No. 6 春の杖(魔法のアイテム)
▶ 考察
得点源カードの中でも、得点力と安定性が高く、使い勝手が良い。
通常、ドラフト後の手札は9枚からスタート。
と言うことは、最初にこのカードを召喚すれば、普通に召喚して最低でも8枚×3点=24点を稼ぎ、カードの素点(9点)も加えて33点になる。
『首長のアムサグ』で回収再召喚をしたり、ドロー系で召喚数を増やせば当然さらに点数を伸ばすことが可能。
もちろん季節ダイスでは召喚レベルの上昇と、カードのドローを狙って行く。
似たような倍率3点(「魔法のアイテム数×3)を稼げる『壮大の錫杖』と比べても、得点力はこちらが上。
ただし、最序盤から手の内を見せた上で得点を稼ぐ必要があるため、妨害を受けやすいという弱点もある。
特に『破壊者ケアン』『深き眼差しのタイタス』などに狙われやすいので、最終的な得点力はその状況次第。
とは言え召喚カードを増やしていけばその分カード素点も増えるため、どちらにしても得点源カードの筆頭の一つになるのは間違いない。
相性の良いカードは召喚数を伸ばす系統のカード。
ドロー系の『火のアミュレット』や召喚レベルも上げれる『力の薬』。
召喚コストを軽くできる『運命の手』に、点数に加えて魔力を確保できる『イジャンの忘却の壺』。
あとは疑似的に召喚数を稼げる『首長のアムサグ』。
召喚回数がポイントなので、レベル圧迫を防ぐ目的で生け贄にできる「薬」系の「魔法のアイテム」
ケースによるが『竜の髑髏』で一気に召喚レベルに余裕を作る手もある。
ただこの場合は『ラグフィールドの兜』とは組み合わせにくい。
一方相性の悪いカードは召喚した数だけクリスタルを奪われる『アルカノ蛭』を使われること。
でも、1枚ごとに3点を稼げるため、召喚不能に陥ることはないし、相対的には1枚あたり+1点になり、厳しくはなるが、2枚出されない限りは十分やり合える。
カードを「召喚」ではなく「場に出す」効果のため点数に繋がらない『水晶球』『神聖の杯』はコストも重く、噛み合わせが悪い。
ちなみに『夢の薬』はコストも軽く、レベルも圧迫しないので、上手く使いこなせればそう悪くはない。
使用タイミングは、効果を考えるととにかく1枚目に出したいので、当然1年目。
ただ、土3つの魔力は季節ダイスだけで確保しようとすると結構厳しいので、ボーナスを使うか、魔力獲得系のカードを1枚先に使用するのも手。ボーナスでー5点されることを考えたら、先に1枚出すことで3点損をする方がマシではある。まぁ、手札と季節ダイスしだい。ただ、戦略の基盤になりうるカードなだけに『春の杖』の召喚を助けるカードを1年目に集中しておきたい。
なお、ドラフトで『春の杖』『春の杖』『知識の薬』が1年目に揃ったときは、結果はどうあれ勝ちの気分。(/・ω・)/わひょーい!
そして多分、これで勝てなきゃ、何かがおかしいw
あと他に急いで出すカードが無ければ、とにかく条件が揃うまで我慢して、季節ダイスは召喚レベルとドローを中心に狙い、溢れない程度に魔力を高効率で変転しておくのも手。で、2年目の土の季節で一気に大量召喚を狙うという荒業も。まぁ、かなりの無理技ではあるけど(・∀・)
※魔力を溜めて置ける『暴食の大鍋』1枚だけ召喚して置くとかなら、現実的。
ドラフトの優先順位はA(1〜2枚目)クラス。
他によっぽど良いカードが無ければ抑えたいカード。
なお、1枚目で『アルカノ蛭』を確保していた時は、スルーも可。
でも、『アルカノ蛭』と『春の杖』の組合せは十分強いので、両方取る方が正解かも。
『フェアリー』が怖くないというのもメリット。
で、個人的な感覚だが、一般的には、意外とこのカードが取られるのがやや遅い気もする。
充分な得点源になって、他の得点獲得カードともバッティングしにくいので、筆頭候補だと思うけど、召喚コストの重さが躊躇わせるのかな? (-ω-;)ウーン
このカードを選択したら戦術が絞られ、他のカードは極力コストの軽いカードを選択しないといけないのも要因かな?
▶ 関連
『神聖の杯』『夢の薬』『水晶球』『首長のアムサグ』『破壊者ケアン』『深き眼差しのタイタス』『火のアミュレット』『力の薬』『竜の髑髏』『ラグフィールドの兜』『アルカノ蛭』『知識の薬』『暴食の大鍋』『フェアリー』