No. 4 水のアミュレット(魔法のアイテム)
▶ 考察
アミュレトシリーズ、水。多分に漏れずカード点6点で居残りの《発揮》効果持ち。
で、その効果。水系のカードに多い魔力を得るカードを持つが、得た魔力をリザーブではなくこのカードの上に保管して置けるのが特徴。
リザーブではないため、リザーブの上限(通常7個)に縛られずに確保できるので、多くの魔力を確保した上でのコンボが狙える。また、リザーブを対象とした効果、『夢の薬』の「リザーブの魔力を全て捨てる」等の対象とならないのも強み。
ただ、逆に『クシディットのランプ』の恩恵を受けることも出来ないので注意。
得られる魔力は4個なので、単純に1個3点で変転したととして12点。これにカード点を足せば18点の価値はほぼ保証されたカード。それだけで『土のアミュレット』より高得点。ただ、基本的には召喚コストなどに利用した方が、高効率。
そういう意味では期待値はさらに高い。
ただ、問題は、手に入れた魔力を即座に消費するべきか否か。むろん、即座に消費して高得点化されるならそれに越したことはない。ただ、その特徴(保管できる)から、早めに召喚して置いて、後で活用した方が伸びしろはある。(ボーナスを消費した一挙変転で高得点など)
しかし、一方で将来の活用法を見越して、得る魔力の色を先に選択しなければならないため、結果的に吉と出るか凶と出るかわからない。
先を見通す力を問われるカード。失敗すると18点を下回るような結果に終わることも。
正直、余り欲張らずにシンプルに召喚コストとして即時使用か、変転に決め打ちで同色4個の魔力を確保しておく方が失敗がないかも ~( ̄▽ ̄)~ ←へたれ
で相性の良いカードは・・・4色魔力を必要とする重コストの『時の砂時計』や『壮大の錫杖』とは好相性。先見の明があるなら、召喚補助カードとしても優秀なので『春の杖』も良い。
変転狙いなら当然『イオの財布』は安定の底上げ。
一方の相性の悪いカード・・・(-ω-;)ウーン、そんなにないけど、『首長のアムサグ』で戻すときは上に乗った魔力も消滅するので、自分で使う場合は魔力を上手く使い切ってから発動させたい。
使用タイミングは、召喚補助として使うなら1年目が良い。ただこのカード自身も召喚レベルを食うので、召喚レベル上昇に注意を払う必要がある。(この意味で『知識の薬』や『呪われしエイラスの論書』に一歩劣る)
決め打ち以外なら、2年目、3年目に回してもかまわない。むしろその場の状況で魔力を選択しやすいので、後半に回すのも十分アリ。何時ドローで引いてきても使い勝手が悪くないのはメリット。
ドラフトでの優先順位はだいたいC~D (4〜7枚目)くらいかな?
全体的に使い勝手は良いが、サポート向きなので優先度はそこそこ。
主力を張れるカードではないので、少し後回しになりがち。
でも、まぁ、色々便利なので結構中位で奪い合いになる(気がする)。
良く、「あぁ、取っとけばよかった」ってなってしまうw
色々使いごなしがいはありそうだが、シンプルな調理法の方が安心安定の秀作の一品。
と思う、今日この頃w
▶ 関連
『夢の薬』『クシディットのランプ』『土のアミュレット』『時の砂時計』『壮大の錫杖』『イオの財布』『首長のアムサグ』『知識の薬』『呪われしエイラスの論書』