No. 5 イシュターの天秤(魔法のアイテム)
▶ 考察
困り顔の爺様の天秤。基本ドラフトで最後まで残っているw
ただ、個別カードの考察をしていると、どうにもこのカードの名前が頻発するので、まぁ、触れずにはいられまい(・ω・)うに
まずカードの価値。コスト2点。点数4点。
2点しか得しない。むしろ使うレベルがもったいないぐらい。
効果。「起動」で、同一の魔力3つを9点に。魔力1個当たりの変転効率は3点。通常の季節変転の最大値に等しい。こう聞くと、効果は結構いい気も。
ただ、同一魔力3個を消費しなければならないというのが、結構問題。通常のリザーブ7個中3個を消費、しかも同一3個のため、これをやっていると、通常の召喚に魔力を使うのが難しくなる。
このゲームでは、基本的に魔力は変転するよりカードを召喚した方が効率が良い。
魔力3個で召喚できるカードなら、普通に10点以上の得点を持つカードが多い & 特殊効果付き。
そして「起動能力」。このゲーム攻略を考える上で中心に置かざるを得ない『フェアリー』に弱い。
燃費的には1魔力=2点にグレードダウン。
※3魔力→9点。『フェアリー』で-1点。相手が+2点で、相対的には魔力3個消費して6点相当。
(-ω-;)ウーン、どうもネガティブな評価ばかり思い浮かぶ。
でも、『フェアリー』無しの場で、かつ特殊な状況なら、意外と良いのよ、このカード。
要は召喚に使うのと別の魔力が定期的に余るような状況。
具体的には、
1.残ってるカードの魔力コストが低い。
※ドラフト選択。配布カードにドロー系が少ない。
2.カードが切れて、変転ぐらいしかやる事がない。
※1.に加えて、ドローダイスも引けない。
3.魔力を補充するカードがいっぱいあって、魔力が余る。
※『イジャンの忘却の壺』『物乞いの杖』etc.
こういう状況だと、魔力は余っているんだけど、変転ダイスが取れなくて魔力が溢れて捨てる羽目に。
もしくは、どうにか変転ダイスを取れても低効率(1~2点)で変転せざるを得ないとか。
それが、このカードがあると条件(同一魔力3つ)はあるものの、意図的に変転を高効率で出来るというのは、実はかなりの強みになる。特に変転ダイスを取りにくい状況などで恩恵が大きい。
で、相性の良いカード。
とりあえずリザーブ数を増やして変転チャンスを増やせる『魔法の秘本』
召喚のたびに魔力の余裕ができやすい『イジャンの忘却の壺』『運命の手』
条件付きで好きな魔力を獲得できる『時の砂時計』『物乞いの角笛』
あと、地味に有効なのが得点を使いつつも同一魔力3つを確保しやすい『季節の鏡』。
1魔力3点で変転すればだいたいプラスになる。
あと変転ダイスをランダムにする代わりに点数を稼ぐ『悪意のダイス』。
当然、1回に付き得点+3(魔力3個変転で+3)の『イオの財布』も相性は抜群。
このあたりの絡みが多いのはこのカードの魅力かな?
で、相性の悪いカード。
まず、相手に『フェアリー』を使われること。これで、ほぼ微妙~(-ω-;)ウーン。
他は魔力を定数確保したい『驚愕の箱』
よっぽど効率良いぞ!『破壊者ケアン』
人気の無さも効果もかぶってないかい?『命の薬』
魔力足んねえって。『クシディットのランプ』
とか、この辺? まず、『フェアリー』に弱いのがなぁ・・・で、点数超低いしw
使用タイミングは、魔力の余裕ができやすい2〜3年目。手持ちのカード次第で魔力があまりそうなら2年目から積極的に。コスト高めのカードが残るなら3年目からの使用でも十分。
まぁ、このカード自体の召喚条件が楽なのは助かる。
ドラフトの優先順位は一般評価でE(8〜9枚目)。
まぁ、だいたい最後まで残っているよねー(/・ω・)/わしょーい
効果は決して駄目ではないんだが、使い勝手は難しい。死にカードになった場合に点数低いのがね。
で、個人的評価は周りより高い(と思う)とはいえ、D~Eクラス(7〜9枚目)かなぁ…。
だって、わざわざ取らなくても回ってくるもんw
それでも、取るかどうか状況次第だったりする(・∀・)
意外と悪くないカードだよ。ほんと、ほんと。
でも、使い方はやや難しめなので、レッツ、チャレンジ!
▶ 関連
『フェアリー』『魔法の秘本』『イジャンの忘却の壺』『運命の手』『時の砂時計』『物乞いの角笛』『季節の鏡』『悪意のダイス』『イオの財布』『驚愕の箱』『破壊者ケアン』『命の薬』『クシディットのランプ』