「妖怪荘」(2005/07/16 (土) 14:38:14) の最新版変更点
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右京にある魑魅魍魎が蠢くという噂のある一町、四十丈約(121m?)四方の住居。
壱~四の門があり、余所者は壱の門しか入れない。
他の門の中には鬼が居るとの噂。
**第一話 妖怪荘・一 潜入
検非違使も避けて通ると言われる吹き溜まり。妖怪が居るとも盗賊の巣だとも噂される妖怪荘。
その実態調査を任された4人の冒険者が妖怪荘に挑んだ・・・はずだったが、誰も妖怪荘に入れないでいた。
妖怪荘にはぱっと見、入り口も窓もなく、器物破損で不法侵入でもしなければ踏み込む事もできず、ギルド員に嫌味を言われつつ思案する一行の後ろに現れたのが「水干姿の少年」だった。
少年の案内で、どうにかこうにか潜入に成功し、次に出会ったのが「道服の老僧」。
老僧はこの場所を「壱の門」と言った。余所者が入れるのは壱の門のみらしい。
(調査をスムーズに行う為に)この住居のヌシに会いたいと言う一行の話を聞き入れ、次に来た時までに話をつけておく、と言った。
・水干姿の少年
変わった話し方をする10歳前後の童。挙動不審な冒険者を目撃したにもかかわらず、妖怪荘内へ招きいれてくれた。
・道服の老僧
黒染めの道服を着た老人。
・ヌシ(赤泥)
妖怪荘壱の門を仕切る主。鼠を大事にする鼠の物の怪だという。
**第二話 妖怪荘・弐 壱の門
「ヌシと連絡がついたぞ‥‥」
道服の老僧から連絡がつき、案内された冒険者(8人)。
友人です、そのまた友人です、とヌシに自己紹介するが、妖怪荘と言う場所は、そんな事はどうでもいいらしい。
「邪魔をするな」 「詮索をするな」
これを守れば後は何をしても構わず、自由に住め、とのお墨付きをもらう。
とはいえ詮索するのが仕事、各自思い思いの行動をする冒険者だった。
・“鉄鼠”のあかどろ
壱の門のヌシ。長屋と長屋の屋根に通された通路の上に鳥居を拵えて、その奥の小さな、犬小屋のようなほこらが住まい。豪華な金襴の袈裟を纏う。ネズミ顔の人間。
年寄りの冷や水は本当に飲んだのだろうか?
・水干姿の少年
酒は飲まない。「門の向うは鬼が出る」
・道服の老僧
すっかり冒険者らの世話役と化す。
・蜻蛉
二十歳くらいの美しい女性。色白で髪は濡れ羽色、ほっそりとした柳腰。
・胡散臭い住人
「あの門の先は地獄に通じておる。行くならば一切の望みを捨てろ」
「夜になると外の者が死体を放り込んでいく、だからあの中は死体の山さ」
・豆たぬき
・・・多分いない。
右京にある魑魅魍魎が蠢くという噂のある一町、四十丈(約121m?)四方の住居。
壱~四の門があり、余所者は壱の門しか入れない。
他の門の中には鬼が居るとの噂。
**第一話 妖怪荘・一 潜入
検非違使も避けて通ると言われる吹き溜まり。妖怪が居るとも盗賊の巣だとも噂される妖怪荘。
その実態調査を任された4人の冒険者が妖怪荘に挑んだ・・・はずだったが、誰も妖怪荘に入れないでいた。
妖怪荘にはぱっと見、入り口も窓もなく、器物破損で不法侵入でもしなければ踏み込む事もできず、ギルド員に嫌味を言われつつ思案する一行の後ろに現れたのが「水干姿の少年」だった。
少年の案内で、どうにかこうにか潜入に成功し、次に出会ったのが「道服の老僧」。
老僧はこの場所を「壱の門」と言った。余所者が入れるのは壱の門のみらしい。
(調査をスムーズに行う為に)この住居のヌシに会いたいと言う一行の話を聞き入れ、次に来た時までに話をつけておく、と言った。
・水干姿の少年
変わった話し方をする10歳前後の童。挙動不審な冒険者を目撃したにもかかわらず、妖怪荘内へ招きいれてくれた。
・道服の老僧
黒染めの道服を着た老人。
・ヌシ(赤泥)
妖怪荘壱の門を仕切る主。鼠を大事にする鼠の物の怪だという。
**第二話 妖怪荘・弐 壱の門
「ヌシと連絡がついたぞ‥‥」
道服の老僧から連絡がつき、案内された冒険者(8人)。
友人です、そのまた友人です、とヌシに自己紹介するが、妖怪荘と言う場所は、そんな事はどうでもいいらしい。
「邪魔をするな」 「詮索をするな」
これを守れば後は何をしても構わず、自由に住め、とのお墨付きをもらう。
とはいえ詮索するのが仕事、各自思い思いの行動をする冒険者だった。
・“鉄鼠”のあかどろ
壱の門のヌシ。長屋と長屋の屋根に通された通路の上に鳥居を拵えて、その奥の小さな、犬小屋のようなほこらが住まい。豪華な金襴の袈裟を纏う。ネズミ顔の人間。
年寄りの冷や水は本当に飲んだのだろうか?
・水干姿の少年
酒は飲まない。「門の向うは鬼が出る」
・道服の老僧
すっかり冒険者らの世話役と化す。
・蜻蛉
二十歳くらいの美しい女性。色白で髪は濡れ羽色、ほっそりとした柳腰。
・胡散臭い住人
「あの門の先は地獄に通じておる。行くならば一切の望みを捨てろ」
「夜になると外の者が死体を放り込んでいく、だからあの中は死体の山さ」
・豆たぬき
・・・多分いない。
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