THE FIGHT
≪宮原学≫ ⇒動画
==========
管理人兼副会長サンのリクエストをきっかけに、押入れの中を捜索すること半日程でようやく見つけ出しました、とっても懐かしい作品です。 な~んて勢いのない出だしですが、これでも発表当時は物凄く熱くなれた楽曲なんですよ(言い訳・言い訳)
80年代は半ば、世の中はやれイカ天だ!ユーロビートだ!と浮かれていた、あの時代。 その時代にしてどことなく懐かしさを感じさせ、メリハリのある音と、安定感のある渋めのボーカルでつづられた、いかにもなロックでした。
まだ学生だったことも手伝ってか、G.P.の関係筋(?笑)には様々な音楽を紹介されたものですが、また例によって例の如くの感想を持ったものです。 この渋さと完成度の高さはきっと、とてつもなく年季の入ったおじさんロッカーに違いないと・・・。
でもまぁ問答無用でとにかくカッコイイ。 即気に入り、いそいそとレコード店(当時はまだCD登場前でした)に行ってアルバムを探し出して、そのジャケットを見たときには愕然としました。 今でもあの衝撃は忘れはしないです。 俺より若いじゃないかー!(爆) しかもルックスもイケてるじゃない。 敗北感を味わった瞬間でした。
その後数々の有名ミュージシャン達(相川七瀬・近藤真彦etc)のバックでギターを弾いてきたテクニックの高さも、もうこのデビュー曲でも聞きとれますが、ちょっと硬派な詞の内容や、低めで太い独特なハスキーボイスでのシャウトは、絶頂に誘ってくれるに十分すぎるほどです(笑)
なかなか大きいヒットに恵まれず(時代に合わなかったのでしょうか)、今となっては初期作品は入手困難ですが、このまま埋もれさせてしまうには、あまりにもったいなすぎるミュージシャンの一人です。
KEEP FIGHTING!今でも細々と活動はなさってるようですが、その詞のようにぜひとも歌い続けてほしいものです。
思いどおりじゃなくても、あきらめるなんてできない
一時期にはコピー・カヴァもしたくらい大好きだったんですが、すっかり忘れてた自分に反省です。 たまには掃除を兼ねてでも、古い作品を聴きかえすものですね。