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Meadow2 迷

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使用頻度の高いエディタMeadow2の備忘録

ここに文字を入力

                &ref(meadow.png)





Meadw2+Mew4.2ショートカット


Meadow2になってmule時代よりもメニューからの動作指定がしやすくなった。でもやっぱりショートカットをしていると便利。特にプルダウンメニューに載っていないものは。
以下、Meadow2でこの一ヶ月間よく使用したショートカットをメモっておく。
  • ATOKではプロパティ→キーカスタマイズでEsc機能をkillする
パニック対策
  • コマンドキャンセル:C-g
  • アンドゥ:C-x u
リージョン操作
  • 複写:C-space M-w
  • 削除:C-space C-w
  • 貼付:C-y
  • カーソル位置~行末削除:C-x k
  • カーソル位置~一文削除:M-x k
カーソル移動(行=物理行)
  • 一文字前移動:C-b
  • 一文字後移動:C-f
  • 一行前移動:C-p
  • 一行後移動:C-n
  • 一文前移動:M-a
  • 一文後移動:M-e
  • 一語前移動:M-b
  • 一語後移動:M-F
  • 行頭移動:C-a
  • 行末移動:C-e
  • 段落前移動:M-{
  • 段落後移動:M-}
  • 分割ウィンド間移動:C-x o
フレーズ検索(日本語)
  • カーソル後検索:C-s Return
  • カーソル前検索:C-r Return
  • 再検索(順方向検索):C-s C-s
  • 再検索(逆方向検索):C-r C-r
  • 置換:M-%(全置換:確認時!)
バッファ操作
  • 確認保存:C-x C-c
  • 上書保存:C-x C-s
  • 別名保存:C-x C-w
  • バッファ閉じる:C-x k
  • バッファ切替(呼出):C-x b
ウィンドウ操作
  • 不要ウィンド削除(アクティブウィンドのみ表示):C-x 1
  • 上下分割:C-x 2

Mew4.2でよく使用するショートカット
  • マルチパート作成(ファイル添付):C-c C-a
  • メールフォルダ移動:Summaryモードでg


Mew v4.2導入


muleと来ればmew、当然Meadow2と来てもmewである。公式サイトからWindows用バイナリの最新版(v4.2)をダウンロードしてインストール。
MEW42W0.ZIPをレンジで解凍すると
このファイルはテキストモードで書庫に格納されていたため解凍中に改行コードを変換しましたが、途中でバイナリデータを検出しました。「改行コードの自動変換」機能をOFFに設定して再解凍した方がよいかもしれません。
との警告。仰るとおりレンジの詳細設定→出力オプション→テキストファイル改行コードの自動変換をOFFにして再度実行。自動的にコンパイルが始まり最後、.emacsファイルに書き込むための認証設定に応えるとインストールが完了した。格納先は下記の通りとなった。
c:\Meadow\mew-4.2\
c:\Meadow\2.00\Mail\
ここではやる気持ちを抑えて.emacs中、以下をコメントアウトする。特にサーバにメールを残す設定はメーラを初めて使用する際の安全策(小心者め!)。
(setq mew-auto-get nil) ;; 起動時にメールを取得しない
(setq mew-pop-delete nil) ;; サーバにメールを残す
(setq mew-ask-flush-queue t) ;; 送信時に確認
(setq mew-auto-flush-queue nil) ;; 受信時に自動送信しない
さらにマルチパートメッセージ(添付ファイル付メール)を受信できるよう受信メールサイズとマルチパートの自動解釈サイズの変数を変更しておく(デフォルト値メール54KB・マルチパート100KB→無制限・1MB)。特に後者を忘れるとエンコードされたままの状態で表示されてしまう。
(setq mew-pop-size 0)
(setq mew-file-max-size 1000000)
mewの設定ファイルは.emacs→.mew→。mew.elと読み込まれるが、優先順位は逆に.mew.el→.mew→.emacsのはずなので、前記の認証設定内容を含めて後ほど.mew.elに書き写すこととする(サンプルはMeadw2同様dot.mew.el)。
Meadow2を起動させEsc+x mewと打ってやると、おお、お懐かしやmuleちゃん。にゃんこ画面こそ出なかったが(別途Notebookのほうでは出たのだが)、/がくるくるっとまわって猫の目。inboxでiとしてPOPパスワードを入力するとダダダッとメールが落ちてきた。\(^0^)/

  • 2005年712日

Unicode対応


Meadow2をインストールしてすぐにUTF-8が扱えないことに気が付いた。Meadw2では

C-x Enter f
として文字コードを入力・変更できるのだがUTF-8-dosを選択しても切り替わらないことがわかった。
調べてみると別途専用の追加モジュールMule-UCS-current.tar.gzが必要とのこと。
ダウンロードしてc:\Meadow\site-lispに展開し、dos窓で
cd c:\site-lisp\Mule-UCS-current
c:\Meadow\2.00\bin\Meadow.exe -q --no-site-file -batch -l mucs-comp.el
つづけて
cd lisp\jisx0213
c:\Meadow\2.00\bin\Meadow.exe -q --no-site-file -batch -l x0213-comp.el
とコンパイルした。
.emacs中の初期フレームの設定‐Mule-UCS設定のコメントアウトを削除後、
C-x Enter f
UTF-8-
でTabを打ち込むと
UTF-8-ws/-dos/-unix/-macが追記されていた。
UTF-8-ws-dosを選択すると無事Unicodeが扱えるようになった。やれやれ、めんどうさんだわ、やっぱり……


  • 2005年7月10日

フォントの設定


Meadow2導入時に参考にした幾つかのサイトではフォントの追加・設定に結構スペースを割いている。デフォルトでは日本語はMSゴシック、英数は"Courier Newというものになっている。それを皆、好みのTrueTypeフォントに入れ替えているようだ。
そこで、それらのサイトを参考にフォントを導入してみたのだがどうもうまくいかない。
v1.xとv2.x以降で多少違うようなのだが、ぼくがそこを把握できていないためと思われる。
16ドットの BDFフォントと12ポイントの和文TrueTypeフォントを組み合わせて多言語を表示させるためのelispファイルを公開してくれているページがあったので、それを参考にしてみたが結局、本来ならばShift+マウス左ボタンクリックで表示されるはずのフォント一覧が出てこない。
表れたメニューは以下の通り
Font menu
MS ゴシック-16
private fontset
default

Meadowから印刷はしないし、private fontsetが好みに近いのでこれ以上時間を割くのは止め、.emacsの
;;初期フレームの設定
	    '(font . "private-fontset"); TrueType
と追記して終了とした。

.emacsの変更


インストールが完了したらお次は設定ファイル.emacsのカスタマイズと相場が決まっている。が、そのサンプルファイルが見あたらない。dot.emacs.jaと書かれたファイルを開くと……開けない。アプリケーションを聞いてくる。拡張子.jpでは開くはずがない(後にMeadow2で開けばいいのだと気が付く)。
Wzを選択して開けるとテキストファイルだった。どうやらこれがサンプルらしい。そうか、Windowsは先頭にドットマークは使えない、だからdotとなっているわけだ。
ほぼ初期のまま.emacsとして保存し、Meadow2の実行ファイルc:\Meadow\2.00\bin\RunMW32.exeを起動させたところ環境変数を設定せなあかん、と叱られる。Windowsで環境変数スか……。
コントロールパネル→システム→詳細設定→環境変数と辿って、ユーザ環境変数にHOME\Meadw\2.00と新規登録した。
改めてRunMW32.exeをダブルクリックすると、牧歌的なロゴマークが表示され(Meadowとは牧草地という意味らしい)、ややあって評価用バッファ画面が開いた。
が、どうも設定した内容と違うようだ。C-x C-fで.emacsを探してみると、どうやら保存した場所が~/(ホームディレクトリ)ではなかったようだ。c:\Meadw\2.00に配置し、再起動したところようやく自分好みの画面となった。

.emacsの追記/変更箇所は以下の通り(表示サイズと背景色のみ)

;; 初期フレームの設定
(setq default-frame-alist
     (append (list '(foreground-color . "black")
	    '(background-color . "SkyBlue")
	    '(background-color . "gray")
	    '(border-color . "black")
	    '(mouse-color . "white")
	    '(cursor-color . "black")
	    '(font . "private-fontset"); TrueType
	    '(width . 82)
	    '(height . 40)
	    '(top . 100)
	    '(left . 100))
      default-frame-alist))

この後、フォントの設定とMewの導入に挑戦(てほどか?)

Meadow2導入


オフィシャルサイトからリリース版(2.00)をダウンロード。GNU Emacs 21.1とある。21.4 ベースの開発版(2.10)などもあったがめんどうさんを避けた。
インストールはNetinstaller形式を利用。インストールフォルダの変更以外(Program filesに入れるのは嫌い)はすべて言いなり。ImageMagick-6.0.1-Q16というプログラムも同時にインストールされた。これを入れないと、ツールボックスにアイコンが表示されないようだ。
インストール後のファイル構成は以下の通り(最上位のみ)
c:\Meadow\2.00\
c:\Meadow\ImageMagick-6.0.1-Q16\
c:\Meadow\packages\
c:\Meadow\setup\
c:\Meadow\site-lisp\
c:\Meadow\dot.emacs.ja
c:\Meadow\INSTALL.Meadow.ja
c:\Meadow\Meadow.plan
c:\Meadow\README.Meadow.ja
c:\Meadow\setup.ini

Meadow2&mule前史


PLAMO Linuxで一番利用したプログラムと言えばMuleとMewだった。これとNetscape/Mozilla、そしてWnn/ATOKだけで十分だった(というかそれしかまともに使えなかった)。
Mule for Windowsもあると知って使ってみたが、やはりLinuxがもっともよく似合っていた。
Linuxは初めのうちは覚えるのが楽しくてLibrettoに積んで持ち歩いたが、PLAMO v3.1あたりで通信設定に少し躓き、段々面倒になって、いつしか遠ざかってしまった。
WindowsではWzEditor&&WzMailの使い勝手が良く、これとNetscape/Mozilla、そしてATOKとQuickTimeがあれば十分……というわけには行かず、仕事用にFatでBest-effortなアプリケーションも結構使っている。
使用頻度がもっとも高いのはWz Editor&&WzMailで、これには未だ文句はない。システムが不安定になってプログラムを総入れ替えをする時にも真っ先に、これとMozilla、ATOK、そしてドライバ群を入れる。
もうこれさえあればブッシュの戦争もそのお友達のテロもプーチンの収奪も要らないぞ、と思っていたのだが、ある日ある時ある場所で、Mule for Windows改め、Meadowと出会ってしまったのである。
Wzに何の不満もなかったが、生来のシンプルプログラム好きのぼくはすぐに虜になってしまった。Mule for Windowsにはどうしてもなじめなかったくせに……。2005年6月11日、遅れてきたMeadow迷。

  • 2005年7月9日
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