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セリフ(050706-昼)

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
  • 場面(野菜)

「奴がすぐそこまで来ている、ここは俺が。」
「お前一人で死なせるものかよニンジン。」
「トマト…」

大根はいつも悩んでいた
ザッと草木が分かれる音を聞く。
奴が来たんだ…
「もぉ~」

「大根は間引かれなきゃ太くならねえんだよ!
出荷されるのはお前じゃない、俺だ!」
「そんな! お前を信じてたのに!」

―――――まずい。これは!
「食らえ!エンデ・ド・ヴァームクーヘン」
「くそっ・・・ヴェートーヴェンを突破されただと!?」 

俺はファウスト――――
貴様ら牛に食われ散った、
 全ての野菜の意志を受け継いだもの――――!!!
同胞に誓う。食卓に並ぶことなく飼料として消えた友に誓う。
俺は、貴様を耕し殺す!! ダブルマッスル!!! 

レタス「大根さん!!」
大根「さがれ…ここはアスモデウスと契約して、獄炎を支配した俺にしか出来ない事だ…!!」
レタス「でも・・・!!」 

大根「我召還するは、<内なる力(ベータカロチン)>
   …今、地獄より使役する…!
   <栄養剤(ビタミンD)>!!
   消し飛べっ!!!ダブゥマッソォーー!!!」 

『今から最後の突撃をかける。』

――――――――総員抜根 

「またか」
「また俺達は残されるのか」
「大根は刺身のツマになれた、パセリは洋食に添えられた、これ程までに野菜として生きてきたのに」
「また残されるというのか――――――!!」 

いいや俺は一本じゃない
一本でも人参だ!
<<伝説の調和>>カリーを探しに行くぜ!

悪魔「ただし助けるのは大根、お前だけだ」
大根「なら俺はいい!枯れかけてるコイツを!!」
悪魔「その言葉が聞きたかった」 

「サンチュ・・・・・・お前は味方だと思っていたのに!」
「ケッ、てめぇらみてえに淡白な連中とはやってらんねえんだよ。淡白は淡白でも俺がつくのは蛋白だ!!」

大根「待てよ人参!死ぬ時は一緒だと、旅に出る前に誓っただろ!?」
人参「ダメなんだよ・・・お前は。お前じゃ・・グフゥ・・・カレーには入れない」

大根「死ぬな、死ぬなぁ!!玉葱!!まってろ、今医者を……!!」
玉葱「なぁ……大根……大地って…こんなに暖かかったんだな……なんで今まできづかなかったんだろ…」
大根「おい……何言ってんだよ…」
玉葱「おいおい何て顔してんだ…ただ、帰るだけなんだぜ……
俺たちがやって来た大地に……また……」
ガクリ 

八百屋「何だ?俺の野菜が哭いてやがる……
    わりいな奥さん、今日は大根売れねぇ。どうも用が出来たみてぇだ」 

大根「魚!魚!!」
魚「…とうとう…最後まで、私の名前を呼んでくれなかったわね…」
大根「最後って…最後ってなんだよっ!!
魚「ああ…畑って…広いわね…でも、海はもっと広いのよ…?…みせたかった…な…」
大根「さ、さかな?うそだよな?さかな?・・・さかなぁーー!!」

大根「…あんた、名前名乗ってないじゃないか…」 

――――――そして僕たちはまた根を下ろす

THE ENDO 

魚「いいの…!? あの牛を倒してしまったら…貴方は悪魔との契約が切れて…ただの野菜に戻る。
戦うことも笑うこともできない、ただの野菜に…」
大「いい。それが俺の戦う理由だ。物言えぬ同胞のために俺が…」
魚「私は!! ――私はどうなるの。せっかく貴方と逢えたのに…結ばれないまま、分かれるなんて…」
大「――いいんだ。たとえオレタチが結ばれなくても…いずれ……」 

「どこまでが皮で、どこまでが俺なんだ…?
俺は、な、ファウスト…
今までずっと、自分の存在について考えていた。
土の中にうずくまって、ずっと考えていたんだ…。
その答えがわかるまで、牛にやられる訳にはいかない…」
「玉葱…」 

「おいトマト!しっかりろ!大丈夫か!?」
「・・・え、?あなた・・・だれ・・・?」
「気をしっかり保て!!自我を失うぞ!!」
「ぁあ・・セロ・・・リさ、ん?・・・」
「そうだ!!思い出したか!大丈夫!大丈夫だからな!!」
「あぁ・・あはっあははははっ!きゃぁははっははははhhhogてあじょ!!」
「しっかりしろ!!お前が、壊れちまうなんて!うわぁああ!!」 

人参「俺たち、球根植物になにができるっていうんだ!!」
大根「今は、大地に立てる足がある!それだけでいいじゃないか!!」
人参「大根…ごめん、俺、弱気になってたよ…」 

  • 場面(牛)

「――こ……これは! 溶けるッ! 俺の身体が溶けていくッ!」
「――テメーの負けだ、牛肉ヤロー」
「――この俺が! 大根ごときに負けるなど! ありえん!」
「無駄だ。<溶けゆくもの>カゼインの前には――どんな肉だって軟らかくなっちまう」

「ふぁっファウスト――――いやー―――!!!」
なにぃ、封印されたはずのビタミンが増強しただと!!

「──百万の剣に討たれて──捌かれるがいい──猛牛よ!」
「俺の先祖は闘牛でマタドールを30人殺したそうだぜ──
 お前も踏み潰して干からびさせてやるよ
 あの魚のようにな!!」
「てっめぇぇぇーーーー!!!」 

殺したはずのヤツの身体が起き上がる。バカな・・・
「ありえない! こんなはずは!」
――――豊富なビタミン。
 ――――豊富なミネラル。
  ――――豊富なカルシウム。 

「何だ? 畑の野菜が……奴に集まって…… ! 再生だとッ!?」 

馬「いいざまだな牛」
牛「貴様……いつからそこに!!?」
馬「貴様が大根にやられるところからだ。哀れなヤツだな
たかが植物ごときにここまでやられるとは……
やはりスサノオの力を得た俺とちがい貴様では役不足のようだな」
牛「クッ………」 

大根「うぉぉぉおぉおお!!!」
牛「なぁにぃ?!上級詠唱を、その傷で!?!
  しかも、短縮だとっ!!!?!?!??!」 

大「貴様…禁断の遺伝子組み替えに…そこまで堕ちたか!」
牛「悪魔と契約した貴様が何を言う!」 

牛「バカな!こんな貧弱な体が俺の攻撃に耐えるだと!?」
ホウレン草「俺の体は鉄で出来ている!」 

「コイツ鬼門の方角から種をッ!」 

「大根への敗北も明日への糧、今はただ食べて眠りなさい、それが新たなチカラ霜降りを呼ぶのよ!」 

大根「俺たちは、地に根を生やして生きてきたんだ!!貴様のように、足を動かし大地を書ける ことも出来ない…!だが!!!」
牛 「大根ごときが何を出来るというんだ!!!」
大根「岩も砕き、コンクリートを突き抜ける、俺たちの『根気』を見せてやる!!」
牛 「な、なに?!畑の大根どもが・・・?!?!」
大根「いくぜ!!みんなっ!!!」 

「俺が、俺が巻かれていく!?たっぷりジューシーな肉汁が吸い込まれちまう!」
「逃げるのだわファウスト…あなたにはまだ撒くべき種がある」
「あれはロールキャベツ、命がけの技! ねえさーん!!」 

「見たかこの<<トラクター>>の力! お前ら全て大地に梳きこんで肥やしにしてくれるわ」
「ダブルマッスル、お前は分かっていない……大地に帰った仲間達が俺の新たな糧となることを!」
「ぬわにぃ!? ファウストの黄色い葉が青くなっただとぉ!?」 

死ねぇぇーーー牛ぃぃ!!!」
「やめろ早まるんじゃない!!!」
「フハハハハハ飛んで火にいる夏の虫…いや、アスパラガスだな。食らえっ!!!」

「ぬはぁ!!体が…動かないこれが……」
「『アスパラベーコン=マキ』……大根、冥土の土産に貴様も見ておくがいい!!」
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ブチィィ
「アスパラさーーーーーーんんん!!!」 

雑草〈ボクたちは死んでも土に混じるだけ…
 そして君たちの力になれる。
 君たちには嫌われているけど、
 僕たちは君たちが好きだったよ〉
牛「雑魚がぁぁぁぁ!!」 

「今何を反芻してると思う?昨日食った人参さ!」
「俺は同時に四種類の野菜を消化できるのだ!」 

「人参、玉葱、じゃがいも・・・カレーに使えるだけあってさすがに美味だったぞ。
さて、貴様もそろそろ俺の胃に納められるがいい!!」 

牛「一つが満腹になればまた一つ腹が減る……
そしてまた一つ満腹になればまた一つ腹が減る………
俺の胃袋はまさに宇宙(ルビでカオス)なのだ!!」 


  • 未選別
「ぐああランクAのこの僕がこんな雑魚にー」

馬「ここまでだな。」
人参「どうして、どうして答えてくれないんだ、俺のカロチン!」 

濃縮ベジタブル!
炸裂プロテイン!
今新時代ファンタジ―のエチュードをかき鳴らす!

「ううーむ 聞きしに勝る野菜ファウスト
 俺は確かにこの目で見たぞ!」

野菜たちのカロチンは帝国一ィィィィィィィ!!!

???「やはり牛はやられたようだな……」
???「はっ、所詮は我らが家畜、期待はしておらぬよ」
???「しかし大根、人参……あなどれぬな」
???「ほぉ、興味深いね」
馬「はい、私め間近でヤツの力を見ましたが、我々の想像の範疇をこえておりました」
???「ふふふふ、面白くなってきたじゃないか……これからも頼むよ」
馬「はっ、仰せのままに……」

「どのみち貴方に選択肢なんてないのヨン
 このあたし… 私の…
(ゴゴゴゴゴゴ)
 …ルシファーの誘いを断ることなどできないのだからな」

「ダブルマッスルは狂牛病でね、アメリカで全頭検査中さ」
「大根!人参!アンタ達はこの<若鶏胸肉>のチキン様が相手をしてやるよ!」 

「次は夜が宜しいでしょう」
「このままなだれ込めば、様々に死傷者が出るかと」 

「こんな夜更けに!?」
「しまった!日光が・・・力がでない・・・」 

――
でも、いつかまた彼女とは会える気がする
この大地と海と空はどこまでも繋がっているのだから 

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