659 :暇人:2005/12/22(木) 18:10:52ID:/SMvuzQT
190日目から、産まれる日までを、『妊娠後期』といいます。
お腹が大きくなり、赤ちゃんが頻繁にお腹を蹴るようになります。
妊婦は、やたらと小便に行きたくなったりします。
体の中のおしっこの袋を、大きくなった赤ちゃんが押してしまうのですね。
お腹が大きくなって動きづらいですが、できる運動や労働はしましょう。
出産や子育てに必要なものをそろえましょう。
体が冷えないように、暖かくして、冷たいものを飲まないようにしましょう。
だいたい280目くらいに、お腹が定期的に痛むようになります。
この痛みを『陣痛』といいます。
陰部からとつぜん大量の水が出ることを、『破水』といいます。
どちらも出産の合図です。(『出産』は、赤ちゃんが産まれること)
妊婦さんは清潔な場所へ寝かせましょう。
こまめに飲み物をあげましょう。
息をゆっくり吐いて、体の力を抜き、楽な気分になるようにしてください。
周りの人は手を握ってあげたり、腰の下に丸めた布を敷いてあげたりしましょう。
とにかく、妊婦さんの望むようにして、楽な気分にさせてあげてください。
赤ちゃんはふつう頭から産まれて来ますが、たまに足や、お尻から出てくる事があります。
この状態を『逆子』といいます。
逆子は産むのが難しく、お産も長引きます。
赤ちゃんも、妊婦さんも、死ぬこともあります。
この場合は、誰かが、出てきた赤ちゃんを一回、お腹の中に押し戻して、手をお腹に入れて回転させなければいけません。
難しい技術です。出産の手伝いに慣れた女性にやってもらいましょう。
660 :暇人:2005/12/22(木) 18:12:08ID:/SMvuzQT
出産後、妊婦さんが、たくさんの出血したときは、急いでお腹を布でグルグル巻きにしましょう。
お腹に冷たい水をかけて、冷やしてあげましょう。
出産が長引いた時は、出血の危険も高まるので、これを防ぐために、食べやすい果物などを与えてください。
胃袋に食べ物を入れると、赤ちゃんの入った袋(『子宮』といいます)が、縮みやすくなります。
生まれた赤ちゃんは、人肌のお湯でよく洗い、清潔にしてあげましょう。
切ったヘソのところは特に、薄めた木酢などで、こまめに拭いてあげてください。
産後の妊婦さんは、最低7日間は、ゆっくりと、なるべく寝かせて過ごさせてあげましょう。
体の力が弱くなり、骨もずれているので、それを戻すためです。
(聞こえない声)
基本の基本ばかりだけれど、原始の人には有効かなと思って。