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女性のアキバ「乙女ロード」 

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女性のアキバ「乙女ロード」 
7月17日(日)東京朝刊 by 上塚真由
男性オタクの“聖地”、東京・秋葉原に対抗するように、女性向けのコミックや同人誌を扱う店が集まる一角が、東京・池袋にできている。通称、「乙女ロード」。そこに集う“オタク女性”たちのお目当ては、男性同士の恋愛を扱った漫画や小説などという。

やおい
乙女ロードはJR池袋駅東口から徒歩約10分。200メートルほどの距離に「アニメイト池袋本店」や「ケイ・ブックス池袋コミック館」など、女性向け同人誌やキャラクターグッズを扱う6店が集まる。昨年、漫画情報誌「ぱふ」が名づけて、マニアの間で知られるようになった。

昨年9月にオープンした中古誌販売店「まんだらけ池袋店」をのぞくと、10代から40代の女性客でいっぱい。店長によれば、同店に並ぶ約10万冊の同人誌のうち9割近くが、原作のアニメや漫画をパロディー化した、今人気を呼んでいる男性同士の恋愛もの。「山がない、オチがない、意味がない」ことから略して『やおい系』と呼ばれる。

気軽
池袋にオタク女性が増え始めたのは5年前ごろ。4階建てだった「アニメイト」が九階建てに改装し、池袋に本社を構える「ケイ・ブックス」が女性向けに限定した展開を始めたためだ。

ケイ・ブックスの大塚健社長は「池袋では普通の買い物もできる気軽さがある。さらに乙女ロードでは、同じ趣味を持つ仲間がいる安心感があるのでは」と話す。

最近では近くの大型一般書店も女性向けコミックの作家サイン会を頻繁に開くようになってきた。

妄想
「乙女ロード」を歩く30代の主婦は「男女間の恋愛ではありえない切なさや葛藤(かっとう)が男性の恋愛ものにはある。夫も知ってますが、妄想の世界と割り切っている」という。

『戦闘美少女の精神分析』などの著書がある精神科医の斎藤環さんは、「男性は美少女キャラクターに恋愛する。つまり所有を楽しむが、女性の好む対象物は漫画やコミックなどに限られ、登場人物の関係を楽しんでいる。オタクは男性より女性のほうが多く、隠れて楽しんでいた文化が、表面化してきた。池袋の流行も一過性では終わらないでしょう」と分析している。

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