Green Paradise 【母家】
2002年初頭挨拶
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匿名ユーザー
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歴史(3)
2002年初頭挨拶
大変残念な事ではありますが、サイトの公開を始めてから、度々『公序良俗に反する内容が含まれている』と、お叱りを受けています。 同性愛という言葉の定義自体が、大変難しい問題をはらんでいることに始まるのでしょうが、G.P.では『同性に恋愛感情を抱く』以上の意味を持たせるつもりはありません。 好きになった相手が、たまたま同性だったというだけで、信じていた家族に詰られ、学友に罵られた経験を持つ人間が、このサイトには多数関わっています。 だからと言って、自分達を蔑んだ人々を恨んでいたりする種類のものでも無い事をご理解いただきたいと願います。結論ではありませんが、同性に恋をすると言う感情は、どこか心の歪んだ状態なのかもしれません。 多くの世間一般の皆様には、縁もなければ、そんな人間がこの世の中に存在している事自体が理解に欠ける不可思議なのかもしれません。 それでも、ホンの一握りの共感を持つ方々に支えられここまで歩んできました。
けして同性愛を奨めはしません。 未だ世間で認められず、汚いものを見るような視線を向けられる環境を、どうして奨めることなどできましょうか? 適うことであれば、異性を愛し次の世代を生み育てる立場になって欲しいと願います。 ですがどうしても、そうは成れない人間も、広い世の中には実在しています。 そんな人達でも、人として生きる道があること、ささやかな幸せを求める権利があることを知っていただけたら幸いです。 我らが同胞諸先輩方の涙ぐましい努力の結果、近頃漸く、放送某体や出版物、またインターネットに於けるコミュニティの中でも自然に扱われるように成りつつあります。 G.P.はその流れの一部であり、先人達が開いた茨の道を手探りで歩いているところです。
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御挨拶:藤林 涼
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