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201 :オーバーテクナナシー:2005/09/13(火)23:24:23ID:YruVS7RT

議長とか政治の形態が話し合われていますが、みんなが一度に集まるから、ぐちゃぐちゃになるのです。
それぞれの利害を代弁する代表を出しましょう。
その方法は>>161-170さんが、名前欄に書いてあります。
代表を出すための制度が『選挙』です。
何人か代表になりたい人、なって欲しい人を選んで、どの人になってもらうかみんなの意見を聞くんです。
代表を決める日には村中に、そうだ選挙に行こうと呼びかけてください。
 
202 :オーバーテクナナシー:2005/09/13(火)23:41:48ID:OzRBsKAW
なんか話し合いだけでも混沌としてるなwww

 
203 :初代1◆zhFdGsjV7M:2005/09/13(火)23:44:15ID:/G+8jkb2
2-843でつくられた、カマドに土が満遍なく土が盛られた。
土の厚さは3~5寸程度で、所によって厚さはまちまちだ。
素焼きレンガのカマドは以外と丈夫だったららしく、その過重に
十二分に耐えている。
盛った土が、十分に乾燥するのをまって、いよいよ火入れをおこなう。

カマドの中には、素焼きの土器のほかに、いくつか『アルカリ釉薬』を塗ったものも
あるようだ。そして、この試みは、見事に成功する。

表面に塗った釉薬は高温によって液化し、土器に馴染む。
それと同時に、その組成を変化させ、土器の補強と穴をふさぐ効果をもたらす。
こうして出来上がったのは、濃い茶色の陶器だ。

「おおー!なんかできてるだよ!!!」

陶器の歴史はかなり古く、エジプトやメソポタミヤ等の遺跡からも
それなりに発掘されている。当時の生活様式や工業レベルなどを考えると
かなり高価なものであったことは、疑いようが無く。
中には、貴金属以上の価値として取り扱われるものもあったという。

「うーん!うーん!」

その陶器の第1号がカマドの中から・・・・・

「うーーーーーーーん!!!!」

出てこない

「なんか、下とくっついているだよ。どうしたもんだかねー」

これで、よかったのか?
 
204 :死者の代弁者:2005/09/14(水)03:43:24ID:kNS9G8nQ
惜しかった…それがあったかw

原始人さん、今度焼くときは、床に触れる部分は釉薬を塗らないようにしてください。
壷や器の内側だけでも釉薬が塗れていれば、水漏れは防げます。
でも外側にも塗ったほうが綺麗な器になりますから、床に触れるあたりだけ残しておきましょう。

陶器ができたら氷砂糖でしたね。
氷砂糖の説明も用意しておきます。

【聞こえない声】

陶器ができれば、化学実験もやりやすいかと思います。
赤い池の水、まだ硝酸か塩酸か微妙のようですが、さらに実験をしてもらうとわかるんじゃないでしょうか。
灰を混ぜるとか乾かしてみるとか…具体的にわかる人いません?

もし硝酸なら、硫黄はありますから硫酸を作ることも多分できますね。
硫酸・硝酸がそろえば、ニトロセルロースぐらいは作れそうです。
グリセリンは油から採るんでしょうけど…どうやるんだっけ。ニトログリセリンは危ないかな。

銅もできそうですね。ということは錫。錫ってどこにあるんでしょ?
たたら製鉄は前にプロジェクトXでやってましたが、参考になるかな?

黒砂糖があるので氷砂糖はたいして手間がかからないですが、ナナッシさんに独占させちゃいます?
モラーラに提供するか、対抗勢力として別の人(モーナーとか)に提供するか、全員に教えちゃうか…。
まあナナッシさんに決めてもらうという手も考えられますが、どうでしょう?

【ないしょ話ここまで】
 
205 :オーバーテクナナシー:2005/09/14(水)05:12:16ID:uHDhome1
>>201
おかーちゃん連中が代表として集まっていたはず
もっとプリミティブな要素なのでは?
 
206 :オーバーテクナナシー:2005/09/14(水)07:55:52ID:ivlLaQkr
【聞こえない声】
赤い池の水に銅を入れて加熱した時、赤褐色の気体(NO2)が生じれば硝酸確定です。
ニトログリセリンは反応性が高いから、ダイナマイトにまで加工しないと使いづらいな…。
207 :ウズメ@中の人:2005/09/14(水)14:01:51ID:kDJjJ4XP
ウズメはナナッシに聞いて、以前に見つけたという油菜が生えている場所を探しに行った
「これか~すごいいっぱい生えてるだねー」
そこらじゅういっぱいに油菜が生えている。菜の花畑だ
すでに種がついているが、開花時期はさぞ見ごたえがあったろう

収穫は、付き人と3人で出かけたので背中に背負った袋3つ分
しかし、まだまだ全然取り切れなかったそうだ。
「うまいこと油が絞れたら、もうちょっと人手を用意してまた取りに行くだよ」

「さーて、これをカラ炒りして、蒸して、叩いて潰して・・・あ・・・」

・・・・・圧搾機はまだ出来ていないのであった・・・
 
208 :オーバーテクナナシー:2005/09/14(水)18:04:43ID:npKhrvJB
9/14 19:00 NHK教育ドキュメンタリー
地球ドラマチック 「驚異!古代のテクノロジー(1)」

ちと期待 w
 
209 :オーバーテクナナシー:2005/09/14(水)19:55:07ID:bqN9Z95k
>>208
古代と言ってもローマの石工建築や上下水道の事みたい
後半のアルキメデスの方は意外な発見があるかもしれず
 
210 :死者の代弁者:2005/09/14(水)20:29:56ID:kNS9G8nQ
【聞こえない声】
>>206
原始人さんに変なガス吸わせた私が言うのもなんですが、臭くて逃げちゃうから見てもらえないかも。
もっと静的に観察できる方法ってないですかねえ。
灰を混ぜたり乾かしたりだと、赤い池の水が混酸…王水とかだったときよくわからないような気がするんで、
何か方法がないか…。
やっぱ砂金は一粒欲しいかな?

>>208
うわ、見逃した…。どうでしたか?(2)はいつかな。

【ないしょ話ここまで】
 
211 :オーバーテクナナシー:2005/09/15(木)00:43:13ID:e7g/xaZZ
【聞こえない声】
>>205
うん。かーちゃん連中、オヤジ連中の雑談が『世論』だよな。
世論の集合体をどうするか?
が要は会議だし、政治だったりするのではなかろうか?
どうだろ?
【聞こえない声 おわり】
 
212 :オーバーテクナナシー:2005/09/15(木)03:50:50ID:jWB7efrK
【聞こえない声】
政治の高度化は人口増加および社会の複雑化に対応して発展する
今の村社会なら長老中心に集まって飯食いながら適当に話し合いする程度で十分

村人のリソースも余剰が出るほどに豊かではない
なにより初代1や原始人の中の人のリソースも無限ではない
それ以外のことに労力をまわした方が良いかと思われる
 
213 :ウズメ@原始人:2005/09/15(木)19:58:31ID:DREB7sW5
>>71
その絵の圧搾絞り機を作ってみようと思うだよ
だけどちょっと分からない部分があるだ
支点のとこの説明で

>半月形にほり込みを入れた二枚の板で、短い丸太の左右を挟み込む構造にしてみました

これがよく分からないだよ
もうちょっと詳しく教えて欲しいだ
 
214 :オーバーテクナナシー:2005/09/16(金)00:16:20ID:B0tnXAps
圧搾絞り機とかで>97 の榴弾とばせないかな?
>136
川を安全わたるのにカバに乗るか、ワニを全滅させるかしかなさそう
モラーラが白い人には「ネ申の声を聞く者」ということにしておこう
クックルーとかじゃなくて>48で泥棒をぼこぼこにつたモラーラ達が
取り巻きにいいとおもうあまり厳つい人間とか隠しておいた方がいい
 
215 :原始人@初代1◆zhFdGsjV7M:2005/09/16(金)00:56:01ID:MWpZ33U4
中の人:以前の、取りこぼしと保留を中心に・・・

『ベット』ってやつをつくってみただよ。
オレ的にはここで寝るのは、なんかおちつかねえだよ。
寝てる間に、落ちたりしたらあぶなそうだしなぁ
それに、場所もくうだで、とりあえず物置に入れておくだね。
それとも、なんかこれで寝るとよいことあるだか?

コウモリの巣も見つけただよ
中に入ってみただが、すっげー臭かったぞ
それに、コウモリにあちこち引っかかれただで、体中ひりひりするだよ。
とりあえす、小さな袋に、糞を詰めて持って帰ってきただが
これでなにかするだか?

藍と藤の薬もためしてみただよ。
特に藍実は麻疹にかかった奴が、少しばかり死なないようになった気がするだよ。
鎧のほうはもうちょい、まつだよ。

『マニラ麻』も、みつけただよ。
普通の麻とちがって、ツルツルしてるってってふんいきだなぁ
これも、畑でつくれるようになるだか?

話しは、変わるだども、畑を広げたはいいだが、
家から遠くなったのは痛いだな
いっそ、家を畑のそばにうつすだかねぇ
あ、そうすると、水路から遠くなるだね
畑は丘の方にのびてるだで、水も持っていかねえといけねぇのが
もっといたいだねぇ。
丘の上に水路があったらべんりだがねー
 
216 :オーバーテクナナシー:2005/09/16(金)02:37:53ID:3zGfYHtI
>>213かってに補足、
ウズメさんへ。
絵を見る限りでは。
「縦の柱に通す短い丸太を通す孔をあけるのは
しんどいようなので、二つに割った縦柱用の丸太の、短い木を
通す部分に半月型にナイフで削る。
こうすることで現状、大きな孔をあける工具が無くても、斧とナイフだけで
丸太に丸太を通す、と言う難しい加工と同じ効果が得られます。」

と言わんとしていると圧搾機初期型を伝えたワタシは思うのだがいかがだろう?
>71違ってたらスマン。

 
217 :死者の代弁者:2005/09/16(金)02:46:14ID:G5Ftpv2V
【聞こえない声】

ああ、ついにマニラ麻が。
これで吊り橋の強度計算ができる。橋の材料までは準備しておいてもらおうかな。
大型台風でも最低、基礎だけは残るぐらいのものを…。

水路は川からカナートを引くか、サイフォンを使って水を流すか。
カナートはわかりやすいけど、大規模工事になりますね。
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_12/no12_e01.html

サイフォンはギリシャ流水路ってとこですかね。
ギリシャにはなかったかもしれないけど竹と…モルタルを利用できるかな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3

あとは地下水脈をあてにして井戸を掘るか?

川からの距離しだいですねえ。

【ないしょ話ここまで】

マニラ麻は畑で作れます。
麻や大麻ほどじゃないですが、肥えた土はいりません。
水はあげないといけないかも…水はやはり必要ですね。

マニラ麻は橋を作るのに使いたいので、ナナッシさんが集めちゃってください。たくさん使いますから。
畑で取れるようになったら、村のみんなにも分けてあげましょう。

あと、切り倒してもよい大きな桜の木を2本、見繕っておいてください。
桜の木はナナッシさんが今知っている木の中で、一番丈夫な木材になる木です。

橋をかける次期についてはネ申のあいだでも意見が分かれると思いますが、
とりあえず、いつでもかけられるように材料を集めておきたいので。
 
218 :71:2005/09/16(金)12:42:51ID:I9jgY/DF
>>216
補足ありがとうございます。
まさに言わんとする所はその通りです
あの説明じゃ半分の人が理解できなかったかも、説明下手でスマソ。

さらにこの木組みの構造に工夫を加えるならば
丸太の木に挟まる部分をすこし削り、挟む板の方をそれに合わせて少し浅めに削ってやれば
容易に抜けないような仕組みにする事も出来ます。
こういった仕掛けを、木工で『ホゾ組み』といいます。
工夫次第では、釘等一切使わずに家や橋等を組み上げてしまう事も出来ます。
219 :オーバーテクナナシー:2005/09/18(日)07:55:05ID:d7N/j8Vh
【聞こえない声】
水か。現段階の技術力では難しいが、エジプトのナイル川で使われた水車+水路が作れれば人口は爆発的に増やせるな。
↓参考HP
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2005/20050724/
水車、風車が実用化されれば動力源として使えるが、歯車の加工に金属が必要だなぁ。

水の確保は、思いつく限りだと。
井戸掘り、ため池の作成、竹を繋いである程度距離を稼ぐ、水路の作成ってところか。
土木作業は必須かな。やっぱり丈夫な金属製の道具が欲しい・・・
 
220 :オーバーテクナナシー:2005/09/18(日)08:58:55ID:FHf6FW0Z
【聞こえない声】
川の渡り方、本当に危険な川を横断する必要があるのでしょうか
一旦海まで出て、舟で河口付近を渡ればいいのでは

//早く鉄器を使ってもらわないと教えられる事も教えられず
 
221 :オーバーテクナナシー:2005/09/18(日)09:04:07ID:Kg8ZBkXu
【聞こえない声】
人口数百人しかいないのに、大規模土木工事なんて荷が勝ちすぎる。
牛馬の家畜化を促進して、人力以外の労働力を手に入れてからの方が良い。
水を運ぶのにも牛車を使えばよいし。
 
222 :ウズメ@原始人:2005/09/18(日)18:12:25ID:OezGmxQw
>>183
あー、そんな様な黒い砂浜を見たことが有るような気がするだよ
船の上からチラッと見ただけだども、確か川の向こう側の砂浜がそんなんなっていたような・・・
あれでナイフを作れるんだか~?ほんとだか?へ~~~~
今度海に出たときに確かめてくるだ。ちょっとまっててね

>>216>>218
ふむふむ、なるほど!よっくわかっただ
何とか作れそうだよ。
完成したら教えるだよ。
しっかしネ申さん達は、まっことあったまえ~だな~
お礼したくても声聞くだけなのがちょっと悲しいだね・・・・・
223 :オーバーテクナナシー:2005/09/19(月)09:05:00ID:Yvi++EX3
←変な想像をしたやつ
 
224 :死者の代弁者:2005/09/19(月)23:34:27ID:cAhGsVDO
ウズメさん、ナナッシさんが磁鉄鉱という面白い形の石を持ってます。
羅針盤と言うものを作るのに使われてますが、役に立ってないので取り外してきてください。
鉄ができれば羅針盤はいくらでも作れるので問題ありません。

黒い砂が、磁鉄鉱にくっつくようなら大正解、それは『砂鉄』です。

未来技術村の土はもともと砂鉄が近くにあることを感じさせる土ですね。
もし砂浜の砂が磁鉄鉱にくっつかなくても、村の近くで見つけることができそうです。
 
225 :オーバーテクナナシー:2005/09/20(火)00:35:40ID:NVLBou5/
【聞こえない声】
やっぱり今回の鉄製品は粘土の型で鋳造なんだろうけど、何を使って注湯すればいいのか
現在の陶器では割れてしまいますし、他に掬う道具を作る道具もない

炉の方に直接注湯できる仕掛けを作る必要があるかもしれません
 
226 :死者の代弁者:2005/09/20(火)08:21:03ID:JMNwHffN
【聞こえない声】
>>225
最初どうやったのかって不思議ですよね。白い人が鉄を作ってるとしたら、どうやるんだろう。
そっちはそっちで前途多難のような。

たたら製鋼法による鉄の作成は、鍛造向けです。
ズクや玉鋼は近代製鉄の鉄の品質を超えていますが、ただ炭素が多いのだけが欠点です。
なぜそんな事になるのかはよくわからないんですが、それを「鍛える」ことで炭素をたたき出すことができるそうで、
日本刀や兜、鎧の鉄札(てつざね)なんかを鍛えるのは、構造強度だけでなく材質強度も上げるそうです。

【ないしょ話ここまで】

 
227 :オーバーテクナナシー:2005/09/20(火)08:23:46ID:S9k+r+Cw
鋳造は無理です。
たたらは溶鉱炉ではないので、鉄を溶けた形で取り出す事は出来ません
加工は鍛造になります。
 
228 :227:2005/09/20(火)08:42:38ID:S9k+r+Cw
>>226
かぶっちゃった。ごめん。

調べてみると、鍛造より鋳造の方が新しい技術の様で
銅の方も中国で鋳造技術が発明されるまでは、鍛造で加工していたらしい
 
229 :オーバーテクナナシー:2005/09/20(火)09:17:00ID:NVLBou5/
【聞こえない声】
なるほど、それで昔の製鉄の話の時には、どこどこの玉鋼の質が良いなんて話があるんですね。

原始人に始めから鍛鉄は難しいし、鋳鉄の方が鋳型さえ作れれば説明しやすいよななんて考えで
頭の中から鍛鉄を除外してました。
こんな考えに至った理由なんですが、熱い鉄を掴む道具が木工品しかなく、
ハンマーも台も平坦にする技術のないボコボコの石器だけなので無理かなぁなんて。

一番最初に鍛造した人は、間違い無く鉄以外の道具使ってた筈なんですよね。
でも自分の知ってる鍛造はもう全て鉄の道具で……興味深いなぁ鉄って。
230 :オーバーテクナナシー:2005/09/20(火)22:30:43ID:G6mt9KvT
どっかアジアかアフリカの辺境でやってるみたいにできそこないの海綿鉄を石器を叩いた粗造鉄製品でいいじゃん。
800℃あれば作れるから木炭と砂鉄と風を扇ぐ布でできる。
 
231 :死者の代弁者:2005/09/20(火)23:06:42ID:JMNwHffN
【聞こえない声】
>>230
そんなのがあるんですか?
木炭と砂鉄なら、それも一種のたたら製鉄ですね。

Wikipediaによると、たたら製鉄というのは世界中にあるそうです。
日本独特の超高品質製鉄は、たたら製鋼という名前で区別されていました。
でもWikipedia以外では、たたら製鉄って名前で混同されてる事が多いみたいですね。

【ないしょ話ここまで】

 
232 :死者の代弁者:2005/09/20(火)23:49:38ID:JMNwHffN
お待たせして申し訳ありません。氷砂糖の作り方です。

まず黒砂糖をたくさん用意してください。
用意したら、大きな陶器の壷に水を入れ、お湯を沸かします。
お湯が沸いたら、お湯を火にかけたまま黒砂糖を溶かしていきます。
黒砂糖をどんどん溶かしていくと、そのうち黒砂糖は溶けなくなって、お湯の底にたまるようになります。
そこまで溶かしたら、陶器を火から下ろします。

お湯がまだ熱いうちに、木綿糸をお湯の中にたらします。
壷の上に木の枝でも置いて、そこに木綿糸をぶらさげておけばいいです。
木綿糸の長さは、壷の半分まで入るぐらいより、もうちょっと短いぐらいがいいです。
そのまま1日ぐらい何もしないで壷を置いておけば、木綿糸に水晶のような固まりがくっついてきます。
それが氷砂糖で、そのまま食べることができます。
氷砂糖を砕いて粉にしたものを白砂糖といいます。

氷砂糖を作った後の水は、上の方は澄んでいますが、下の方は茶色っぽくなっているはずです。
上の澄んだところだけ別の壷に移し、水をたして火にかけ、黒砂糖を溶かして…と何度も繰り返して氷砂糖を作ります。
2回目からは、木綿糸の先に小さな氷砂糖の固まりを結び付けておくと、氷砂糖のできるのが早くなります。
置いておくだけでできるので、たいして手間もかからないはずです。
 
233 :死者の代弁者:2005/09/20(火)23:50:15ID:JMNwHffN
さて、茶色の水は捨てないでください。
この水も、ちょっといがらっぽいですが甘くてもったいないので使いましょう。

茶色い水に、小麦や米、豆などに付く、黄緑色のカビを煮たものを少しだけ混ぜます。
カビというのは名前だけ何度か出ているようですが、古くなった食べ物につくフワフワした粉っぽいものの事です。
赤や黒のカビは毒になることもありますが、食品を発酵させるのに使えるものもあるのです。
そうして壷に木のふたをし、しばらく置いておけば、甘い甘い『黒砂糖の酒』ができます。

これも2回目からは、カビを入れるのではなく、茶色い水に砂糖の酒を混ぜて発酵させることで作れます。
『黒砂糖の酒』を『蒸留』することで、とても美味しい『黒糖焼酎』という酒もできるのですが、
蒸留は道具を作るのが難しいので、もうちょっと先ですね。

このように氷砂糖や黒砂糖の酒は簡単に作れます。ナナッシさん一人でもできるでしょう。
氷砂糖や黒砂糖の酒は、しばらくの間、作り方を誰にも教えないでください。
交換で、大きな水晶や砂金の粒を手に入れておいて欲しいのです。
他にもナナッシさんや他のネ申さんが手に入れておいたほうが良いと思う物があれば、これで手に入れておきましょう。
その後なら、作り方をみんなに教えてあげても構いません。
 
234 :死者の代弁者:2005/09/20(火)23:58:25ID:JMNwHffN
補足です。

酒を造るためのカビですが、あまり煮過ぎないでください。
もしカビを入れてしばらくたっても何も起こらないようなら、カビの煮過ぎです。

また、酒にならずにカビだらけになってしまったり腐ってしまうようなら、カビの種類が違ったと言うことです。
いろんな色のカビがあると思いますが、薄い黄緑色のカビです。
これは別名『麹菌』(アスペルギルスオリゼー)というものです。
いろんなものを作るのに使えますから、みつけたら、少し取っておくといいでしょう。

 
235 :オーバーテクナナシー:2005/09/21(水)07:03:08ID:+8ys44/L
陶器の完成おめでとうございます、陶器は今までの土器よりも薄く軽く丈夫に作る事ができます。
さて、折角ですからここで器の形状に付けられる名前をいくつか紹介しておきましょう。

まずは食事に使う器から
『皿』料理を乗せるのに使いやすい、平べったくて浅い器の事を言います。
『碗』一番下の台の部分から上へ大きく広がった形状のもので、主に汁物や炊いたお米を食べるのに使います。
『丼(どんぶり)』台の部分が広くて、主に麺類や『牛丼』『豚丼』『親子丼』などを食べるのに使います。
『湯飲み』お茶を飲むために使う椀です、手で掴めるぐらいの大きさで台から口まで同じぐらいの大きさのものが多いです。
『急須』お茶を淹れ為の器で、お茶を注ぐ為の筒状の口が別にあり、蓋と取っ手が付いています。

次に貯蔵するのに使う器です
『壺』水や油がたくさん入ってこぼれにくいように、丸くて口の部分を小さめに作ってある器の事を言います。
『甕(かめ)』壺と同じような形状ですが、中のものが取り出しやすいように口を大きく作ってあります。
どちらも木や陶器でできた蓋が付いています

ついでに、陶器の大きな壺がないと作れないとても臭くて美味しい魚料理の作り方をお教えします

まず一つめは『くさや』
濃い塩水に開いた魚を一日浸けて干すだけの簡単な干物ですが、塩水は作り直さずに減った分だけ注ぎ足して使います。
長く続けると塩水が発酵して壮絶な臭いになりますが、臭いに負けないぐらいとても美味しい干物ができるようになります。

次に『シュールストレミング』です。
本来は、寒い地方の海で獲れる『ニシン』という魚を使うのですが、他の魚でも同様の料理ができますので気にしない事にしましょう。
開いた魚に腐らないようによく塩をたっぷりと擦り込み、壺の中に塩を隙間ができないように押し込んでいきます
後はしっかりと蓋をして、月が2度その日と同じぐらいになるまで洞窟などの人気の無い場所に置いておきます。
これで究極の料理、シュールストレミングの完成です。
開封したその日に全て食べても良いですが、小さな壺に詰めてモルタルでしっかり固めて、
紐でぐるぐる巻きに縛って、洞窟の地面などを掘って埋めておくと良いでしょう。
熟成してより美味しくなります。
 
236 :オーバーテクナナシー:2005/09/21(水)07:16:38ID:+8ys44/L
『シュールストレミング』ですが脂が発酵しますので、できるだけ脂の多い魚を使って下さい。
 
237 :オーバーテクナナシー:2005/09/21(水)10:15:57ID:i/tHZ6wE
>>230
このあたりかな?
http://www.frkw.com/index043.html
 
238 :オーバーテクナナシー:2005/09/21(水)22:19:51ID:URH7Pvxv
【聞こえない声】
酒はブドウを発酵させたものが、既にあったはずです。
まとめサイトには、発酵の例として載っているのみですが。
 
239 :オーバーテクナナシー:2005/09/21(水)22:36:51ID:nrQFTYdT
おわ、シュールストレミングまででてきましたのね。
私も、食べましたが、1尾、食べきることができませんでしたの。
たしかに、あれは塩味がものすごく強いですよね。
塩って結構貴重品でしたよね。

原始人さんたち、大丈夫かな。
 
240 :死者の代弁者:2005/09/22(木)00:48:43ID:FkjT4vQN

【聞こえない声】

>>238
自然発酵の山葡萄でしたっけ?
たしか土器が水漏れするので、あまり貯めておけないって話があったのを憶えてます。
陶器がそろえばワインもゆっくり飲めるようになりますね。

さつまいもポテチは復活するだろうか?

【ないしょ話ここまで】
241 :ウズメ@原始人:2005/09/22(木)10:27:03ID:4SH9MtEw
ウズメだよ
例の黒い砂浜にやってきただよ
なんだろーと思っていたんだけど、これが『砂鉄』っちゅうもんだべか?
これを持って帰ろうと思ったんだけど、袋にいっぱいに詰めたら重くて持ち上がらなかっただよ
仕方ないから半分くらい棄てたんだけど、それでもあたいでは持ち上げられないだ
さらに半分くらい棄てて、やっとかなあ・・・普通の砂より重いだね~・・・
これ、沢山必要だとすると、なんか運ぶ方法を考えないとだめだよ、きっと

>>235
『くさや』と『シュールストレミング』だか?
魚料理だったらあたいの出番かな
でも・・・また臭いの?壮絶な臭い?
このまえの魚醤油といい、臭いもんばっかだなあ~
あたい、臭い女よばわりされそうでちょっとイヤだよ
においなかなか取れないんだよねー・・・
だれかやってくれる人居ないかなぁ・・・

そうそう、圧搾絞り機ね、挟む所の加工が難しかったけど何とか完成したよ
支点から挟む所までの距離が1ウズメキュービット(ナナッシキュービットより2寸位短いらしい)
テコの棒の長さが6ウズメキュービットもある結構大きなものですだ
力仕事は男達に結構手伝ってもらっただよ
油がちゃんと絞れたらまた報告するよ
 
242 :オーバーテクナナシー:2005/09/22(木)12:19:13ID:UJfnKdGj
ウズメさん、砂鉄を運ぶのに丁度良い方法があるのでお教えします。

まず、運びたい物を壺の中に入れます。
壺にフタをしてその上から麻布を被せて縄で縛ります。
『ムシロ』を何重にも巻いて縄でしっかりと縛ります。
後は壺を横にして転がすと、手に持ったり滑らせて運ぶよりは楽に運べます。

『筵(ムシロ)』叩いて柔らかくした稲藁を編んだだけの敷物
 簡単なものですが、断熱材に使ったり梱包材に使ったりととても使い勝手が良いです。


次に壺を焼く時には、転がしたりしやすいようにもっと丸く大きめに、
縛りやすいように縄をかけられる部分を作ったりして改良すると良いです。
 
243 :オーバーテクナナシー:2005/09/22(木)12:54:36ID:UJfnKdGj
『背負い袋』両手が使えて手で運ぶよりも多く運べる道具です。
 紐で指3本ぐらい幅で、袋より指4本分の長いの布を2本編んで
 紐の両端を袋の口部分から袋の底の両端に渡すようにしっかりと縫い付けます。
 できた輪にそれぞれ腕を通して背中に背負うと、手を使わずに荷物が運べます。
 
244 :オーバーテクナナシー:2005/09/22(木)16:50:46ID:eq4NY3fu
【聞こえない声】
むしろ、その浜の傍で作業したらいいんじゃないの?
なんか問題あるのかね
 
245 :オーバーテクナナシー:2005/09/22(木)20:49:44ID:s56MrxbJ
ウズメさんへ
黒い砂浜と未来技術村はどのくらいの距離があるのでしょうか?
 
246 :オーバーテクナナシー:2005/09/22(木)20:54:22ID:H27b4xTv
第167回 3月29日放送
「千年の秘技・たたら製鉄 復活への炎」
http://www.nhk.or.jp/projectx/167/index.htm

「炎の突撃作戦」
~鉄鋼マン大震災と闘う~
http://www.nhk.or.jp/projectx/117/index.htm
 
247 :原始人@初代1◆zhFdGsjV7M:2005/09/22(木)23:55:24ID:kMcrWnPw
>93
教えてもらったのに、他の人におしえたらだめだか?
なんでだ?
とりあえず、覚えるだけ覚えておくだよ。
人に見られたらダメだから、つくったりしないだがね。

>104
あのときは、手は赤くなっただよ。

>113
うーん、なんか少し、それでも変わるみてえだなぁ
でも、木や粘土よりは、ましなような気もするだな
とりあえず、これをつかうだかね。

>114
雨が降った日の次の日あたりだと、けっこう重くなってるみたいだぞ。

>115
なんだ?このカクカクしたやつは?
粘土かなんかでつくるだか?

>117
『扱箸』と『からさお』おぼえただよ。
すげーべんりだねぇ
まる1日かかってた作業が、半日ぐらいで終わるぞ。
 
248 :オーバーテクナナシー:2005/09/22(木)23:56:05ID:UJfnKdGj
【聞こえない声】
今の状況だと煉瓦や木炭の輸送のや貯蔵場所の新たな建設が方が手間だと思いますよ。
炭焼き、煉瓦・陶器の窯、木工、製鉄の拠点を一つに纏めて機能的な場所に移築する案なら自分も賛成です。
 
249 :原始人@初代1◆zhFdGsjV7M:2005/09/23(金)00:17:15ID:w42mQJsb
>118
『家長』とか『族長』っていうのは、たぶん母親たちのことだね。
『村長』っていうのは、だれになるだかね?
長老は、みんなに尊敬されているだが、えらいわけじゃねぇだからねぇ
こんど、長老に話してみるだよ。

>119-120
えーっと、ネ申さん達には本当に感謝してるだよ
だども、ネ申さん達が、すげぇ人間臭いだで、どうしてもえらいとはおもえねぇだよ
まー、話しのネタとしては面白そうだで、モラーラ辺りにでも話してみるだかね。

>121
うーん、なんか難しくなってきただね。
でも、あれか?
かぁちゃんが、お使い頼むのといっしょだか?

>132
なんでも、ネ申さん達にたよるのは、オレ的にはよくねぇとおもってるだよ。
「さいごまで食えるのは、自分から働いた奴だけだ」って長老も言ってただよ。
でも、話しのネタとしては、おもしろそうだで、皆にはなしてむるだかねー

>134
カバが温厚だったら、狼は草木みたいなもんだよ。
やつらは、こっちが武器を持ってても、近寄っただけで襲って来るだよ。

>140
オレはえらくねぇだよ?
 
250 :死者の代弁者:2005/09/23(金)04:16:22ID:Y69Sx4JK
【聞こえない声】

砂鉄の話。砂鉄の選別法とか、砂鉄が錆びない理由とか。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sugicom/kazuo/neta/tigaku2.html

たたらの原理とか。わかりやすい。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sugicom/kazuo/neta/bake28.html

たたらの炉の作り方とかいろいろ。
http://www.wakou-museum.gr.jp/tetsu1.html

最近立て続けに長文書いたのでエネルギー切れました。
誰か原始人さんに教えてあげてください…。

プロジェクトXは録画しておいたので、DVDに焼いたのが家のどこかにあるはず。
たたらの火の色の変わり方とか説明してたので、少しは役に立ちそうな気がするする。
気力が回復したら参考情報としてまとめときます。
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最終更新:2020年11月10日 20:23