今日読んだSF/FT/HRの感想@SF板まとめページ
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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匿名ユーザー
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九年目の魔法
667 名前: トリフィド 03/03/04 01:01
『九年目の魔法』 D.W.ジョーンズ
『九年目の魔法』 D.W.ジョーンズ
ミステリー仕立ての不思議話。
しかしこの世界観って、アチラの文化圏特有で、アチラの文化圏
ではおなじみのものなんでしょうね。形は違えど、例のアレや例
のナニが次々と出てくるって感じなりか?
しかしこの世界観って、アチラの文化圏特有で、アチラの文化圏
ではおなじみのものなんでしょうね。形は違えど、例のアレや例
のナニが次々と出てくるって感じなりか?
その世界観を説明なしに前提としているので、おそらく日本の読者と
英国の読者とでは、全く異なる接し方をする本なのだろうな。
英国の読者とでは、全く異なる接し方をする本なのだろうな。
わたしも、先だって、フィーストの『フェアリー・テール』を
読んでいなかったら、読後感は「なんのこっちゃ?」だったかも
しれん。
読んでいなかったら、読後感は「なんのこっちゃ?」だったかも
しれん。
正しく受容するためには、ある種の素養を必要とする作品なり。
7点くらい。
ダークホルムの闇の君
575 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/12/22 20:51
「ダークホルムの闇の君」創元推理文庫
地味な表紙とは違って、ファンタジーの持つイマジネーションの豊かさと、
一方でそれにリアリティを与える描写が面白かったです。
基本はドタバタなんだけど、悲劇的な要素や、現在主流のエピック的な
ファンタジーに対するあてこすりもあって、すごくイギリス的な諧謔にみちてるように思います。
ハヤカワの「疾風魔法大作戦」がツボにはまった人なら即買っても良いのでは
ないかと。
「ダークホルムの闇の君」創元推理文庫
地味な表紙とは違って、ファンタジーの持つイマジネーションの豊かさと、
一方でそれにリアリティを与える描写が面白かったです。
基本はドタバタなんだけど、悲劇的な要素や、現在主流のエピック的な
ファンタジーに対するあてこすりもあって、すごくイギリス的な諧謔にみちてるように思います。
ハヤカワの「疾風魔法大作戦」がツボにはまった人なら即買っても良いのでは
ないかと。
577 名前: 575 02/12/23 14:16
「ダークホルムの闇の君」
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 作
浅羽葵子 訳
創元推理文庫
他に同文庫から「九年目の魔法」「わたしが幽霊だった時」が出ている模様。
そちらは未読なのでアレですが。
「ダークホルムの闇の君」
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 作
浅羽葵子 訳
創元推理文庫
他に同文庫から「九年目の魔法」「わたしが幽霊だった時」が出ている模様。
そちらは未読なのでアレですが。
トニーノの歌う魔法
15 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/04/11 23:30
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「トニーノの歌う魔法」
クレストマンシー・シリーズの邦訳4冊目。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「トニーノの歌う魔法」
クレストマンシー・シリーズの邦訳4冊目。
この作者はほんとにキャラクタ作りが上手いね。
ちょっとした所作や言動の描写で的確にそいつがどんな奴か判る。
しかも一癖ありげな連中ばっかりで楽しいったら。
シリーズ4作のなかでは2番目に好き。
ベンヴェヌートみたいな猫と懇意になりたい。
8点。
ちょっとした所作や言動の描写で的確にそいつがどんな奴か判る。
しかも一癖ありげな連中ばっかりで楽しいったら。
シリーズ4作のなかでは2番目に好き。
ベンヴェヌートみたいな猫と懇意になりたい。
8点。