会社発券の正規割引航空券を利用した数日間の旅行では、リコンファームは必要ありません。
日本帰国
  検疫
 台湾からの入国では検疫はありません。(健康上の不安点がある場合は、健康相談室へ。)

入国審査(IMMIGRATION)
 パスポートを提出します。

荷物の受け取り
 到着便名の表示を確認して、ターンテーブルから荷物をピックアップします。

動植物検疫
 動植物(一部の加工品を含む)を持ち込む場合は、検疫が必要です。

税関
 免税は緑のカウンターへ、課税または不明の場合は税関申告書に記入し、赤のカウンターへ進みます。

到着ロビー

※免税範囲や制限品目については以下の税関ホームページをご覧ください。
 このコーナーでは、台湾と台北の基本情報が書かれています。有意義な旅行のために、是非ご一読ください。
台湾と台北の魅力
   台湾は国際的に最も複雑な地域の一つですが、日本人観光客のリピーターが多く、いわゆる「はまる」旅行先です。ここには一体どんな魅力があるのでしょうか?

☆台北は街全体がグルメのテーマパーク
 台湾の魅力の一つがグルメです。首都台北では、あらゆる中華料理が揃っており、しかも一流の店が味と技を競い合っていて、まるでグルメのテーマパークです。日本の中華料理とは全く違った本格的な中華料理は、非常にバラエティ豊富で、何回台湾に足を運んでも、その度に新しい味の発見と感動があります。
 グルメの魅力はそれだけではありません。街角の屋台で売られている、ちょっとした食べ物にも、驚くほど美味なものがあります。
 台北市内には非常に多くのレストランや屋台があって、日本とは全く比較になりません。数日の旅行では、まだまだ食べたりない・・・そうした心残りが、再び台湾への旅行を促すのでしょう。

 台北がこのようなグルメのテーマパーク状態になったのは、中華民国の成立や、台湾人の食生活と密接な関係があります。中国の内戦で台湾に逃れた中華民国政府は、中国のあらゆる料理を台湾にもたらしました。また、台湾人の食生活は外食が中心で、一日3食が外食ということも珍しくありません。そうした環境で味や技を競い合った結果が、今日の台北の姿なのです。

☆現代感覚とレトロが混ざり合った街・・・台北
 台北には現代的なビルが立ち並んでいるかと思えば、その前に小汚い屋台があって、おしゃれなOLが何か食べている、という風景は当たり前です。いろんなものがごちゃ混ぜになって、その中で活気にあふれた人々が行き交う・・・そのような光景を見ると、何故かふと懐かしい気分になります。この何十年かの間に日本が失ってしまった何かが存在するような気分にさせられるのです。

写真中央部の柱の右側はビルの1階部分で左側は歩道。車道はさらに左側にある。

 街で特徴的なのは「騎楼」と呼ばれる建築構造です。これは、建物の1階の一部を歩道として使う街路設計です。歩道は、ビルの1階部分と、車道に面した部分があって、ビルの1階部分は雨が降っても濡れません。しかし、この部分はビルごとに地面の高さが異なるので、とても歩きにくいのです。この騎楼の下にも屋台や出店があります。

 このように、毎日が縁日のような台北。通りにはバイクやクルマがあふれ、排気ガスと喧騒に満ちた街なのに、なぜか人を癒してくれる・・・そんな雰囲気が溢れる街が台北です。

☆日本人が失ってしまったホスピタリティ
 電車の中で、カバンの口が少し開いていたら、それを見つけた人が「カバンの口が開いてますよ」と教えてくれます。道を聞いたら、分かるところまで一緒に付いてきてくれたりします。台湾人の親切さは、かつて日本人も持っていたもの。それが台湾では脈々と息づいています。

 レストランでは不思議な光景を目にするでしょう。客と店員がメニューを見ながら5分も10分も話し込んでいるのはよくあること。本当においしいものを食べたい客と、その客が喜ぶものを食べさせたい店員。だから、料理の内容だけでなく、素材、調理法、味付けまで相談するのです。
 しかし、店員同士がフロアでふざけあっていたり、乱暴に食器を上げ下げしたりするのも、どこでも見られる光景です。こうした光景は、マニュアル通りのサービスが求められる日本では、まずお目にかかることができません。

 このように、人に親切にするのが常識の台湾人ですが、人に親切にされることもまた常識です。分からないことは人に聞く。できないことは人に頼む。日本ではちょっと気後れするようなことが、台湾では普通に行われています。

☆親日的な国民性
 台湾は、かつて日本の植民地でした。また、国連脱退のときに、日本は中華人民共和国を選択し、中華民国(台湾)とは断交しました。日本は日中戦争で中華民国に侵略し、非人道的な行為をしました。こうした歴史を振り返ると、台湾の対日感情は良いはずはありません。
 しかし、現実には台湾ほど親日的な国は、世界中を探しても他にないくらい、親日的なのです。

 台湾人が親日的なのは、受けるイメージだけではありません。私は日本や日本人が好きとはっきり言う台湾人はとても多いのです。台湾人の親日性は、日本がお金持ちだとか、アジア一の先進国であるとか、芸能音楽などのサブカルチャが台湾で流行しているといった理由だけではないようです。

 台湾を訪れた日本人の多くは、台湾人が好きになります。それは親切だったからというような理由だけではなく、お互いに惹かれあうものがあるのではないでしょうか。実際に、日本人と台湾人の結婚は非常に多いようです。

 このような親日的な環境では、屋台のテーブルで日本語でしゃべっていると、隣のグループが片言の日本語で話しかけてきて、意気投合してカラオケに行く、といったようなことがよくあります。そうしたケースを経験すると、帰国後もメールの交換が続き、お互いに国を訪問しあうといった交流が長く続くことになります。

 しかし、全ての国民が親日的とは限りません。特に日本と直接戦争を経験した外省人には、反日的な人も少なからずいますから、気配りが必要です。

☆比較的安い物価
 台湾は、日本と比較して非常に物価が安いとはいえません。しかし、為替レートにもよりますが、おおよその物価は日本よりも3割ほど安いと考えてよいでしょう。
 キラ星のような高級レストランでは、一人当たり3,000元(約11,000円)のディナーがあります。値段から考えると決して安くはありません。しかし、それと同じものを日本で食べるといくらになるかを考えると、やはり台湾の物価は安いと実感できます。

 そのような物価事情があるので、地元の人は頻繁に行くことのできないような高級レストランでも、割と気軽に入る事ができます。そうして、グルメのテーマパークの奥深くまで足を踏み入れる事になって行くのです。

 知らない国に初めて行くのは不安なもの。ここでは、台湾に滞在するための最も基本的な情報をお知らせします。

通貨 気候 服装 電気 水道
通貨
   台湾の通貨の単位は「元」のみです。「元」は「NT$(ニュータイワンドル)」ともいいます。
 日本円との換算レートは、1元=約3.3~3.8円です。日本円から元への交換は、台湾到着後に空港の銀行などで行う方が有利です。

■紙幣
 以下の7種類よりも古いお札は通用しないので、銀行で新札に交換してもらってください。
2000元
1000元
500元
200元
100元
 

・新しい紙幣
1000元
500元
 色調が似ているため間違えやすかった100元札と500元札を識別しやすくし、偽札防止を強化するため、2005年7月20日から新しい500元札と1000元札が発行されました。今まで使用されていた紙幣の流通は、2007年7月20日まで。それ以降は、台湾銀行にて新札との交換が可能です。
 新しいお札をチェックするときは、まず透かしと隠し文字を確認。そして、でこぼこ印字の部分が盛り上がっているかどうか触ってたしかめる。さらに角度によって色や模様が変わるホログラムや変色インクをチェック。お札が本物かどうか、自分で確かめて偽札を受け取らないように気をつけましょう。

■コイン

 現在流通しているコインは、上の5種類です。
気候
   台湾は国の中央を北回帰線が通り、北半分が亜熱帯、南半分が熱帯です。偏西風と貿易風の境界域にあって、雲が発生しやすく、夏から秋には台風が来襲します。
 台北は長い夏と短い冬があります。年間のおおまかな気温は、下図のようになります。

年間の気温の状況

 台北では晴れの日は少なく、逆に、強い雨が降り続く日もあまりありません。年間を通じて、日中は曇りの日が多く、湿度も高めです。
 雨期はありませんが、12月から3月にかけては雨の日が多くなります。また、日本ほど明確ではありませんが、5月から6月にかけて梅雨もあります。
 8月から10月にかけては、台風が来襲することがあり、時には非常に強い台風に襲われることがあります。
服装
   外国に行くときに一番困るのは、どんな服装で行けばいいかですよね。しかも、できるだけ荷物は少なくしたいもの。台北への旅行は、以下の服装を参考にしてください。

6月後半~9月前半

 日中の気温は35℃近くになり、非常に暑いです。Tシャツ1枚で十分です。汗をかくので、着替えも多めに持って行きましょう。

 交通機関や施設では冷房が効きすぎていることもあります。薄手のカーディガンなどがあるとよいでしょう。
5月~6月前半
9月後半~10月


 日中の気温は30℃を超えることもありますが、夜間には20度を下回ることもあります。

 日中はTシャツでも十分です。雨天や夜間は下にキャミソールを着れば大丈夫です。

 交通機関や施設では冷房が効きすぎていることもあります。薄手のカーディガンなどがあるとよいでしょう。
3月後半~4月
11月~12月前半


 一般的にはTシャツとブラウスの重ね着程度で十分です。

 晴れた日は、気温が30℃近くなることもあれば、10℃近くまで冷え込むこともあるので、臨機応変に着たリ脱いだりできる上着を用意しておきましょう。
12月後半~3月前半

 日中はTシャツとセーターの組み合わせで十分ですが、夜間や雨天は冷え込みます。

 ときには10℃以下まで冷え込むこともあるので、防寒着を1着用意しておきましょう。

※春や秋は、日によってかなり気温が変動します。
※衣類は台北市内で簡単に購入できます。
電気
   台湾の一般的な商用電力は110V60Hzで、コンセント形状は日本と同じです。
 このため、日本の家電製品の多くは、そのまま台湾でも使用できますが、以下の点に注意してください。

1. 電気製品の銘板や取扱説明書に記載してある諸元(製品仕様)を確認してください。
AC定格入力が「100~115V」のように、110Vがその範囲内にあれば、その電気製品はそのまま使用できます。ノートパソコンなどのACアダプタは、110Vが定格入力範囲内である場合が多いようです。
逆に、定格入力範囲外の場合やわからない場合は、そのまま使用すると、電気製品を破損したり、出火などの事故になる場合があるので、変圧トランスを使用することをお勧めします。
2. 周波数は60Hzですので、東日本(50Hz区域)の電気製品で、タイマーなど電源周波数に依存して動作するものは、正常に動作しないことがあります。
水道
   台北の水道水は安全ですが、水質は日本と異なりますから、煮沸していない水道水は飲まないことをお勧めします。台北市内にはコンビニが多く、ミネラルウォーターも売られていますので、これらを利用すればよいでしょう。

 なお、街角で売られているジュースの氷や、屋台のカキ氷など、水道水がそのまま使われている場合があります。大抵の場合は問題ありませんが、胃腸の弱い方は、これらは避けた方が無難でしょう。
 台湾と日本はよく似ていて、街を歩いていると、ふと日本にいるような気分になることがあります。しかし、やはりそこは外国。ここでは、知っておくとよいマナーや習慣をいくつか挙げておきます。
言語
   台湾は小さな国ですが、複雑な歴史的経緯もあって、北京語、台湾語、客家語などの様々な言葉が使われています。学校教育は北京語で行われているので、北京語であればどこでも通じます。ただし、日本で学ぶ中国語(中華人民共和国の普通話)とは若干の違いがあります。
トイレ
   台北ではトイレはほとんど水洗トイレで、便器は洋式の場合が多いです。しかし、日本と大きく違う点が2つあります。

■紙を流さない

 男女を問わず、便器の脇には、必ずゴミ箱が設置されています。実はこれは「紙」を捨てるためのもの。台北のビルでは下水管が細いところがあり、紙を流すと詰まることがあるのです。特に水に溶けにくいティッシュペーパーを流すと、必ずといっていいほど詰まるので、要注意です。

■女性用のトイレは要注意

 女性用のトイレは便座がとても汚れていることがあります。これは年配の人が便器に腰掛けずに、その上に乗って用を足すから(要するに、洋式便器を和式風に使っているということです)。公衆トイレはこうしたことが多いので、デパートなどの管理が行き届いているトイレを利用しましょう。また、クリーナーを持っておくといいかも知れません。
喫煙
   台北では公共的な場所はほとんどが全面禁煙です。乗り物内はもちろん、空港、駅、公共の建物などは喫煙所以外は全て禁煙です。
お金に関すること
  ■チップ

 台湾にはチップの習慣はないので、ホテル、レストラン、タクシーなど、どのような場面でもチップは不要です。ただし、特別な依頼ごとがあった場合は、気持ち程度に渡しても構いません。
 なお、一般の人に困り事を助けてもらった場合、お礼としてお金を渡すのは、失礼にあたります。十分注意してください。

■クレジットカード

 主要なホテルや大きなレストランなどではクレジットカードが通用しますが、アメリカのようにどこでも通用するというわけではありません。日本と同様、台湾ではクレジットカードの利用はあまり浸透していないので、ある程度の現金は必要です。
交通
  ■交通マナー

 台湾では車は右側通行。なお、台北の自動車の運転マナーはよくありません。街を歩くときは十分に注意してください。

■レンタカー

 日本の国外運転免許は台湾では通用しません。レンタカーを借りても運転できないので注意してください。なお、運転手付きのレンタカーもあります。台湾で自動車やバイクを運転するには、現地で運転免許を取得するしか方法はありません。

■公共交通機関

 日本の「優先席」にあたるのが「博愛座」ですが、台湾では、座席区分に関係なく席を譲る習慣があります。また、レディーファーストです。
値引き交渉
   場所にもよりますが、台湾でのショッピングでは値引き交渉が可能です。ただし、やみくもの負けてもらうのではなく、3個買うからいくらにしてください、といった双方に利益が出るような交渉をゲーム感覚で楽しむことが大切です。
携帯電話
   携帯電話はレストランでも電車内でも使ってかまいません。MRTの車内では、節度ある利用を呼びかけていますが、あまり守られていません。MRTの路線によっては、携帯電話使用禁止車両が連結されています。ペースメーカーをつけた方は人込みを避けた方が無難です。
ニックネーム
   台湾の若い人は、大抵ニックネーム(英語名や日本語名など)を持っていて、それで呼び合うことが多いです。ニックネームは自分で決めたり、英語塾で決めたりと様々です。台湾旅行で現地の友達ができたら、自分のニックネームも教えてあげましょう。
英語
   台湾では、そこそこ英語は通じますが、発音に独特の癖があるので、聞き取りにくいです。中級以上のホテルでは、英語は大抵通じます。
 ところで、台湾のホテルは、英語表記があるところが多いのですが、これは現地ではまず通じないと思ってください。同様に「MRT」では通じず「捷運」と言わないと通じません。
ビジネスマナー
   ビジネスのマナーに関しては、日本と同様と考えて間違いありません。ただし、暑い夏場はフォーマルな場面でなければ、上着を着なくても大丈夫です。
 なお、台湾では正午から午後2時頃まではお昼休みになっている会社があるので、この時間帯のアポイントメントは避けるのが無難です。また、オフィシャルとプライベートは、日本のように厳格に分かれていません。

 台北を何回も訪れる人の多くは、もう一度台北でグルメがしたい・・・というのが大きな動機。ここでは、旅々台北のメインページで紹介する数々のレストランや料理を楽しむための、基礎知識をご説明します。

レストランについて
   一度台北を訪れた方は、レストランの多さと、そのバリエーションに驚かれたことでしょう。街角の屋台から超高級店まで、無数のレストランが台北にはあります。それらを大雑把に分類すると・・・。

☆最高級店
 一人当たりの予算がおおむね1,500~3,000元、またはそれ以上で、コース料理がメインのレストランです。

☆高級店
 日本人観光客が多く訪れますが、地元の人は、会社やグループでのパーティなど、特別な時に利用するレベルのレストランです。一般的には、大皿で出された料理を、各自で取り分けて食べます。一人当たりの予算は500元以上ですが、特別高価なものを注文しなければ、一人1,000元が目安になります。

☆一般的なレストラン
 一人当たりの予算が300~500元程度のレストランで、地元の人も日常的に利用します。このクラスのレストランでも名店と呼ばれるお店がたくさんあります。店が開放されていて、歩道と一体になったようなところもあります。

☆屋台など
 夜市をはじめ、街角にトラックで乗りつけたり、通りにテーブルと椅子を並べたりと、実に様々です。

☆自助餐・ビュッフェ
 いわゆるセルフやバイキングスタイルのお店です。エコノミーから高級店まで、さまざまなジャンルの店があります。
レストラン利用上の注意
  ☆予約
 夕食でレストランを利用するときは、できれば予約を入れるようにしましょう。もちろん予約なしでも大丈夫ですが、特に週末などは混雑のため待たされる場合があります。
 絶対にこのレストランで食べたい!というときは、予約をお勧めします。日本語で予約できる店もありますし、ホテルのコンセルジェに頼むという方法もあります。
 なお、予約は受け付けず、先着順のみというレストランもあります。

☆原則禁煙
 台北のレストランはどこも原則禁煙です。もちろん、喫煙席や喫煙ロビーを設けているレストランが多いのですが、中には全面禁煙というレストランもあります。どうしてもレストランでタバコが吸いたいという人は、事前に調べておく必要があります。
レストランでのオーダーの仕方とマナー
  ☆できるだけ大勢で行こう
 中華料理は一般的に、大皿で出てきた料理を取り分けます。そのため、いろんな種類の料理が食べたかったら、大勢で行くに限ります。もちろん、ペアで行っても、一人で行っても大丈夫ですよ。

☆オーダーの基本
 中華料理のオーダーにはルールがありませんが、以下のようにすると間違いありません。

(1)頼む料理の数は人数プラス1皿と、スープか野菜料理
 たとえば、4人連れなら5品+スープか野菜料理
 女性だけならこれで十分お腹がいっぱいになります。もし足りなかったら追加注文すればよいのです。

(2) 料理の材料と調理法にバラエティを持たせる
 海鮮、豚肉、鶏肉・・・というように、いろんな材料と調理法を選ぶようにするとよいでしょう。

(3) お店の人とよく相談する
 日本語が通じるお店では、スタッフに気軽に相談してください。その日しかない材料や、特別な味付けなど、いろいろ相談に応じてくれます。

☆食べきれないときは持ち帰りもOK
 食べきれずに残った料理は、持ち帰りもできます。お店によっては持ち帰り専用の容器を用意しているところもあります。

☆マナー
 台北のレストランはどこもラフな服装でOK。わいわいがやがややりながら食事を楽しむのがルールです。

 このページではレストランで食べる料理について説明します。しかし、下の説明のように一応分類はされていますが、実際には、さまざまなメニューが入り乱れています。
 ○○料理のレストランとは、○○料理専門店ではなく、○○料理が得意なレストラン・・・と言えるでしょうか・・・。

中華料理
   中華料理は五大菜といわれる5種類に分類されます。五大菜とは北京料理、上海料理、四川料理、湖南料理、広東料理のことで、中国のそれぞれの地方独特の料理です。
 台北ではこれらの他に、台湾独自に発達した台湾料理や、客家料理なども食べることができます。

☆北京料理
肉汁たっぷりの牛肉入り焼き饅頭
 北京料理は宮廷料理として発達してきましたが、現在は山東料理や庶民派の料理など、中国北方料理全体の総称として呼ばれています。料理の種類は1,000種類以上あると言われ、北京ダックや点心、羊肉鍋などが有名です。ニンニクを多用し、季節感を重んじ、素材選びや調理手順の厳密さなどが特色としてあげられます。
 北京料理の特徴のひとつに、麺類や餃子、包子など小麦粉を使ったものが多いことがあります。これは米の栽培ができない北方地方の特色です。
 また、山東料理は、純粋に素材の味を重視し、あまり複雑な味を作り上げようとはしません。素材が持つ本来の味を引き出す調理法が特徴です。

☆上海料理
日本でもおなじみのトンポーロー
 上海料理は江浙料理とも呼ばれます。長江下流と東南沿海付近を起源とし、上海とその周辺地域(杭州・蘇州・無錫など)の地方料理が交じり合った料理です。料理の特徴は、油っこくて甘辛く、見た目に色彩豊かということ。特に醤油を使った料理が多く、日本人の口によく合います。
 上海料理の代表的なものには、トンポーロー(豚の角煮)や小籠包がありますが、メインは魚介類を使った料理で、特に、肉と魚介類を組み合わせて使うことがしばしばあります。

☆四川料理
四川ならではのおこげ料理
 四川料理には「吃在中国、味在四川(食は中国にあり、味は四川にあり)」という格言があるように、調理方法や味付けに独特の特徴があります。特に四川は香辛料の主産地であり、山椒風味の「麻(マー)」、唐辛子を使った辛い「辣(ラー)」、独特な香りの「香(シャン)」などの味わいがありますが、一般にはピリッと辛い味が有名です。調理方法も炒める、焼く、燻製など50種類を超えるといわれています。
 四川料理は辛いという印象が強いのですが、辛い料理はごく一部です。また辛い料理も単に激辛というのではなく、深みのある辛さです。また「おこげ料理」も有名です。

☆湖南料理
エビのそぼろをレタスで包んで食べる
 湘菜とも呼ばれる湖南料理は、豊かな風土が育んださまざまな食材を使う料理で、調理法も豊富です。基本的には四川料理のように、油と香辛料を多用しますが、蜂蜜で煮たハムをパンで包んで食べる「富貴火腿」や、パインやオレンジを使った甘ったるい料理も有名です。
 湖南料理は簡単に調理するというよりは、工夫が凝らされた複雑な調理がされ、その洗練された味や盛り付けに特徴があります。

☆広東料理
最高級のフカヒレの姿煮
 広東料理は広州、潮州、東江など三つの地方の影響を受けた料理で、「食在広州(食は広東にあり)」と言われるほど世界的にも有名です。最高の食材、新鮮な食材を用いるということのほか、体によい、健康に気を使った料理であるというのも大き

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