夢の薬

No.24 夢の薬(魔法のアイテム)

【コスト:風風】【得点:0】
《起動》夢の薬を生贄にし、あなたのリザーブの魔力トークンをすべて捨てる:あなたの手札のパワーカード1枚をコスト無しで場に出す。

・「召喚」ではなく「場に出す」のため春の杖などの恩恵は受けられない。

▶考察
英語に直訳すると「ドリーム・ドラッグ」、、、どう考えてもヤバいΣ(゚Д゚; イラストは猫か兎っぽい、何かが薬から呼び出されてる、召喚補助系の薬シリーズ。
このカードを生贄にして、好きなカードをコスト無しで出すことが出来る。
一方で、リザーブの魔力トークン全てを失うという強烈な代償付き。やっぱヤバいわ~(;´Д`)

コスト無しでカードを出せるのは非常に魅力的だが、このカード自身は点数を生み出すわけでもなく、
リターンに対し、代償の重さの方がキツイと、イマイチ低評価だったカード。
が、最近いろいろ考えると見直すべきではないかなぁ? と思い始めているけど、やっぱり答えが出てないw

まずリターン。手札のカード1枚をコスト一切無視で場に出す効果。
これはまず問答無用に強い。エオリスのルーン方体を出せば30点。
普通に出すより20点お得なので、このカードの効果で20点を稼いでいるということ。
クシディットのランプなら魔力コスト6個分を踏み倒せるので、単純に最高率変転で18点分のお得。
実際の魔力のキープ難度などを考慮すると、もっと儲けている。25点分ぐらいはありそう(体感w)。
まぁ、それ以外のカードとの組み合わせでも4つ魔力のカードあたりなら、単純12点。+α(体感値)
決して低いリターンではない。
ただ「召喚」でないので、コンボが組みにくいという弱点はあるが、アルカノ蛭の対象外なので、良し悪し。

一方のリスクというか、コスト。
まずこのカードのコストが風2つ。重くはなく、運命の手などでコスト補助があると運用は軽い。
しかし、微妙に1年目の水の季節で揃えるには難易度高め、というか季節ダイスの運しだいが強い。
あと、何よりリザーブの魔力を全破棄というのがキツイ。
この効果を使うにはタイミングが非常に重要というか、制限があるということ。
むろん変転で使い切る、召喚コストに使い切る、など対応策はいくらでもある。
あるにはあるが、それがこのカードを使用したいタイミングと、そうそううまく合うとは限らない。
ここがこのカードの評価を悩ましくさせてる大要因。

このカードが大きな恩恵を生み出すのは、2つのケース。
1つは、前述の高得点&高コストカードとの組み合わせ。具体的にはルーン方体とランプ。

2つめが、高コストで、かつ最序盤に出したいカードの召喚補助として使える場合。
時の砂時計、春の杖、運命の手、イジャンの忘却の壺あたりが筆頭か。
コストが重いうえに、早期召喚が求められるため、夢の薬でそれに成功することが出来れば、
単純なコストを上回る成果を生み出した事になる。おおよそボーナス1回分ぐらいの仕事をしたに近い。

とは言え、この使い方で問題になるのが、魔力消失のリスクと、序盤に風2つの魔力を確保できるのか? という不安定さ。
運よく風2つを水~土の季節でゲットできたとしても、その時点で他にもそれなりの魔力を確保出来ていたとすると、、、
非常に悩ましぃ(-ω-;)ウーン

しかも、この目的で夢の薬を使うということは、当然1年目にセット。さらにもう1枚は確定なので、
ドラフト・カードで1年目に準備できる枠はあと1枚しかない。
激戦区と言って良い、1年目のカード枠を占め、その上で、上記の召喚補助としての目的に失敗したりするとなかなか手痛いことになる。
当然、2年目以降の計画にも影響が出るのは必至。
かなりのハイリスクハイリターンになりやすい。

とは言え、いったん出してしまえば、どんな重いカードを後から引いて来ても。これでほぼ確実に賄えるというのは十分な恩恵。
自身が生贄になるため、アルゴスの悪魔などで召喚レベルを下げられたりしない限り大丈夫。

この辺りを考慮すると、早期召喚に期待する場合でも、期待程度にとどめ、最後の保険として運用するのが良さそう。
むろん、1年目のカードとして占有するデメリットは甘んじて受け入れたうえで。
それでも、ゲーム中にルーン方体やランプを引いてくれば、十分に元が取れる。

運試し要素はあるが、その他に中盤以降の高コストカードを確保して置けば、そっちに使っても良い。
壮大の錫杖とかね(・∀・)ウン!!
とは言え、両天秤にかけるということは、片方がうまく行った場合、もう片方のフォローが必要ということ。
高コストカードを取り過ぎれば、当然後々魔力確保の問題が発生する可能性が高い。

ドラフトでの選択。途中の季節ダイスでの、召喚レベルとカードドローの調整。
普段より、より高いレベルでの運用センスが問われることになるだろう。
上手く使いこなすにはかなり難度の高いカードと言える。まぁ、ルーン方体とセットで取れたときは、そう心配ないけどw

というわけで相性の良いカード。
ルーン方体。続いてランプ。この辺は安定。
特にルーン方体は点数が高いうえに、他の使い方をした場合でも普通に召喚しやすいのが良い(点数は落ちるけど)。
他は高コストカードだけど、、、まぁ、コレっと特定するものはない。他のカードとの組み合わせで。

一方で相性の悪いカード。アルゴスの悪魔こと大魔王様は使われるときつくなりやすいが、能力で出すカードとしては相性は悪くない。
見えたとき、あんまり相手に渡したくないカード。でも大魔王様、自身が人気ないしなぁwww

使うタイミングは、カードとの組み合わせ次第で早期召喚補助目的なら1年目。
確定コンボがある場合は3年目でも良いと思うが、臨機応変な対応を考えるなら2年目あたりの早めの召喚が有利。
なかなか悩ましい。

ドラフトの優先順位は、C~D(5~7枚目)かなぁ~(-ω-;)ウーン、悩ましい。
いや、特に人気ではないんだが、微妙に最後まで残るようなカードでもない。
むろんコンボ確定の時は早めに確保したい。
ただこのカード自身はあくまでサポートカード。得点源カード尾が優先される。
使いこなしてみたいんだけどねぇ、なかなかおいしく使えたためしが少ない。
いや、でも可能性は秘めてる気はするんだよなぁ。ちょっと今後チャレンジしていきたいカードの1枚w
(゚д゚)(。_。)ウン、難し、面白いカードではある。

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最終更新:2017年09月03日 22:20
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