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プライミング効果まとめ(脳の性質)

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匿名ユーザー

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ある教授が” 心配した 古い 寂しい しわだらけ” といった言葉が並ぶ 簡単なテストを実施しました。
単なる語学力のテストかと思いきや 実際は脳内の無意識に働きかけ 歳をとった状態について考えさせるように仕向ける実験だったのです。

その結果テストを終えて帰る頃には老人の様な 歩き方になってしまったんだそうです。

これは ジョン・バージという 優秀な心理学者が考えたもので 
プライミング実験というそうです。

同じような実験を他にも試していて ”強引 大胆 無礼”といった言葉が並ぶテストをした学生達と ”尊敬 感謝する 従う” といった言葉を並べたテストを実施した学生 にわけ テストが終われば 別の部屋で待つ担当者に話し掛ける。 (その際、担当者は助手と話しこむように指示されている) 学生が 担当者と助手の話しに割って入るまでの時間の違いを見るという実験を したそうです。

数秒程度の差かと思いきや 結果は驚くべきもので、無礼系の単語を見た学生が 5分も持たなかったのに対して、お行儀形の単語を見た 学生の82パーセントが10分立ってもさえぎろうとしなかったんだそうです。
無意識の中でいかに多くの事が行われているかを検証し、その結果

人間は自発的に行動しているように見えて、実は無意識の影響を強く受けていることを 証明した実験だったのです。
<参考:詳しくは→をどうぞ。:第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
M・グラッドウェル 沢田 博 阿部 尚美
4334961886

二人のオランダ人研究者がある実験をしました。

学生の半分には教授になるということについて考えさせ 、もう半分のグループにはフーリガンになるということについて考えさせました。 その時に頭に浮かんだことをすべて書き留めるよう指示しました。

その後難問ばかりあつめたクイズを解かせたところ 教授について考えたグループの正解率が55、6%だったのに対して

フーリガンについて考えたグループの正解率は42,6%だったんだそうです。

教授のグループはフーリガングループよりも 頭がよかったわけではありません、単に頭がよくなったと感じただけ。それだけの違いなのですが

55,6%と42,6%の差は合格と不合格をわけるぐらい大きいものでした。

以下は個人的な見解になります。

プラス思考とも関係があるのでは?
意識してプラスに考えている間はなかなか効果が現れないでしょうが、普段から物事をプラスに考える癖をつけることで 無意識にも効果影響を与えるのでは?

マーフィーの法則とも関係ある?
成功本が好きな方ならマーフィーの法則はご存知だと思います。
簡単に説明すると、寝る前に自分が成功してるイメージを思い描きつづければ 現実の世界でも同じ事がおこる 、こんな感じだったと思います。
このマーフィーの法則もプライミングの効果を利用しているのではないでしょうか? 寝る前にイメージすることによって無意識に働きかけやすくなります。 試験で緊張しやすい人なら落ち着いているイメージを無意識にインプットしていけばいいはず。 いずれにしても無意識と言うのはすごいですね。
メモリーツリー

に関して言えば複数の関連する言葉をつなげてやることで一つのイメージとして 印象づけることができる。(” 心配した 古い 寂しい しわだらけ”といった言葉で 老人の行動をとらせたように)

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