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右京にある魑魅魍魎が蠢くという噂のある一町、四十丈約(121m?)四方の住居。 壱~四の門があり、余所者は壱の門しか入れない。 他の門の中には鬼が居るとの噂。 **第一話 妖怪荘・一 潜入  検非違使も避けて通ると言われる吹き溜まり。妖怪が居るとも盗賊の巣だとも噂される妖怪荘。  その実態調査を任された4人の冒険者が妖怪荘に挑んだ・・・はずだったが、誰も妖怪荘に入れないでいた。  妖怪荘にはぱっと見、入り口も窓もなく、器物破損で不法侵入でもしなければ踏み込む事もできず、ギルド員に嫌味を言われつつ思案する一行の後ろに現れたのが「水干姿の少年」だった。  少年の案内で、どうにかこうにか潜入に成功し、次に出会ったのが「道服の老僧」。  老僧はこの場所を「壱の門」と言った。余所者が入れるのは壱の門のみらしい。  (調査をスムーズに行う為に)この住居のヌシに会いたいと言う一行の話を聞き入れ、次に来た時までに話をつけておく、と言った。 ・水干姿の少年     変わった話し方をする10歳前後の童。挙動不審な冒険者を目撃したにもかかわらず、妖怪荘内へ招きいれてくれた。 ・道服の老僧     黒染めの道服を着た老人。 ・ヌシ(赤泥)     妖怪荘壱の門を仕切る主。鼠を大事にする鼠の物の怪だという。 **第二話 妖怪荘・弐 壱の門 「ヌシと連絡がついたぞ‥‥」  道服の老僧から連絡がつき、案内された冒険者(8人)。  友人です、そのまた友人です、とヌシに自己紹介するが、妖怪荘と言う場所は、そんな事はどうでもいいらしい。  「邪魔をするな」 「詮索をするな」  これを守れば後は何をしても構わず、自由に住め、とのお墨付きをもらう。  とはいえ詮索するのが仕事、各自思い思いの行動をする冒険者だった。 ・“鉄鼠”のあかどろ     壱の門のヌシ。長屋と長屋の屋根に通された通路の上に鳥居を拵えて、その奥の小さな、犬小屋のようなほこらが住まい。豪華な金襴の袈裟を纏う。ネズミ顔の人間。     年寄りの冷や水は本当に飲んだのだろうか? ・水干姿の少年     酒は飲まない。「門の向うは鬼が出る」 ・道服の老僧     すっかり冒険者らの世話役と化す。 ・蜻蛉     二十歳くらいの美しい女性。色白で髪は濡れ羽色、ほっそりとした柳腰。 ・胡散臭い住人     「あの門の先は地獄に通じておる。行くならば一切の望みを捨てろ」     「夜になると外の者が死体を放り込んでいく、だからあの中は死体の山さ」 ・豆たぬき     ・・・多分いない。
右京にある魑魅魍魎が蠢くという噂のある一町、四十丈(約121m?)四方の住居。 壱~四の門があり、余所者は壱の門しか入れない。 他の門の中には鬼が居るとの噂。 **第一話 妖怪荘・一 潜入  検非違使も避けて通ると言われる吹き溜まり。妖怪が居るとも盗賊の巣だとも噂される妖怪荘。  その実態調査を任された4人の冒険者が妖怪荘に挑んだ・・・はずだったが、誰も妖怪荘に入れないでいた。  妖怪荘にはぱっと見、入り口も窓もなく、器物破損で不法侵入でもしなければ踏み込む事もできず、ギルド員に嫌味を言われつつ思案する一行の後ろに現れたのが「水干姿の少年」だった。  少年の案内で、どうにかこうにか潜入に成功し、次に出会ったのが「道服の老僧」。  老僧はこの場所を「壱の門」と言った。余所者が入れるのは壱の門のみらしい。  (調査をスムーズに行う為に)この住居のヌシに会いたいと言う一行の話を聞き入れ、次に来た時までに話をつけておく、と言った。 ・水干姿の少年     変わった話し方をする10歳前後の童。挙動不審な冒険者を目撃したにもかかわらず、妖怪荘内へ招きいれてくれた。 ・道服の老僧     黒染めの道服を着た老人。 ・ヌシ(赤泥)     妖怪荘壱の門を仕切る主。鼠を大事にする鼠の物の怪だという。 **第二話 妖怪荘・弐 壱の門 「ヌシと連絡がついたぞ‥‥」  道服の老僧から連絡がつき、案内された冒険者(8人)。  友人です、そのまた友人です、とヌシに自己紹介するが、妖怪荘と言う場所は、そんな事はどうでもいいらしい。  「邪魔をするな」 「詮索をするな」  これを守れば後は何をしても構わず、自由に住め、とのお墨付きをもらう。  とはいえ詮索するのが仕事、各自思い思いの行動をする冒険者だった。 ・“鉄鼠”のあかどろ     壱の門のヌシ。長屋と長屋の屋根に通された通路の上に鳥居を拵えて、その奥の小さな、犬小屋のようなほこらが住まい。豪華な金襴の袈裟を纏う。ネズミ顔の人間。     年寄りの冷や水は本当に飲んだのだろうか? ・水干姿の少年     酒は飲まない。「門の向うは鬼が出る」 ・道服の老僧     すっかり冒険者らの世話役と化す。 ・蜻蛉     二十歳くらいの美しい女性。色白で髪は濡れ羽色、ほっそりとした柳腰。 ・胡散臭い住人     「あの門の先は地獄に通じておる。行くならば一切の望みを捨てろ」     「夜になると外の者が死体を放り込んでいく、だからあの中は死体の山さ」 ・豆たぬき     ・・・多分いない。

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